こんなお悩みに答えます。
色違いや限定に惹かれてつい買ってしまう化粧品。
気づいたらほとんど使っていないアイテムが増えている方も多いはず。
この機会にコスメを見直して、メイク時間をもっとハッピーにしちゃいましょう!
もくじ
化粧品を断捨離する基準は8つ!
なかなか化粧品を断捨離できない人は、以下の8つの基準を参考にコスメを見直してみましょう。
- 使用期限が過ぎているもの
- 使用頻度が低いもの
- 使用感が悪いもの
- 色が似合わないもの
- 複数あるもの
- リピートしようと思わないもの
- 溜まっているサンプル
- 付属品が必要なもの【ミニマリストを目指す人向け】
思っていたよりも手放せるアイテムがたくさん見つかるかも?
それではさっそく、レッツトライ!
①使用期限が過ぎているもの
化粧品には使用期限があることを知っていましたか?
パッケージに記載されていないからといって、使用期限がないわけではありません。
化粧品の使用期限は、未開封の状態で3年、開封後は1年以内と言われています。
もっと厳密にいうと、開封後はパウダー系は1年以内に、リキッド系は半年以内に使い切るのが目安です。
使用期限を大きく過ぎてしまったものは、酸化が進み肌トラブルを引き起こす原因にもつながるので要注意です。
期限を過ぎたコスメを使用したからといって必ずしも肌荒れするわけではありませんが、やはりお肌の健康を考えると使用期限の目安は覚えておくことをおすすめします。
②使用頻度が低いもの
気分転換のときにしか使わないコスメや、1年以上使っていないコスメはありませんか?
毎日のメイクで使用する定番アイテムはどんどん減っていきますが、たまにしか使わないものはなかなか減りませんよね。
限定のクリスマスコフレや友人にプレゼントでもらったコスメなどは、使う機会があまりないという人もちらほら。
使用頻度が低いものは減りにくいので、捨てるタイミングが分からず取っておく人も多いです。
そのような化粧品は、使用期限が過ぎて肌にダメージを与える原因になりかねないので、手放すことをおすすめします。
普段から使わないアイテムであれば、手放してしまっても案外後悔はしないので安心してください。
私もコスメの断捨離では使用頻度を重視して手放すアイテムを決めていますが、今まで後悔したことは一度もありません。
③使用感が悪いもの
化粧品の使用感が悪いと、せっかくのメイクでも気分が落ちてしましますよね。
「なんとなく好みの質感じゃない…」「肌に合っていないみたい…」「違和感がある…」「肌荒れしちゃう…」
そんな風に感じた化粧品は、無理に使い続けずに手放してしまいましょう。
化粧品の使用感は、好みだけではなく肌質や季節にも大きく関係しています。
季節によって使用する下地や日焼け止めを変える人が多いのもそのためです。
使っていて心地よく使えているか、自分のお肌と相談しながら化粧品を選別してみてください。
④色が似合わないもの
コスメはパーソナルカラーをもとに色を選ぶと失敗しにくいと聞いたことはありませんか?
似合う色でメイクをするだけで、顔色や表情が明るくなって印象が良くなります。
使っていて血色が悪く見えたり、白浮きして見えるようなコスメは肌の色に合っていない可能性がありますので、この機会に手放してしまうのがおすすめです。
自分のパーソナルカラーが知りたいという方は、診断を受けてみましょう。
今はネットでも気軽にパーソナルカラーをチェックできるので、自分に似合うカラーが分からないという人は、試しに診断してみてはいかがでしょう。
⑤複数あるもの
似たような色の化粧品をいくつも持っていませんか?
細かなニュアンスまで調整してメイクをする人にとっては必要なアイテムかもしれませんが、特に厳密に区別して色を使い分けているというわけではない場合は、似たような色のアイテムは手放してしまっても後悔しません。
似たような色をたくさん持っていても、前に買ったアイテムは使わなくなり、新しく買ったアイテムばかり使うようになりますからね。
新しいものを買ったら、似たような色のコスメは潔く手放して、気持ちよく新しいコスメを使いましょう。
特にミニマリストを目指している方は、複数あるものは最小限の量に抑えるつもりで断捨離に臨みましょう。
⑥リピートしようと思わないもの
今使っているコスメの中に、リピートしようと思っているものはありますか?
定番コスメは自分に合ったものを使っている人が多いので、なくなったら買い足す場合がほとんどでしょう。
ところが、たまにしか出番のないコスメたちは、使い切りコスメになる場合が多いです。
もし使っていてあまりテンションが上がらないものだったり、無理に使い切ろうとしているアイテムがあれば、この際手放してしまうことをおすすめします。
もとを取ろうという思いで使っていても、気分が上がらないコスメは自分の価値を下げてしまいますからね。
後ろめたさは感じるかもしれませんが、手放してしまえば意外とあっさりと忘れてしまうので、思い切って手放してみましょう。
⑦溜まっているサンプル
使わずに溜まっているサンプル品はありませんか?
無料だとついもらってしまいがちですが、意外と使わないんですよね、サンプルって。
本当に購入を検討している商品のサンプルであればもらって使ってみる価値はありますが、使わずに溜まっているサンプル品は、今後も使うことはないでしょう。
使っていないものはないのと同じですからね。
もともと無料でもらったものなので、思い切って手放してしまうと気持ちもスッキリしますよ。
⑧付属品が必要なもの【ミニマリストを目指す人向け】
ミニマリストを目指したい人は、付属品が必要なアイテムは断捨離してしまうのがおすすめです。
例えば、シャープナー(削り機)が必要なペンシルやブラシが付属していないチークなど。
付属品を別で購入する必要のあるコスメは、収納ケースやポーチがかさばる原因にもなります。
ミニマリスト的には、持ち物が増えるアイテムは極力持ちたくないので、付属品が必要なコスメは好みません。
もし今後、最小限のアイテムでメイクすることを目標にしている人は、付属品がセットになっているアイテムを選ぶことをおすすめします。
メイクツールも見直そう【忘れがち】
最後に、忘れがちなメイクツールも見直してみましょう。
パフやスポンジ、ブラシなどは化粧品ごとに変えている人も多いはず。
断捨離する基準としては、使い倒してボロボロのもの、あまり使っていないもの、同じ用途でたくさん持っているものを手放してみましょう。
お気に入りのものが数点あれば、十分に足りるはずですからね。
化粧品を断捨離できないときの対処法3選!
「まだ使えるし…」「もったいない」「手放して良いコスメが分からない」「使ってないけどお気に入りだから…」
こんな風に、なかなか断捨離の基準だけではコスメを手放せないという方への対処法もご紹介します。
一気に手放すのが苦手な方も、少しずつ手放せるようになりましょう。
メルカリを活用する
「まだまだ残っているのに捨てるのはもったいない」と感じる人は、メルカリなどのフリマアプリを使うのがおすすめです。
メルカリでは、使いかけの化粧品でも買い取ってくれる人がたくさんいます。
ちょっと試しに使ってみたい人にとって、安くお試しできるのは嬉しいですからね。
出品の際には、購入時期や残量などを商品説明欄に記載するようにしましょう。
後々のトラブル防止につながります。
あとは、できるだけ綺麗な状態で出品するように心がけると、購入者に喜ばれるのでおすすめです。
収納を減らす
コスメの量がかなり多いという場合は、コスメを断捨離する前に収納ケースの数を減らすことをおすすめします。
どのくらいの量までコスメを減らしたいのかを大まかに決めて、余った収納を手放しましょう。
不思議なことに、収納を減らすだけでコスメも減らせるようになるんですよね〜。
人はゴールが見えると、自然とそれに向かって足を進めてしまうんでしょうね。
ぜひ思い切って収納ケースを減らしてみましょう。
定番アイテムと使わないアイテムを分別する
普段使っている定番アイテムとあまり出番のないアイテムを分別して断捨離するのも非常におすすめです。
やり方は簡単です。
まず全てのコスメを1つのケースにまとめ、実際にメイクで使ったものだけを別のケースに移していきます。
1週間、1ヶ月しても使わずにケースに残ったコスメを断捨離していきます。
使っていないアイテムが一目瞭然なので、迷わずに手放せるはずです。
お試しあれ。
使わない化粧品を買わないための注意点
「せっかく断捨離したのにまた使わないコスメが増えた…」
という事態にならないよう、コスメ選びのコツを2つご紹介しますね。
衝動的に買わない
使わない化粧品を増やさないためにもっとも重要なことは、衝動的に買わないということです。
特に一目惚れしたものや流行りのコスメなんかは、つい手に取ってしまいがちですよね。
しかし、そういったコスメは買ったことに満足して使う機会がそれほどない、なんてこともよくあります。
衝動的にときめいたコスメは、手に取る前にいったん気持ちを持ち帰って、冷静に使うかどうかを判断してから購入を検討しましょう。
実際に試してみてから検討する
衝動的に買わないためには、実際に試供品などで試してみるのもおすすめです。
買う前にクチコミを調べることはもちろん大事ですが、実際に使用して色味やテクスチャーを確認することはもっと大事です。
使い心地も色味も十分にチェックしたうえで購入を検討しましょう。
ミニマリストが断捨離した化粧品と減らし方のコツ
ここからは断捨離の真骨頂!
「ミニマリスト的に必要最小限のコスメだけ残したい!」という方に、アイテムの減らし方(工程の減らし方)をご紹介します。
ミニマリストが手放した化粧品アイテム9点
私が手放したアイテムは下記の9点です。
- 眉マスカラ
- アイライナー
- マスカラ
- アイブロウペンシル
- アイシャドウベース
- シェーディングパウダー
- ハイライトパウダー
- グロス
- コンシーラー
それぞれを手放した理由は以下の通り。
- 眉マスカラ ▷ 髪を地毛に戻したので必要なくなったから
- アイライナー ▷ 一重のためアイライナーを引くとイカつくなるから
- マスカラ ▷ カールキープ力のある色付きマスカラ下地で十分だから
- アイブロウペンシル ▷ もともと眉があるのでパウダーで十分だから
- アイシャドウベース ▷ 顔全体に乗せる下地があれば十分だから
- シェーディングパウダー ▷ 加減が難しく不自然なメイクになったから
- ハイライトパウダー ▷ 気づいたら落ちていて意味がないと思ったから
- グロス ▷ ベタベタして不快だったから
- コンシーラー ▷ 肌荒れが減って使わなくなったから
いかがでしょう?
人によっては「絶対に手放せない!」というアイテムもあるかもしれません。
私もここまで減らせるとは思っていなかったのですが、気づいたらこんなに断捨離できていました。
余談ですが、私がコンシーラーを手放せるくらい健やかな肌になれた方法もちょっとだけご紹介しておきますね。
- 化粧ブラシやパフは最低でも週1で洗浄する
- しっかりと睡眠をとる
- オイルフリーの基礎化粧品を使用する
メイクツールの洗浄は、ぜひ習慣にしましょう。
肌に直接触れるアイテムは雑菌の繁殖が早いので、定期的に洗浄することで肌荒れを防ぐことにつながります。
また十分な睡眠時間を確保することも大切です。
睡眠中は成長ホルモンが分泌されているので、睡眠時間が削られると成長ホルモンが不足し、肌のターンオーバーが遅れます。
夜遅くまで起きていて、肌荒れしてしまった経験がある人も多いのでは?
睡眠不足はシミやくすみ、ニキビの原因にもなります。
私もしっかりと睡眠時間を確保するだけで、ニキビがかなり減りました。
それから私は混合肌(インナードライ)なので、化粧水や乳液に油分が使われていると、肌の奥が潤わずニキビができてしまうことがあります。
化粧水や乳液を無油分(オイルフリー)のものに変えてからは肌荒れも減ったので、混合肌の方はぜひ試してみてください。
ミニマリスト流!化粧品の減らし方のコツ
私が現在持っている化粧品アイテムは以下の8点です。
- 化粧下地
- おしろい
- アイシャドウ
- マスカラ下地
- アイブロウパウダー
- チーク
- 色付きリップクリーム
化粧下地が「SPF20・PA++」なので、デスクワークが多い私にとっては秋〜冬はこれだけでも特に紫外線は気になりません。
春〜夏は下地の前に「SPF30・PA+++」の日焼け止めを使用しています。
SPFは高い方が効果的だと思われがちですが、SPF30以上になるとそれほど効果は変わらないんだとか。
海外ではSPF30が最高値らしいですね。
SPFが高すぎると、肌への負担が大きくなって肌荒れする人もいるようなので、日焼け止めは自分の肌に合ったものを選びましょう。
ちなみに、私は一気にここまでコスメを減らしたわけではありません。
徐々にメイクの工程を見直しいていくことで、なくても問題ないアイテムを少しずつ手放していきました。
実際に私がコスメを減らした方法はこんな感じ。
- 髪の毛を地毛に戻す ▷ 眉マスカラを断捨離
- 色付きのマスカラ下地に変更 ▷ マスカラを断捨離
髪色を黒に戻すとメイクの工程も減らしやすいです。
私の場合はイエベなので、髪の毛は少し茶色い方が似合うと思っていましたが、黒は黒ですぐに慣れました。
あとはヘアカラーとパーマをやめたことで髪が傷まなくなったのも嬉しかったですね。
メイクの工程を減らすおすすめの方法は、下地やトップコートなどを見直してみることです。
当たり前のように使っているとそれらの工程をなくすというのが最初は想像できないかもしれませんが、意外となくても全く問題ないです。
ぜひお手持ちのコスメを見直して、少しずつメイクの工程を減らしていきましょう。