【ミニマリストのスキンケア】美肌になれた基礎化粧品とやめたこと

2021-11-27

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悩んでいる人
スキンケアはシンプルな方が肌に良いって聞くけど、ミニマリストはどんなアイテムを使っているの?そもそもミニマリストが実践するシンプルスキンケアが肌に良い理由って?


こんなお悩みに答えます。


ミニマリストが実践しているシンプルなスキンケアの効果って、実際のところどうなのか気になりますよね。

今回はミニマリストの私が行っているシンプルスキンケアと、その効果について論理的にお答えします。

シンプルスキンケアの効果に納得できた方は、ぜひ取り入れられることから初めてみてください。

ミニマリストが美肌になれた4つのシンプルスキンケア用品


私のスキンケアは下記の4ステップで完了します。

  1. クレンジング
  2. 洗顔
  3. 化粧水
  4. 日焼け止め


乳液は?美容液は?と思う方もいるかもしれません。

他のアイテムが不要な理由も含め、これらの4アイテムが必要な理由とその機能について、順番に解説していきます。

クレンジング

【FANCL マイルドクレンジングオイル】120ml 1,870円(税込)

クレンジングはミルクタイプやクリームタイプなど様々なものがありますが、私は素早く落とせるオイルクレンジングを使用しています。

オイルクレンジングは他のクレンジング方法と比べて洗浄力が高く、肌に刺激を与えやすいと言われています。

しかしファンケルのオイルクレンジングオイルは、「油脂系オイル」という一般的なオイルより乾燥しにくいオイルを使用しているため、洗浄力があるわりに低刺激で肌に負担がかかりにくいです。

とはいえ、クレンジングはメイクだけでなく皮脂など肌の油分まで落としてしまうので、洗顔後は必ず保湿を行いましょう。

メイク汚れだけでなく毛穴汚れや角栓まで落とせるのに、擦らず落とせるこのクレンジングはずっと使い続けたい一本です。

エクステをしている人やウォータープルーフコスメを使っている方でも使用できます。

濡れた手でのクレンジングもOKなので、お風呂でも気兼ねなく使えるのは嬉しいですよね。

Uka
クレンジングによる肌への負担を気にされる方もいますが、肌のざらつきが気になる方は定期的にクレンジングで角栓を溶かしてあげないと毛穴詰まりの原因になることもあるので注意してくださいね。

洗顔

【FANCL アクネケア洗顔クリーム】90g 1,540円(税込)

洗顔はぬるま湯で洗い流す程度で良いという説もありますが、洗顔料を使用した洗顔には汗や古い角質汚れを洗い流す目的があります。

洗顔料の主成分はクレンジングと同じ「界面活性剤」であるため、肌に負担をかけてしまうのは事実です。

しかし適度に洗顔を行わないと、古い角質が溜まり角質が毛穴に詰まって炎症を起こすこともあります。

ファンケルのアクネ洗顔なら、独自に厳選した「漢植物エキス」で肌そのものをニキビができにくい肌に整えながら、繰り返す大人ニキビを予防できます。

しかもデリケートなニキビ肌に配慮し、殺菌剤・防腐剤・香料・合成色素・石油系界面活性剤などは無添加なので、肌に優しいです。

Uka
もし界面活性剤による肌への負担が気になる方は、界面活性剤を使用せず脂肪酸ナトリウムや脂肪酸カリウムなどの石ケン素地だけで作られる「純石鹸」を使用することをおすすめします。

化粧水

【ORBIS アクアローション 高保湿タイプ】180g 2,200円(税込)

化粧水はクレンジングや洗顔で失われた水分を補い、保湿効果を高める働きがあります。

ただし化粧水の主成分は水であるため、乾燥肌の方は化粧水だけでは保湿効果を感じにくいと保湿液やクリームも一緒に使用する人もいますよね。

またシンプルスキンケアを実践する人の中には、乳液やワセリンだけで肌を保湿する人もいますが、混合肌や脂性肌の人にはおすすめしません。

なぜなら乳液やクリームの主成分は油なので、保湿というよりは肌に膜を張るようなかたちになり、毛穴が塞がって炎症を起こしやすくなるためです。

オルビスのアクアローションは、3種類の潤い成分が乾燥の原因にアプローチすることで潤いが長時間続く点がお気に入りです。

しかも無油分・無香料・無着色・アルコールフリー・弱酸性・界面活性剤不使用です。

テカリやすい混合肌にとって、化粧水選びには「無油分」が最も重要だと個人的には実感しています。

油分が入っていると毛穴を塞いでしまい、ニキビの原因になるためです。

数あるオイルフリー化粧水の中でもオルビスを選んでいる理由は、無油分なのにしっかりと潤うからです。

ベタベタした潤いではなく、気持ちの良いさっぱりとした潤いで、肌の奥まで浸透していることを実感できます。

私のおすすめは「高保湿タイプ」です。

「保湿タイプ」もありますが、乳液を使用しないのでその分保湿力の高い化粧水を使用しています。

Uka
オイルフリーでない乳液や美容液は混合肌や脂性肌が使用すると肌荒れする可能性があります。なかなか肌荒れが治らない人は、思い切って乳液や美容液を手放して、オイルフリーの化粧水のみに切り替えることを強くおすすめします。

日焼け止め

【Avene デイプロテクター UV EX】40ml 3,300円(税込)

肌を老化させる最も大きな要因は紫外線だと言われており、紫外線をたくさん受けるほど老化が早まります。

紫外線を浴びるとメラニン色素によってシミなどの色素沈着を引き起こしたり、肌を保護するためのバリア機能が低下してしまうんです。

特に乾燥肌や敏感肌の方は、肌のバリア機能が低下しやすいため、紫外線には要注意です。

また厄介なのが、紫外線による老化は浴びてから10~15年かけて徐々に表面化してくることです。

紫外線対策を行うことはもちろんですが、できれば不快感なく対策できれば嬉しいですよね。

そこで私がおすすめしたいのが、「日中用美容液」として販売されているアベンヌの日焼け止めSPF30 PA +++です。

日焼け止め特有の臭いや肌のつっぱり感、白浮きがなく、みずみずしいのにさらっとした軽い使用感がとても気持ち良いです。

下地効果もあるのですが、私は下地の前に塗ることで肌荒れをしにくくなりましたよ。

Uka
私がこの日焼け止めをつけるのは外出時だけです。就寝時はたっぷりの化粧水をつけるだけで完了です。

日焼け止め後のメイク事情について知りたい方は、「ミニマリストが愛用する化粧品アイテム全9点【増やさないコツもご紹介】」もご覧ください。

ミニマリストが美肌スキンケアのためにやめた習慣


私がシンプルスキンケアで効果を実感するためにやめた習慣は以下の12個です。

□ポイントメイクリムーバー
□メイク落としシート
□スクラブ洗顔
□ピーリングジェル
□拭き取り化粧水
□乳液
□美容液
□フェイスパック
□毛穴パック
□高SPFの日焼け止め
□顔を触る
□タオルで顔を拭く


やめた理由をそれぞれ簡単に説明します。

ポイントメイクリムーバー

ポイントメイクリムーバーは、マスカラ下地とマスカラを両方使用していた頃に使っていました。

その頃はオイルクレンジングを使用していなかったので、落としきれない濃いアイメイクを落とすために必要でした。

オイルクレンジングに変えてからは、アイメイクもスッキリと落とせるので手放しました。

まつ毛への負担も気になっていたので、やめてよかったです。

メイク落としシート

オイルクレンジングに出会う前は、帰宅後すぐにメイクを落としたくてメイク落としシートを使っていました。

手軽な分、肌への摩擦が気になるのと、ポイントメイクを落としきれないことに毎回モヤモヤ。

オイルクレンジングを使うようになってからは、不要になったので手放しました。

スクラブ洗顔

毛穴を綺麗にしたくて、スクラブ洗顔を使用していたこともありました。

使用後は確かにツルツルになりますが、肌を擦ることで肌トラブルになったことも。

スクラブでなくてもオイルクレンジングで毛穴の汚れが落とせると分かってからは、スクラブ洗顔は卒業しました。

ビーリングジェル

毛穴のザラつきをケアするために使っていたピーリングジェル。

ポロポロと汚れが出てくるのが快感で、使用後のツルツルお肌にも満足して使っていました。

ただ、毛穴のザラつきはオイルクレンジングで解消できているので、不要になりました。

拭き取り化粧水

化粧水の前に必ず薬用の拭き取り化粧水を使っていました。

コットンに含ませて肌を滑らせると、洗顔後でも多少は汚れが取れるので、効果はあったと思います。

しかし、肌への摩擦が気になりやめてみることに。

結果、なくても全く肌に変化がないことに気づきやめました。

乳液

乳液は化粧水の後に必ず使っていました。

化粧水で補給した水分を逃がさないようにするためには、乳液が必須だと思い込んでいたのです。

しかし、私の肌質的に保湿をしすぎると逆に肌荒れすることが分かり、思い切って手放しました。

全く問題なく、むしろ肌のコンディションが良くなりました。

美容液

保湿にこだわっていた時期は、乳液の後に美容液も導入していました。

これも乳液と同じで、過剰保湿が肌トラブルにつながり、やめたところ肌が回復しました。

なんでもたくさん塗れば良いというわけではないようです。

フェイスパック

美白に気を使うようになってから、美白パックをするようになりました。

効果はわかりませんでしたが、たまに肌荒れを起こすこともあったのでやめました。

結果、乳液や美容液と同じように、過剰に肌に与えすぎていたのが良くなかったようです。

毛穴パック

小鼻の角栓をなくすために、毛穴パックをしていた時期もありました。

そのときは確かに角栓が取れてスッキリしますが、結局すぐに元通り。

今はオイルクレンジングで毛穴ケアするだけですが、角栓を気にしなくて良い小鼻になりました。

高SPFの日焼け止め

日焼け止めはSPF50が最も効果が高いとされていますが、実はSPF30以上はほぼ効果は変わらないそうです。

むしろ、SPFが高いほど肌への負担も大きくなるので、肌トラブルの原因になることも。

私の場合は、SPF50からSPF30の日焼け止めに変えただけで、ニキビが激減しました。

顔を触る

ニキビができるとつい顔を触ってしまう癖があったので、意識して触らないように気をつけています。

当然ですが、手には数え切れないほどの雑菌がついているので、肌トラブルの原因にもなります。

顔を触らなくなってからは、たまにニキビができても悪化することがなくなりました。

タオルで顔を拭く

洗顔後に当たり前のようにバスタオルで顔を拭いていましたが、やめました。

タオルは雑菌が繁殖しやすく、肌にも良くないと知ったからです。

今はティッシュ1枚を軽く顔に当てて、水気をさっと吸い取る程度にしています。

これもニキビ対策には効果的でした。

ミニマリストのシンプルスキンケアが美肌に効果的な理由


シンプルスキンケアが肌に良い理由は、肌機能の観点から見るととても明確です。

私たちの肌には、以下のように肌を守ための機能が備わっています。

□保湿因子が肌を乾燥から守る機能
□常在菌が肌を清潔に保つ機能


一般的に良しとされている与えすぎるスキンケア方法を続けていると、肌のこうした機能が正常に働かなくなります。

肌が本来持っている再生能力を回復・維持させるためにも、与えすぎないシンプルなスキンケが肌に良いと言われているのです。

それぞれの機能について、詳しく解説します。

保湿因子が肌を乾燥から守る機能

私たちの肌には、潤いを保つための「保湿因子」という保湿成分が角層にあります。

この保湿因子が皮膚を乾燥から守ってくれています。

ところが必要以上に外から与えるスキンケアを続けていると、本来肌が持つ保湿因子の力が弱まってしまいます。

そうならないために必要なのが、シンプルスキンケアです。

シンプルスキンケアに切り替えて間もないと逆に肌荒れを起こしてしまう方もいますが、実はその原因はまだ保湿因子が十分に働いていないからなんです。

肌がシンプルスキンケアに慣れてくると、時間とともに保湿因子の働きが戻って、肌が自ら正常な保湿機能を担うようになります。

常在菌が肌を清潔に保つ機能

私たちの肌の角質層には数種類の常在菌が存在します。

常在菌は皮脂や汗などの雑菌を食べることで酸を排泄し、肌を弱酸性に保ってくれています。

肌が弱酸性に保たれると、皮膚のバリア機能が正常に働き、肌を刺激から守ってくれます。

これらの常在菌がバランスを保って生息していることが健やか肌の条件です。

つまり間違ったスキンケア方法で無理に角質を落とそうとすると、必要な常在菌まで減らしてしまうことになるのです。

肌を綺麗に保つには、シンプルスキンケアで肌への刺激を減らし、常在菌を守る必要があります。

このように、シンプルスキンケアには美肌に有効な根拠がしっかりとあるのです。

参考までに、スキンケア以外にも私は美肌のために次のような習慣も取り入れています。

□肌荒れの原因になるお菓子やアイスの習慣を断つ
□皮膚のターンオーバーが活発な夜に良質な睡眠をとる
□毒素の排出のために1日1.5リットルは水を飲む

どれもかなり肌に良い変化が見られました。

美肌を目指すのであれば、スキンケアだけでなくこうした生活習慣の見直しもおすすめです。

 

変化を実感するには2〜3ヶ月続けること


シンプルスキンケアは、確かに肌の機能回復には効果的です。

ただし、効果を実感するにはある程度の時間が必要です。

肌のターンオーバーには1ヶ月かかると言われているので、最低でも1ヶ月以上はシンプルスキンケアを続けてみましょう。

ただし、ぬるま湯洗顔とワセリンでの保湿のみといった肌断食に近いシンプルスキンケアの場合は、肌が整うまでにさらに時間を要します。

これまでのスキンケアの習慣と差があればあるほど、肌が慣れて再生能力を回復するまでに期間が必要だからです。

中には、半年から1年以上かかる人もいます。

それだけ、私たちは肌機能を失うような与えるスキンケアをしてきたということでしょう。

シンプルスキンケアが気になった方は、無理のない範囲でぜひ少しずつ取り入れてみてください。

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