断捨離で着る服がなくなった?パターン別の解決策と失敗しない服選びのコツ

2021-04-20

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悩んでいる人
悩んでいる人
断捨離したら着る服がなくなった!どうしよう…。新しく服を買うときに気をつけることってあるのかな?


こんなお悩みに答えます。


ミニマリストの私がこれまでの断捨離経験から学んだ「着る服がなくなった」ときの対処法と失敗しない服の断捨離方法、その後の買い物のコツまでをご紹介します。

断捨離で着る服がなくなって困った!という方は、ぜひ参考にしてください。


断捨離で着る服がなくなった?パターン別に解決策をご紹介!

「着る服がなくなった」という人は、大きく次の3つのパターンに分けられます。

  1. 着れない・着たいと思えない服を断捨離して着る服がなくなったパターン
  2. 着れない・着たいと思えない服だけでなく、お気に入りではないけど着やすいという理由で着ていた服まで断捨離して着る服がなくなったパターン
  3. 断捨離せず残した服はどれもお気に入りだが、コーディネートしにくいせいで着る服がなくなったパターン


いかがでしょう?

ほとんどの人が上記のいずれかに当てはまっているのではないかと思います。

それではそれぞれのパターン別に、「着る服がなくなった」原因と対処法をご紹介します。

ぜひご自身の状況と照らし合わせながらご覧ください。

①着れない・着たいと思えない服を断捨離して着る服がなくなったパターン

もともと手持ちの服に不要なものが多く、断捨離以前から着る服がなかったパターンです。

この場合は、着ないにも関わらずもったいないという理由で服を手放せなかったり、そもそも好みの服の条件や似合う服が分かっていなかったことが、断捨離後に着る服がなくなったと感じる原因です。

今後は「着こなしにくい可愛い服」や「一目惚れで買ったけど似合わなかった服」を増やさないように、買い物での失敗を減らす努力をしましょう。

そのためには、自分がよく着る服の系統だけでなく、形や素材、色などにもこだわりながら、着心地や着回しやすさにも注意しながら服を選ぶのがおすすめです。

今は手持ちに残った服が少ないと感じるかもしれませんが、断捨離で手放した服はあなたにとって手放す理由があった服たちなので、断捨離としては成功と言えます。

もし本当に自分に似合う服が分からないという場合は、家族や友人に聞いてみるのもおすすめですよ。

お店の人に聞いても良いのですが、人によっては「どれもお似合いです〜」なんて言う人もいて参考にならない場合もあるので、やはり身近な人に聞くのが一番です。

ぜひお試しを〜!

②着れない・着たいと思えない服だけでなく、お気に入りではないけど着やすいという理由で着ていた服まで断捨離して着る服がなくなったパターン

手持ちの服を見直して服の数を減らすつもりで普段から着ているお気に入りじゃない服を断捨離したのであれば成功と言えますが、なんとなくで断捨離してしまい着る服がなくなってしまったという場合は要注意です。

思い切りで普段着ている服まで手放してしまい着る服がなくなったという人は、服の数を減らすことに集中してしまい断捨離の基準を上げてしまったことが着る服がなくなってしまった原因です。

もしまた服の断捨離をする際には、一度に大量の服を断捨離するのではなく、毎日少しずつ断捨離を進めると良いでしょう。

一気にまとめて断捨離しようとすると、ひとつひとつの服に対して正確な判断ができなくなってしまう場合もありますからね。

例えば、1日で衣装ケースの引き出しを1つ分だけ断捨離するという方法もおすすめですよ。

断捨離はとてもエネルギーを使う作業なので、省エネしながら楽しめる範囲で頑張りましょう!

③断捨離せず残した服はどれもお気に入りだが、コーディネートしにくいせいで着る服がなくなったパターン

断捨離して残った服がどれもお気に入りの服である場合は、自分に合った基準で断捨離できたと言えるので、断捨離としては成功です。

このパターンは、残ったお気に入りの服同士がたまたまコーディネートしにくかったというだけなので、着る服がなくなったと感じるのは自然な状態です。

逆に断捨離の際にコーディネートを考えて服を残してしまうと、結局着たくない服を着る羽目になり、その服の出番が減るのは目に見えています。

コーデに合わせやすくても、お気に入りじゃない服を思い切って断捨離したのは大正解です。

残った服でのコーディネートが難しい場合は、コーデに必要な服を買い足してみましょう。

買い物の際は余計な服まで買ってしまわないように、あらかじめ買う服を決めてからショッピングに行くのがおすすめですよ。


「着る服がなくなった!」と後悔しないための断捨離方法

今すでに断捨離で着る服がなくなったことを後悔している人が、今後同じような後悔をしないための断捨離のコツをお伝えします。

先ほどパターン別の対処法でご紹介した断捨離方法も含め、より具体的な3つの方法をご紹介します。

  1. 断捨離の条件を確認する
  2. 自分の生活スタイルに合った断捨離のハードルを設ける
  3. 季節外の服は無理に断捨離しない


今後の断捨離のために知っておきたいという人は読む価値アリです!

①断捨離の条件を確認する

服を断捨離する際には、ある程度自分なりに手放す条件を設定しておくのがおすすめです。

これだけで断捨離で手放したことを後悔することが減ります。

下記のリストは、季節の変わり目に服の選別をしたい人はもちろん、ミニマリストのように最小限の量まで服を減らしたいという人にも参考になる条件です。

  • ヨレている
  • 汚れや毛玉がある
  • 破れやほつれがある
  • サイズが合わない
  • 着心地が悪い
  • 1年以上着ていない
  • 友人や恋人に会うときに着ていこうと思えない


いかがでしょうか。

これらの条件を確認しながら、お手持ちの服を見直してみてください。

もし「思い出があるから」「高かったから」という理由で服を手放しにくいときには、無理に手放す必要があるのかを考えてみてください。

それでも手放したいと思う人は、以下の方法をお試しください。

  • 思い出のものは写真に撮って手放しましょう。
  • 高くても着ていなければ服としての価値はありません。人に譲るか売るなどして後ろめたさを感じにくい方法で手放しましょう。


たとえ新品でも着ていない服は手放すのがおすすめです。

「せっかく買ったのに着ていない」という嫌悪感をその服を見るたびに感じているだけでもストレスになってしまうからです。

この機会にぜひ、自分に合った服を手放す条件を整理してみてはいかがでしょうか。

②自分の生活スタイルに合った断捨離のハードルを設ける

ざっくりと断捨離の条件を決めたら、次は断捨離のハードルを考えましょう。

服を手放す理由によって断捨離する量が変わってくるので、ここでハードルを上げすぎてしまうと断捨離後に後悔することもありますし、逆にハードルが低すぎると断捨離が進まないこともあり得ます。

普段なんとなく着ているお気に入りじゃない服を断捨離しようか迷ったときは、その服がなくなったときに代わりになるような服があるかどうか確認しておくと、断捨離のハードルを上げても失敗しにくいのでおすすめです。

例えば、部屋着だとしたら他にリラックスできるような服はあるか、仕事着であれば他に仕事に着ていけるようなビジネスライクな服はあるか、など。

ミニマリストのレベルにまで服を減らしたいという場合にも、部屋着という概念を捨ていつでも1軍の服を着るミニマリストの真似をするのではなく、あくまでも自分の生活スタイルにあった断捨離のハードルを心がけると失敗しにくいでしょう。

③季節外の服は無理に断捨離しない

服が何百着もあるような場合以外は、無理に季節外の服を断捨離する必要はありません。

昨年の着用感や着用回数を思い出して服を選別しても良いのですが、ここで無理に断捨離してしまうと次のシーズンに着る服がなくなってしまう場合もあり得ます。

実際にワンシーズン通して服を着回してみてから今年着なかった服や気に入らなかった服を手放すようにすると、断捨離での失敗を減らせるのでおすすめです。


【失敗を防ぐ!】断捨離後に服を買う前に確認するべき7つのポイント

「断捨離で着る服がなくなっちゃったからさっそく買いに行こうっと!」

とルンルンでお出かけしようとしている方はちょっと待ったー!

ここでいつもと同じような買い物の仕方をしてしまうと、また服がリバウンドしてしまう危険性大です。

リバウンドを防ぎつつ、ずっと着たいと思える服選びのコツを7つご紹介します。

  1. 服を買い足す必要があるかどうか
  2. 断捨離した服を手放した理由を思い出す
  3. 自分に似合う服の要素を再確認する
  4. 事前に買うアイテムを決めておく
  5. 手持ちの定番アイテムに合いそうな服を選ぶ
  6. 「似たような服は持っていない」という理由で買わない
  7. ネットで服を買うときは普段から着ているブランドを選ぶ


買い物へ行く前に要チェックです!

①服を買い足す必要があるかどうか

手持ちの服が少なくなると、つい不安になって服を買いたくなる気持ちは分かります。

ただ、本当に服を買い足す必要があるのかを今一度考えてみましょう。

断捨離して服を減らした状態で1週間くらい生活してみて、特に生活に支障がないと感じたら、今の服の量がちょうどいいという可能性も考えられます。

「Tシャツは10枚必要!」とか「スカートは膝丈とロング丈が5着ずつ必要!」というような固定観念を持っている人は、断捨離で改めて自分に必要な服の量を見直すチャンスです。

できれば季節ごとに同じくらいの量で服がそろっていると、コーディネートもしやすいのでおすすめです。

②断捨離した服を手放した理由を思い出す

服を買いに行く前に絶対にチェックしてほしいことがあります。

それは、断捨離した服を手放した理由を思い出すことです。

せっかく買った服をまた同じ理由で手放すことにならないよう、新しく買う服はできるだけ条件を絞って購入するのがおすすめです。

③自分に似合う服の要素を再確認する

新しく服を買うときは、自分に似合っているか、コンプレックスをカバーできているかをチェックしましょう。

自分に合う色をパーソナルカラー診断で確認したり、骨格診断で体型に合った形の服を選ぶのもおすすめです。

どんなに一目惚れした可愛い服でも、自分に似合わなければ結局着る機会は減ってしまいますからね。

「憧れの人が着ていたから買ったけど、なんか違う…」「流行ってるから買ったけど、なんか似合わない…」という経験がある人も多いのではないでしょうか。

結局着なかったという理由で、お気に入りの服を新品で手放す後ろめたさは尋常じゃないですよね。

というわけで、「絶対に欲しい!」と思っても即買いせず、試着してみて自分に似合うかどうか、手放した服の断捨離理由と重なっていないかをしっかりと確認してから購入を検討するようにしましょう。

④事前に買うアイテムを決めておく

断捨離して服が減ったときに、ときめきに任せてむやみに服を買うことはおすすめしません。

せっかく減らしたのにまた着ない服が増えてしまう可能性が高いので。

断捨離で減らした分のアイテムを買うのか、コーディネートに不足している服を買うのか、しっかりと決めてから買い物に行きましょう。

「トップス」というくくりではなく「Tシャツ」、「アウター」というくくりではなく「ブルゾン」など。

買う服を決めたら、買い物のときはそれ以外の服はできるだけ見ないようにしましょう。

自分なりに服の買い方を固定化できるまでは物欲に負けてしまう可能性が大きいので、一目惚れで服を買わないための対策にもなりますよ。

⑤手持ちの定番アイテムに合いそうな服を選ぶ

買い物へ行く前に、普段から着ている定番アイテムをチェックして、それに合わせやすいデザインの服をイメージしておきましょう。

色やシルエットなどが手持ちの服に合わないと、せっかくの新しい服でも出番がなくなってしまいますからね。

手持ちの服を収納した状態で写真に撮って持っていくと、自分のどの服に合わせられるかを確認できて服を選びやすいのでおすすめですよ。

コーディネートを想像しながら服を選びましょう。

⑥「似たような服は持っていない」という理由で買わない

服を買うときに「似たような服は持っていないからこれは買っておいてもいいか」と思って選んだことはありませんか?

せっかく買い物に来たからと、つい服を買う理由を探してしまうんですよね。

そんなにお気に入りというわけではないけど、「白はあるから買うなら黒かな」とか「Uネックはあるからハイネックもほしいな」という被らない服探しゲームでみるみる服が増えていく人は多いはず。

私もかつてはそのような考えで服を買ってしまうことがありました。

似たような服を選ばないようにすることで、無意識に自分のお気に入りとは関係なく服を選んでしまっていたかもしれません。

ミニマリストになってからは、むしろ似たような服ばかり選ぶようになりました。

もちろん似たような服ばかりでも何の問題もないですし、むしろコーデが楽になりました。

デザイン違いや色違いの服を持っているのが当たり前という固定観念を持っている人は、その考えに縛られて服が増えすぎないように注意しましょう。

⑦ネットで服を買うときは普段から着ているブランドを選ぶ

もし店頭ではなくネットで服を買うときは、普段から着ているブランドの服を買うのがおすすめです。

サイズ感をイメージしやすいと思うので、失敗する確率が減りますよ。

どうしても気になる服があるという場合は、「WEAR」などのファッションサイトで実際に着ている人の着用感を参考にしてみるのもおすすめです。

ただ細身の方が多いので、できるだけ自分の体型に近い人を参考にするとイメージしやすいかもしれません。


ミニマリストである私の服の選び方【参考にどうぞ!】

最後に、ミニマリストである私のこだわりの服の選び方をご紹介します。

もし参考にしたい人がいればご覧ください。

私の服選びは以下の基準で行っています。

  • デザイン…無地
    ▷合わせやすく飽きないため
  • 色…白・黒・ネイビー・ベージュ
    ▷イエベなのでグレーは老け見えするため避ける
  • 素材…綿が含まれている柔らかいもの
    ▷チクチク感を軽減するため
  • サイズ感…トップスは少し余裕のあるもの
    ▷体にフィットしすぎると肩が凝るため
  • 形…フレアスカートよりタイトスカート
    ▷骨格ストレートで腰まわりにハリがあるため
  • 形…肩に縫い目がない服
    ▷骨格ストレートで肩幅があるので肩が強調されるのを防ぐため
  • ブランド…GROBAL WORK、coen、niko and…、studio CLIP


私の場合は今のところ上記の基準で服を選んでいますが、これらの条件で服を選ぶとほぼ失敗しません。

参考になる部分があれば幸いです。


さて、今回の記事はいかがでしたでしょうか。

断捨離で着る服がなくなった人のお役に立てる内容が少しでもあったら嬉しいです。

自分の「なりたい!」を叶えるために、これからも楽しく断捨離に励みましょう〜!

-断捨離