こんな風に感じている方へ。
1年間悩み続けた私がようやく人生のワクワクを見つけた方法をご紹介します。
この記事は、仕事の見つけ方意外にも人生のあらゆる場面において役立つ内容です。
ライフデザインや人生設計、キャリアプランについて本を読みあさってきた私が確信を持っておすすめできる思考法です。
ずっと悩み続けているのにどうしても答えが見つからないという方は、一度目を通してもらえたらきっと何かが変わります。
どうぞお役立てください。
もくじ
やりたい仕事が分からない?【見つけ方のヒント】
「やりたい仕事」やそれにつながる「人生の目的」を見つける際に必要な思考法は下記の3つです。
□仕事観と人生観を一致させる
□自分が熱中している瞬間を知る
□仕事内容ではなく、働き方に注目してみる
それぞれ順番に解説します。
仕事観と人生観を一致させる
やりたい仕事を見つけるために最も大事なこと、それは「仕事観と人生観を一致させること」です。
「仕事観」とは、下記のような問いに答えると見えてくる自分自身の仕事をする目的です。
仕事は何のためにある?
なぜあなたは仕事をするのか?
よい仕事とは何か?
そして「人生観」とは、あなた自身の人生の目的につながる下記のような素質や価値観、そこから生まれる行動などです。
あなたの人間性
あなたの考え方
あなたの行動
まずは、あなたの「仕事観」について紙に書き出してみましょう。
あなたは、何のために、なぜ仕事をするのですか?
そして次に、あなたの「人生観」についても紙に書き出してみましょう。
あなたはどんな人ですか?どんな価値観を持っていますか?
最後に、書き出した「仕事観」と「人生観」を照らし合わせてみましょう。
どうですか?一貫性のある内容が一つでも見つかりましたか?
それが、あなたの人生において大切な価値観であり、仕事にするべき要素の一つです。
ちなみに、私は下記のようになりました。
【仕事観】
□仕事は困っている人をハッピーにするためにある。
□私は1人でも多くの落ちている人を引っ張り上げるために仕事をする。
□よい仕事とは、自分自身のハッピーのエネルギーを他者に分けてあげることができる仕事である。
【人生観】
□私は自身の繊細な思考力で他者の気持ちに寄り添うことに生きがいを感じる。
□どうしたらみんながハッピーになれるかをいつも考えている。
□そのために、好奇心という生きがいを発信し続け、ワクワクした人生を楽しんでいる人たちとの時間を大切にしている。
ここから分かる、私の「仕事観」と「人生観」の一貫性は、「困っている人や悩んでいる人を救うこと」だと思います。
その一つの手段として、「ライティング」という選択をしました。
なぜその道を見つけることができたのか?それは、この後に説明しますね。
まずは、仕事観と人生観から「人生のコンパス」をつくりましょう。
このコンパスがあれば、自分が正しい方向へ進んでいるのかどうかが分かります。
ここで忘れてはいけないことは、仕事観も人生観も日々変化していくものであるということ。
つまり、人生のコンパスも変わって当然ということです。
ですから、一生涯使えるコンパスを探そうとはしないでくださいね。
私だって、このままライティングを続けるかどうかは今の私には分かりません。
ただ、今はこれがやりたい仕事だからやっているだけです。
「今」のあなたが持つ仕事観や人生観を大切にしてください。
今のあなたの人生のコンパス、今日からさっそく探してみましょう。
自分が熱中している瞬間を知る
さて、先ほど私は、人生のコンパスが示す方向へ進んでいくための手段として「ライティング」を選択したとお伝えしました。
私の人生のコンパスが示す、「困っている人や悩んでいる人を救う」方法なんて正直いくらでもありますよね。
カウンセラーもそうですし、基本的に仕事というのは誰かの「困った」を解決してあげるものがほとんどです。
ではなぜ、私は「ライティング」という手段を使ってコンパスの示す方向へ進もうと考えたのか。
それは、自分の「エネルギーの流れ」を理解したからなんです。
エネルギーには、ワクワクするようなものもあれば、落ち込むような負のエネルギーもあります。
これらの流れを把握したことで、自分が本当にプラスのエネルギーに満ち溢れている瞬間を見つけたんです。
方法は簡単です。下記の質問を見てください。
1日の仕事の中で、「退屈」や「落ち着かない」などの負のエネルギーを感じたタイミングは?
逆に「ワクワク」したり「集中」したり「楽しい」と感じたタイミングは?
これらの問いをベースに、よいエネルギーを感じたタイミングを1日の生活内容に沿って一つ一つ確認してみてください。
具体的には、下記の項目に当てはめながら考えます。
環境(どこにいたか、どんな場所だったか)
人(誰といたか、1人でいたか)
活動(何をしていたか、形式的なことか、自由にできることか)
方法(どんな物を使ったか、どのようなやりとりをしたか)
これらの項目に沿って、よいエネルギーが発生するタイミングについて考えることで、自分が生き生きしている瞬間が具体的に分かります。
こうして自身にとってプラスのエネルギーの発生源が明確になると、驚いたことに、嫌だと感じていたことに対しても実はほんの少し好きな部分もあるという事実に気づきます。
エネルギーの流れを細分化することで、それまで見えていなかったエネルギーのかけらが見えてくるんです。
私の場合は、本業の営業職を苦手だと思い込んでいましたが、営業職を細分化することで、営業先探しは嫌いだが、お客さんとのやりとりや広告の文章を考えることは好きだということに気がつきました。
これが私としては大発見で、ここから「ライティング」という新たな仕事の手段を見つけました。
騙されたと思って、毎日の生活の中でのエネルギーの動きを明確にしてみることをおすすめします。
私はこれで、本当に人生が変わりました。
仕事内容ではなく、働き方に注目してみる
上記の方法でも自分のやりたい仕事が見つけられないという方は、もしかしたら、仕事の中身ではなく、働き方について考えてみるがよいかもしれません。
私も、ライフデザインを考える際に働き方についてもかなり悩みました。
一言で働き方といっても、人の数ほど存在しますよね。
例えば、下記のような感じ。
□会社員
□自営業
□フリーランス
□フリーター
もちろん、この他にもありますが、代表的なのは上記かと思います。
最近は、「ナリワイ」という働き方も人気を集めているようですね。
私も一時期模索していました。
しかし現在は、フリーランスとして独立するというのが私の目指す働き方です。
その理由は、自分のスキルで食べていきたいから。
あとは、1人で仕事がしたいから。
現在、会社員をしていて思います。
私は自分を活かせない仕事に就いていて、周りに迷惑ばかりかけていると。
同時に、将来なにがあっても自分の力で稼げるスキルを持っているといないとでは、人生のハッピー度にも影響が出るのではないかと。
こんな風に、仕事内容ばかりではなく、どんな働き方が自分に合っているのかという視点も持ってみると、より自分が仕事に求める価値を明確にできると思います。
理想の働き方が決まったら、あとはそれを実現できそうな仕事を探してみましょう。
これだけでも、かなり選択肢が絞られてくると思います。
それでもやりたい仕事が分からない方へ
ここまで、やりたい仕事の見つけ方のヒントをお伝えしてきましたが、それでもピンとくるものがないという方もいらっしゃるでしょう。
そんな方は、ぜひ下記も参考にしてみてください。
何でもやってみること
「やりたくないわけでない」といったレベルのことでも構いませんので、思いついたことを手当たり次第にやってみましょう。
「それができたら苦労しないよ。」
と言われそうですが、はっきり言わせてください。
やりたい仕事が見つからないあなたに足りないものは、おそらく「経験」と「情報」です。
そして、経験することで情報は手に入ります。
まずはやってみること。これが一番大事です。
100%やりたい仕事かどうかなんて、やってみなければ分かりません。
やってみたら実はそんなに楽しくなかった、なんてことも当然あるでしょう。
でも、それもやってみなければ分かりません。
もし迷っている、悩んでいる暇があるのなら、今すぐ行動してみましょう。
すると、やる前には気づかなかった自分の価値観や素質に気づくかもしれません。
人は、知っていることの範囲内でしか、やりたいことも好きなことも選べない生き物です。
行動して、走りながら、壁にぶつかるたびにそこで立ち止まって考えればいいじゃないですか。
「やってみた」という貴重な経験は、絶対に無駄にはなりませんから。
正直、こんなことを発信している私だってまだまだ経験不足、情報不足です。
それでも、動き続けたことで見えていなかった世界が、今は確かに見えています。
動いた人にしか気付けない選択肢に、今から、今日から、出会いにいきましょう。
努力を継続してみること
やってみたいことが決まったら、まずはそれに夢中になってみましょう。
夢中になって、とことんのめり込んでください。
それができなければ、次のやりたいこともやってみましょう。
そうやって、夢中になれることをどんどん探していきます。
すると、継続が苦にならないことを見つけられます。
私自身も、これまでいろんなことにがむしゃらに取り組んできました。
そのエネルギー源となっていたのは、「今の仕事をよくするためにする努力は、私にとっては苦痛でしかない」と感じたことでした。
そして、「ライティング」という仕事に出会って、気づきました。
副業ライターとしての仕事は、1日10時間やってもこれっぽっちも苦痛ではない。
むしろ、楽しすぎて時間が足りないくらいです。
こんな風に、努力を苦痛と感じないことがきっとあなたにもあるはずです。
しかしそれは、継続してみなければ分かりません。
まずはどれか一つ、本気で取り組んで続けてみましょう。
人生は結果ではなくプロセスです
さて、ここまでやりたい仕事の見つけ方について、私の経験も踏まえてお伝えしてきましたが、いかがでしたか。
なんとなく、方向性だけでも見えてきたという方がいらっしゃったら嬉しいです。
最後に、「人生の選択に正解はない」ということをお伝えして、今回の話を終えようと思います。
人生って、自分が選んだ選択を正解にしていくゲームだと私は思っています。
やりたい仕事を見つけるってなかなか簡単ではないですが、やりたい仕事を探そうとしているということは、あなたは人生というゲームを攻略するためにすでに動き出しているということです。
そうやって、自分の人生の正解を探そう、正解にしていこうと努力する過程こそが、人生の醍醐味ではないでしょうか。