HSPの恋愛傾向を自覚して彼女・彼氏と安定したお付き合いをする方法

2021-01-18

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悩んでいる人
HSPの恋愛は上手くいかないって本当?改善する方法があるなら知りたい。


こんな風にお悩みのHSPに、自分の恋愛傾向を自覚して改善する方法をお伝えします。

私はHSP気質の人間ですが、今回ご紹介する方法で実際に恋愛への不安感が減り、満足度が上がりました。

恋愛が上手くいかないのはHSPだからだと思っている方は、ぜひご一読ください。

HSPの恋愛傾向である「依存体質」を自覚し、改善することが安定のカギ


HSPの恋愛にマイナスなイメージを持っている方は少なくないようですね。

私が思うに、恋愛傾向を知ることも大切ですが、それを自覚し根本的に改善していけるかどうかはもっと重要だと思います。

多くの人が勘違い。HSPの恋愛ベタや依存体質は改善できる

HSPは恋愛ベタや依存体質だと思われがちです。

その背景には、HSPが持ち合わせている以下の特性が関係しています。

物事を深く考えがち

小さな刺激にも敏感に反応してしまう

共感性が強い

五感が鋭い


上記のような特性から、HSPは相手のことで頭がいっぱいになってしまいやすい傾向があります。

また常に相手のことを最優先に考えて行動するため、自分を犠牲にしてでも相手へ尽くそうとするHSPも少なくないでしょう。

例えば、パートナーに嫌なことをされたとき、相手に怒りを覚えるよりもどうしたら許せるかを考えてしまったことはありませんか。

パートナーの言動ひとつひとつに不安を感じやすいといった自覚はありませんか。

このような繊細さが、相手への依存につながる可能性となり得ます。

ただ、ここで勘違いしてほしくないことがあります。

それは、依存体質は「自覚」によって改善できるということです。

考えすぎるHSPは全て自分で解決しようとするから苦労する

そもそも多くのHSPは、自分が依存体質だという自覚がありません。

なぜかいつもパートナーより自分だけが苦労しているように感じてしまうのですね。

その理由は、HSPがパートナーに頼らず全て自分で解決しようとする性質を持っているためです。

相手に苦労をかけさせたくないから、自分で解決できることは自分で解決しようとします。

相手のことを思うあまり、自ら苦労を増やしてしまっているのですね。

しかし、自分が背負い過ぎだということを自覚し、パートナーと上手く悩みなどを共有することで依存体質から抜け出すことは可能です。

私も以前まで依存体質そのものでしたが、些細なことでもパートナーと共有するようになったことで依存体質はかなり改善されました。

HSPの恋愛は思い込みや勘違いによる取り越し苦労が多い

HSPの依存体質を改善するためにはパートナーとの感情や情報の共有がカギだとお伝えしました。

しっかりと共有することで、パートナーと正しい答えを最小限の苦労で導き出すことができます。

ただ大前提として自覚してほしいのが、HSPは自分で抱え込むせいで思い込みや勘違いを引き起こしやすいという事実です。

ありもしないことを自分の勘違いにより本当にそうであるかのように感じたり、思い込みによりネガティブな方向へ考えが向いたりします。

そうしたHSPの性質を自覚することができれば、自分が思い込みで苦労している状況にいち早く気づき、改善へと行動することができます。

具体的な改善方法のコツについては、後述しますね。

パートナーに自分の性質を伝えるのも手

どうしてもパートナーに相談できず自分で背負い込んでしまうといういう人は、機会をつくりパートナーに自分の性質について伝えておくという手もひとつです。

都度、相談ができないのであれば、自分がどんな性質の人間であるかをパートナーに共有しておくことで、パートナーもこちらを気にしてくれるようになります。

パートナーに苦労をかけたくないと思う必要は全くありません。

恋愛は二人三脚です。

パートナーとは対等な関係であるべきです。

迷ったら、しっかりとパートナーを頼りましょう。

HSPの恋愛傾向をコントロールするコツ


ここからは、HSPの依存体質を自覚し改善するコツについてお伝えします。

コツは全部で5つです。

慎重でマイペースな恋愛をすること

違和感を感じたら我慢したり放置したりしないこと

見返りを求めてしまうなら相手に尽くすのをやめること

相手の気持ちを先読みしないこと

気持ちを察して欲しがろうとせずリアルタイムで伝えること


実際にHSPの私が改善できた方法でもあるので、思い当たる節がある方はその項目だけでも読んでみてくださいね。

それでは、順番に解説していきます。

慎重でマイペースな恋愛をすること

HSPは何でも深く考えてから行動します。

そのため、恋愛に関しても常に慎重に動きます。

これは実はHSPにとっては良いことです。

自分に合う相手かどうかを長い目で判断することで、安心感のある恋愛ができるためです。

また付き合ってからも、慎重に選んだ相手だと長続きしやすい傾向があります。

焦らず、マイペースな恋愛をしましょう。

違和感を感じたら我慢したり放置したりしないこと

HSPは些細なことにも反応して考え込んでしまうため、ちょっとした違和感にも気づきやすいです。

ただ、その違和感を自分で何とかしようとするのは間違いです。

なぜなら、それは自分だけの問題ではない場合がほとんどだからです。

「あれ?おかしいな・・何でかな・・」

と感じたら、些細ことでもパートナーとしっかり話し合うようにしましょう。

それが自分の思い込みだと気づくきっかけにもなりますし、パートナーを頼る練習にもなりますよ。

見返りを求めてしまうなら相手に尽くすのをやめること

HSPはいつも自分のことよりパートナーのことを一番に考える傾向があります。

その反面、相手に尽くすことで自分への見返りを求めてしまい、モヤモヤを抱えやすい人も多いのです。

HSPに関わらず、無意識に相手に見返りを求めるのは自然なことなのですけどね。

そんな風にモヤモヤを抱えやすい方へのおすすめ対策は、相手に尽くすことをやめてみることです。

私もよく尽くしてしまい、勝手に消耗していました。

しかし相手に尽くすことをやめると、少し気が楽になります。

相手と対等だと実感する、良い機会にもなるのでおすすめです。

本当に相手のためにしてあげたいと思ったときだけ、できることをできる範囲でしてあげてくださいね。

相手の気持ちを先読みしないこと

HSPはパートナーの表情や態度、言葉などから多くの情報を読み取ってしまいがちです。

そのため、相手の気持ちを先読みしてしまい、ネガティブ思考に陥る場合も少なくありません。

しかし、当たり前ですが相手がどう思っているかは本人にしか知り得ないことです。

あなたは、その本人ではありませんよね。

あなたがパートナーの気持ちを先読みする必要はありません。

気になったら、しっかりとパートナーの口から本人の気持ちを確認してみてください。

全く思っていたことと違うことを考えていた、なんてよくあることです。

相手の気持ちを先回りして読んでしまいそうになったら、「待てよ、また自分で勝手に決めつけているだけかもしれない」と一度立ち止まって、今の状況を客観視する癖をつけるのがおすすめです。
Uka

気持ちを察して欲しがろうとせずリアルタイムで伝えること

HSPは自分で考え込む割に、自分で考えて出した答えをパートナーに共有しようとしません。

自分で出した答えを正しいと思い込んでいるためです。

そして、その答えにより自分の機嫌が悪くなったら口を閉ざします。

察してよ、と。

しかし、パートナーは超能力者ではありません。

しっかりと言葉で伝えなければ、自分の気持ちや考えは相手には伝わりません。

後になってグダグダと喧嘩になるより、言いたいことや伝えたいことはリアルタイムで伝えるのがおすすめです。

ひとりでモヤモヤを抱えることもなくなるので、一度やってみてください。

モヤモヤを感じたら、とにかく言語化してパートナーに伝える努力をしてみてください。はじめのうちはモヤモヤを伝えることに抵抗を感じて上手く話せないかもしれませんが、徐々に言葉が出るようになってくるので安心してください。私もかなり時間をかけて話せるようになりました。
Uka

 

幸せな恋愛にHSPかどうかは関係ない


言ってしまえばHSPでなくても、恋愛に関して人が変わったように繊細になる人は多いです。

というより、恋愛って相手がいて初めてできることなので、相手への気遣いなど繊細にならざるを得ない部分は当たり前ですがたくさんあります。

恋愛で苦労するのはみんな一緒

要するに、HSPの人もそうでない人も、やはり恋愛で苦労はしているのです。

そもそも、他人と一緒にいるなんて簡単なことではないですからね。

それを忘れないで、HSPの方も自信を持って恋愛をしましょう。

どんな恋愛にも「自覚」と「改善」がなければ幸せな恋愛はできない

恋愛において、相手のことを知ることも大事ですが、自分のことを知ることはもっと大事です。

自分のことを知り、良い面も悪い面も自覚し、良い面は褒め悪い面は改善する努力をする。

それをお互いができるかどうかが重要です。

そして、反省すべき点があれば2人で反省し合って改善する。

その繰り返しで、2人で苦労を乗り越えることが幸せな恋愛につながります。

お互いを知ろうと努力し、変えられるものを変えていく勇気と変えられないものを受け入れる心強さを持とう

変えることができるのは自分自身だけです。

他人は変えられません。

相手に望むことがあるのであれば、まずは自分から変わる努力をすることです。

そして、相手に多くを求めてはいけません。

自分に変えられない部分があるように、パートナーにもまた変えられない部分があるのです。

まずは自分が変わり、変わらない相手のことを受け入れる勇気を持ちましょう。

幸せな恋愛ができる人は、自然とそれができているのです。

小さなことからでも大丈夫です。

まずは自分の変えられる部分を変えていく勇気を持ちましょう。

あなたがこれから幸せな恋愛をできますように。

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