ミニマリストなら床に布団を敷いて寝るのが当たり前?
いいえ。
私はミニマリストですが、ベッド派です。
ものを最小限に抑えるミニマリストが、ベッドで就寝を続ける理由をお話します。
実際に愛用している、ミニマリストにぴったりなベッドもご紹介しますので、ミニマルなベッド選びの参考にもどうぞ。
以下のような方は、一読の価値アリです。
□ミニマルライフに憧れるけど、ベッドだけは手放せない…!
□ミニマリスト向きのベッドってどんなベッド?
□「すのこ」じゃダメなの?
それでは、どうぞ。
もくじ
ミニマリストでもベッドで就寝する理由
ミニマリストの私が布団ではなくベッドで寝る理由は、主に以下の3つです。
□床上30cmの「ハウスダストゾーン」で寝たくないから
□敷きっぱなしにしても、マットレスのカビを防げるから
□寝具を寄せる手間なく、ベッド下の掃除ができるから
それぞれの理由について、簡単にご紹介します。
床上30cmの「ハウスダストゾーン」で寝たくないから
床上30cmの空間は「ハウスダストゾーン」と呼ばれ、目に見えないホコリが常に滞留しています。
私は布団で寝た日の翌朝に喉の痛みや鼻詰まりを感じることが多かったのですが、原因はハウスダストだと判明。
その証拠に、ベッドで寝た日はそうした体の不調を感じていません。
もちろん布団で寝ても不調を感じない方もいるので、感じ方は人それぞれです。
もし布団で寝ていて起床後に喉や鼻に違和感を感じている方は、ベッドに切り替えてみると体調に変化があるかもしれません。
敷きっぱなしにしても、マットレスのカビを防げるから
床に布団を敷いて寝る場合、こまめに持ち上げて通気性をよくしていても、カビは繁殖しやすいです。
一方で、ベッドを使うとマットレスの下に風が通る空間があるので、毎日寝具を寄せる手間なくマットレスのカビを防げます。
ズボラでも寝具を清潔に保ちたいという方は、布団よりもベッドの活用を検討してみるのがおすすめです。
寝具を寄せる手間なく、ベッド下の掃除ができるから
床に布団を敷く場合は、掃除の際に寄せる手間が発生しますが、ベッドの場合はその必要はありません。
ベッドの下にそのままフローリングワイパーや掃除機を通すことができるので、いつでも簡単に掃除ができます。
こまめに掃除をする習慣を身につけるためにも、掃除の手間は極力減らしておくのがベストです。
ミニマリストの詳しい寝具事情については、下記でご紹介しています↓↓↓
ミニマリストがおすすめしたい「4つ折り収納式パイプベッド」の魅力
数あるベッドの中でも、おすすめしたいベッドがあります。
それが、ミニマルデザインな「4つ折り収納式パイプベッド」です。
4つ折り収納式ベッドの魅力
4つ折り収納式ベッドには、以下のような魅力があります。
□1人で持ち運びができる
□クローゼットや押し入れに収納できる
□引越しがラク&費用を抑えられる
□処分しやすい
4つ折り収納式ベッドはコンパクトに折りたためるため、1人でも簡単に持ち運びができます。
使わなくなったときには自力でゴミ置き場に持っていくこともできますし、引越しを自力で行うという方にも都合がよいです。
業者に引越しを依頼する場合にも、費用を抑えられるというメリットがあります。
さらに収納スペースを取らないため、クローゼットに収納できる点も大きな魅力です。
4つ折り収納式ベッドの多くは、「スチール」素材で作られています。
いわゆる「パイプベッド」と呼ばれる種類のベッドです。
パイプベッドはデザインも作りもシンプルなため、どんな雰囲気の部屋にも合わせやすく使い勝手がよいです。
ミニマリストにぴったりなミニマルベッドと言えます。
パイプベッドの魅力
パイプベッド最大の魅力を3つご紹介します。
□軽量で持ち運びしやすい
□通気性抜群でカビが繁殖しにくい
□床への設置面が少ないためベッド下の掃除がしやすい
パイプベッドの1番の魅力は、その軽さです。
耐荷重の点では木製の方が優れていますが、その分木製ベッドは重量があり移動が困難です。
その反面、パイプベッドなら女性1人でも持ち運びができるくらい軽量です。
下に収納がついているタイプやマットレス付きのベッドもありますが、どちらも重いため移動にも処分にも手間がかかります。
必要最低限の骨組みのみで設計されているパイプベッドなら、一人暮らしの方でも安心して組み立て・移動・処分が可能です。
さらにパイプベッドは通気性がバツグンなので、カビの繁殖を心配する必要がありません。
また脚が細いおかげで床に接している面積が少なく、ベッド下の掃除がしやすい点も魅力の一つです。
4つ折り収納式パイプベッドおすすめ3選【愛用品も】
ここからは、実際に私が愛用している商品も含めて、4つ折り収納式パイプベッドのおすすめ商品を3つご紹介します。
商品概要をまとめているので、ミニマルなベッド選びの参考にしてみてください。
おすすめその1|アウトレットファニチャー
【商品重量】約15.5kg
【耐荷重】約90kg
【サイズ】シングル:約幅95×長さ195×高さ27.5cm(収納時:約幅95×長さ53×高さ13cm)
【素材】スチール(粉体塗装)
【カラー】ブラック、ブラウン、ホワイト
アウトレットファニチャーのベッドは、私も愛用しているお気に入りベッドです。
決め手は、軽量さ・組み立ての容易さ・床への設置面が最小限な点です。
4つ折りベッドの中でもダントツで軽く15.5kgしかないので、女性1人でも簡単に持ち運びができます。
設置する際は、折り畳まれた脚を広げて4箇所をボルトでクルクルと固定するだけ。
1人で作業してもほんの数分で完了します。
商品ページのコメント欄には「真ん中の脚が浮く!」という声もありましたが、一晩寝たらピッタリと床に着くようになったので問題なしです。
また床に接している部分が少ないので、ベッド下の掃除もストレスなく行えます。
迷ったら、とりあえずこれを選んでおけば間違いないです。
おすすめその2|ホームテイスト
【商品重量】約25kg
【耐荷重】約100kg
【サイズ】シングル:約幅95×長さ198×高さ36cm(収納時:約幅95×長さ55×高さ17.5cm)
【素材】スチール
【カラー】ブラック、ホワイト
ホームテイストのベッドはアウトレットファニチャーのベッドと似ていますが、約8.5cm高さが増した設計です。
ベッド下を収納に使いたい方におすすめです。
ただし、重さは約25kgとアウトレットファニチャーのベッドより約9.5kg重いため、折りたたみとはいえ力に自信がない女性の方だと1人で移動させるのは少し大変かもしれません。
ベッドを頻繁に移動させる予定のない方で、ベッド下収納がほしい方におすすめしたいベッドです。
おすすめその3|エムール
【商品重量】約23kg
【耐荷重】約150kg
【サイズ】シングル:約幅95.5×長さ197.5×高さ30cm(折りたたみ時:約幅95.5×長さ53.5×高さ23cm)
【素材】スチール(粉体塗装)、合板、PP、PE
【カラー】ナチュラル
エムールのベッドは、木を使った温もりのある見た目が特徴です。
木製のインテリアがあるナチュラルな雰囲気の部屋にもピッタリ。
耐荷重は約150kgもあり、今回ご紹介するベッドの中でもダントツの丈夫さです。
体重が気になる方でも安心して使用できるのは、嬉しいポイントです。
ミニマリストがベッドよりコンパクトな「すのこ」をおすすめしない理由
布団のカビ対策として、「すのこ」を検討する方も多いでしょう。
最近ではロール式や2つ折り式、4つ折り式のすのこも人気です。
確かにベッドよりかさばらないのでミニマリスト向きに見えますが、正直おすすめはしません。
その理由は以下の通りです。
□毎日カビ防止のために立てかける手間が面倒だから
□木製はこまめに風を通していてもカビやすいから
□プラスチック製はカビにくいが重量があるため床掃除が大変だから
それぞれ簡単に解説します。
毎日カビ防止のために立てかける手間が面倒だから
すのこを敷いているとはいえ、布団を敷きっぱなしにしていると布団だけでなくすのこ本体にもカビが繁殖します。
そのため、カビを予防するためにはこまめにすのこと布団に風を通す必要があります。
毎朝布団やすのこを持ち上げる作業は、意外と重労働です。
できるだけ手間をかけたくないと思う方には、すのこは向いていないと言えるでしょう。
当然ですが、布団を床に直接敷いた場合も、カビ防止のため毎日布団を立てかける必要があります。
木製はこまめに風を通していてもカビやすいから
すのこの多くは木製です。
中には特殊な溝を作ることで通気性を謳ったデザインの商品もありますが、「期待していたのにすぐにカビてしまった」というコメントも多いです。
実際、一晩寝ただけで床が濡れるくらい布団下の湿度は上がるので、いくら風を通していてもすのこが完全にカビないことは難しいでしょう。
プラスチック製はカビにくいが重量があるため床掃除が大変だから
木製の他にプラスチック製のすのこもあります。
確かに木製のすのこよりはカビにくいですが、木製のものより重量がある場合がほとんどです。
毎朝布団のほかに重いすのこも寄せる必要があるとしたら、これまた体力を使います。
床掃除の際に寄せる手間を考えると、やはりプラスチック製のすのこもあまりおすすめはできません。
ミニマリストでもベッドで快適な睡眠を。
今回は最小限のもので生活するミニマリストが、ベッドを使用する理由についてご紹介しました。
実際に使ってみるとわかりますが、4つ折り収納式パイプベッドはミニマルな生活をする人にとって非常に使い勝手がよいベッドです。
今回ご紹介した商品もあわせて、気になった方はぜひ他の商品もチェックしてみてください。
それでは、今日もよい睡眠を。