こんなお悩みに答えます。
元「もったいない病」の私が、ミニマリズムと出会い生活が激変する中で学んだ、断捨離の知識やその価値をお届けします。
「捨てても捨ててもスッキリしない…」「このまま断捨離を続けられるのか不安…」
そう感じてしまう原因と、停滞期を乗り越える方法をズバリご紹介します!
断捨離をしても部屋がスッキリしない原因はコレだ!【トップ5】
「あれ?もうかなり断捨離しているはずのに、なんだかまだモヤモヤする…」
一通り断捨離を終えたところで、ふとこう思うことってありますよね。
なぜものを減らしているにも関わらず、スッキリしないんでしょう?
その原因を5つ、ご紹介します!
- 断捨離する目的が明確じゃない
- 収納に余白がない
- 捨てたのに新しいものを買い足している
- 「とりあえず」「いつか」「かつて」と言い訳をして残している
- 手放そうか迷っているものがあってどこかモヤモヤしている
心当たりのある原因があったら、今すぐ対策しましょう。
①断捨離する目的が明確じゃない
何となく断捨離を始めたという人は、断捨離のゴールが分からず、どれだけ手放してもスッキリしないという事態に陥りやすいです。
断捨離をするきっかけがあったということは、そこには少なからず目的も隠れている場合がほとんどです。
- 汚部屋を一般的な部屋の状態にまで片付けたい
- ごちゃごちゃして見える部屋をスッキリさせたい
- 必要最小限のミニマリストのような生活がしたい
目的は人によって色々ありますし、どんなものでも構いません。
ただ、どんな風になったら断捨離が成功したと言えるのか、自分の中でざっくりとした感覚は持つようにしましょう。
そうすれば、何となくの断捨離でスッキリしないという事態は避けられるでしょう。
②収納に余白がない
断捨離でものを減らして収納まで減らしたのに、なぜかごちゃごちゃ感がなくならないという方。
限られた収納に、ビッチリとものを詰め込んではいませんか?
収納を減らすことはものを減らす上でとても効果的な方法ですが、その収納の中も部屋と同じで、収納の大きさの割にものが多いと、どうしてもごちゃごちゃして見えてしまうんですよね。
ものを使いたいときに、他のものを出したり寄せたりしないと取り出せないくらいギュウギュウに詰め込んでいる収納はアウトです。
収納量は7〜8割くらいで収めると全体的にスッキリと見えますよ。
収納はものとものとの間に程よくゆとりがあるくらいが丁度いいと覚えておきましょう。
③捨てたのに新しいものを買い足している
せっかくものを手放しても、減らした分を買い足して逆にものが増えてしまってはいませんか?
それでは部屋はいつまで経ってもスッキリしません。
これは、断捨離でリバウンドしやすい人の特徴でもあります。
もちろん買い換える必要のあるものは新調しても構いません。
ただ、「必要」ではなく「欲しい」という基準で買い物をすることはあまりおすすめしません。
買い物をするときには、「欲しいから」とか「今まで使っていたものだから」というこれまでの当たり前を常に疑い、本当に生活に必要なものかどうかを判断してものを買うように心がけましょう。
④「とりあえず」「いつか」「かつて」と言い訳をして残している
あなたの部屋にはこんなものが残っていませんか?
- 今は使っていないがまた使うかもしれない収納グッズ
- また読み返すかもしれない本
- いつか読もうと思っているけど読めていない本
- いつか売ろうと思っているもの
- とりあえず取ってある思い出のもの
- かつて使っていた思い出のもの
あなたの部屋がスッキリしないのは、こうした「過去」や「未来」にとらわれたものたちのせいかもしれません。
断捨離の基準として、「今」必要のないものは手放しても後悔しないと言われています。
「とりあえず」取ってあるものや「いつか」使うと思って取ってあるもの、「かつて」使っていたから取ってあるもの。
これらは「今」のあなたにとって必要なものですか?
こうした過去や未来に執着しているものを手放すことが、部屋をスッキリさせる近道かもしれませんよ。
⑤手放そうか迷っているものがあってどこかモヤモヤしている
あなたの部屋に、何度か手放そうか迷ったものはありませんか?
もし5回くらい迷ったものがあれば、それらは手放してしまっても後悔はしません。
手放すものを探すときに「迷い」を感じたものというのは、手放す理由を探している状態か、すでに手放す理由に心当たりがある状態だからです。
その「迷い」が、スッキリしないと感じる原因かもしれません。
手放すときは勇気がいるかもしれませんが、手放してしまえばそのもののことは意外と思い出せなくなるものです。
勇気を出して、手放してみることをおすすめします。
断捨離をしても部屋がスッキリしないときに試してほしいワザ【5選】
断捨をしているのにスッキリしないときにぜひ試してほしいことを5つ、ご紹介します。
- 1箇所に集中して断捨離をする
- 部屋の写真を撮って、いつもと違う目線で見てみる
- 部屋の家具や日用品に統一感を持たせる
- 「ここにはいらないモノはない」と思っても、とりあえず全部出してみる
- 断捨離は1周だけじゃなく何周もする
これらは停滞期を何度も経験している私が常に実践していることです。
効果抜群ですので、ぜひお試しを!
①1箇所に集中して断捨離をする
「1日1捨」という言葉があるように、毎日色々な場所を少しずつ断捨離している人も多いのでは?
これは一度に断捨離する時間が取れない人や断捨離が苦手な人にはおすすめの方法です。
一方で、たくさんのものを断捨離しようと考えている人が毎日地味に断捨離を頑張っても、なかなか成果は見えにくいですよね。
そこでおすすめしたいのが、少しずつの断捨離でも1箇所に集中して行う方法です。
この方法なら片付けた場所から分かりやすくスッキリとしてくるので、断捨離の成果も見えやすく、モチベーションにもつながります。
今まで色々な場所をランダムに片付けていたという方は、試す価値ありです。
②部屋の写真を撮って、いつもと違う目線で見てみる
部分部分は片付いているように見えるのに、全体的に見るとなんだかスッキリしていないように感じるときはありませんか?
いつも同じ目線で生活していると、どこがスッキリしていないのか分かりにくくなってしまうんですよね。
そんなときは、自分の部屋の写真を撮ってみましょう。
写真で見ると、意外とあっさりとごちゃついている場所を見つけられるので、断捨離がとてもはかどりますよ。
③部屋の家具や日用品に統一感を持たせる
ものは比較的少ないはずのにスッキリしないという方は、部屋に統一感がないのかもしれません。
同じような系統で家具をそろえたり、普段使っている日用品を部屋の系統に合わせてみるとスッキリするかも。
モノトーンが貴重の部屋にカラフルなマグネットやスポンジがあるだけでも、意外とごちゃついた感じが出てしまいますからね。
これから買い換えようと思っていたものなどは、ぜひ部屋の雰囲気にあった色や揃えやすい色に新調してみてはいかがでしょう。
④「ここにはいらないモノはない」と思っても、とりあえず全部出してみる
不要なものはないと思い込んで、手をつけていない場所はありませんか?
実はそこ、多くの人が断捨離で見逃しやすい場所なんです。
不要なものには「使っていないもの」と「必要ではないけど理由があって取ってあるもの」があります。
後者の「必要ではないけど理由があって取っているもの」は特に厄介で、どこまで断捨離したいかによっては手放すべきものだったりもします。
そうしたものたちと向き合うためには、「これはいる!」と決めつけずに「本当に必要か?」と問い直す必要があります。
ぜひあなたがこれまで手をつけてこなかった「絶対に必要」ゾーンのものを一度全部出して、ものと向き合う時間を作ってみてください。
本当に必要なものだけを残したスッキリとした空間をゲットできるかもしれませんよ。
⑤断捨離は1周だけじゃなく何周もする
断捨離は1回やれば終了!ではありません。
1周目で手放そうか迷ったものを2周目で手放せる場合もあります。
もちろん3周でも4周でもして構いません。
何度も断捨離するうちに、断捨離の基準がどんどん研ぎ澄まされていきます。
1周目の断捨離でスッキリしなければ、ぜひ2周目にも挑戦してみてくださいね。
断捨離に停滞期はつきもの!でもコレだけは気をつけて!
断捨離中には、誰もが一度は停滞期を体験します。
私の場合は1度と言わず、何度もありました。
そんな断捨離の手が止まってしまう停滞期に考えてほしいことがあります。
断捨離の停滞期に感じるモヤモヤは本当に「モノ」に対するモヤモヤ?
それは、そのモヤモヤが精神的なものなのか物理的なものなのか、です。
断捨離をしてもスッキリしない主な原因は、ものが多いことによる物理的なストレスによるものと、そもそも断捨離では解決できないことに対して無自覚にモヤモヤしている場合の2パターンが考えられます。
もし物理的なストレスが原因でスッキリしないという場合は、今の停滞期を乗り越えればまたものを減らせるタイミングがやってきますので安心してくださいね。
一方で、そもそも断捨離では解決できないことに対してモヤモヤしている場合は、断捨離にモヤモヤしているように感じることでストレスの原因をはき違えている場合もあります。
この場合、断捨離以外に熱中して取り組めることがないと、断捨離の停滞期に入った途端「なんだかモヤモヤする」という状態に陥りやすくなります。
心当たりのある人は、ぜひ断捨離だけでなく他に夢中になれることを探してみるのがおすすめです。
断捨離以外で夢中になれることを探すヒント
断捨離のつながりでいうと、メルカリでの不用品販売なども面白いかもしれませんね。
さらにレベルを上げて、物販に挑戦してみるのも楽しそうです。
夢中になれることを探すときのコツは、「苦にならないこと」と「気づいたら楽しくなっていること」を探すことです。
ぜひ自分の生活の中でワクワクする時間を探してみて、それに熱中してみてください。
このとき、「いつ」「どこで」「誰と」「なにを」「なぜ」それをしているときにワクワクするのかまで考えてみてください。
過去の体験でも思い当たることがあれば、それをやってみるものおすすめです。
特に子どもの頃にワクワクしていたことには、今の自分のワクワクのヒントが隠れていることもありますよ。
断捨離中の停滞期は必ずやってくるものですが、必ず乗り越えられるものでもあります。
どうかそこで諦めずに、スッキリするまで断捨離を続けてほしいなと思います。
一緒にがんばりましょ〜!