こんなお悩みに答えます。
この記事を書いている人
HSP当事者として、誰にもこの気質を理解されずに悩みを抱えて生きてきました。しかし自分の気質について自ら積極的に学んだことで、気質と正しく向き合えるようになりました。今では辛いと感じることも減りました。
周囲に理解されず、甘えや逃げだと言われ悩んでいる人の役に立つ記事になっているはずです。
しっかりと自分で納得したうえで、一文一文を読み進めてみてくださいね。
もくじ
HSPは甘えだ!そう思う人がいるのは当たり前【我慢は日本の文化】
日本人って、無意識に「普通」を正義だと思っている人が多いですよね。
ここで言う「普通」というのは、「大多数を占めるもの」のことです。
日本人は我慢すると褒められる
この国では「我慢は美徳」と言われてきたように、戦争のあった時代から我慢することが当たり前で、むしろ賞賛されるべきことでした。
今でも、子どもたちは我慢すると「偉いね〜」と褒められて育ちますよね。
それゆえ、日本人のほとんどは我慢することが当たり前であり普通であると、知らぬ間に思い込んでいるのかもしれません。
だから働き過ぎて体を壊す人もいれば、精神的に追い詰められておかしくなる人もいます。
我慢は日本の文化だと言っても過言ではないでしょう。
個性もHSPも精神疾患もすべて紙一重
我慢が大好きな日本人は、いつだって平気で自分の我慢を他人に強要します。
「そんなのは甘えだ!言い訳だ!」
「そんなことを言っているからお前はいつまで経っても…!」
「ここで逃げたら一生逃げ続ける人生になるぞ!」
こんなことを言われて、頭がおかしくならない鋼のメンタルを持つ人はそういません。
今や、うつ病患者は世界に3億人いると言われており、日本でも5人に1人は一生のうちに何らかの精神疾患にかかるとまで言われています。
うつ病と聞くと、なったことのない人はあまり実感が湧かないかもしれません。
しかし実際は、うつ病のような精神疾患と個性であるHSPはグラデーションだったりもするんですよね。
もちろん、HSPは病気ではなく気質として扱われていますが、はっきりとどこまでがHSPだとは判断できないわけです。
要は、一概にどんな症状があってどんなことになればこの病気だ、とは言い切れないということです。
どれもグレーゾーンなんですよね。
ただ、お医者さんとしてはそこの判断を曖昧にするわけにないかないので、何かしらの診断を下さなければいけないようです。
個性を否定してくるような人はスルーしてOK
甘え云々の前に、誰にだってできないことや苦手なものは当然あります。
それなのにわざわざ「自分はこんなに頑張っているのに!」と自分の努力を人に強要するような人とは関わる必要はありません。
それは単に、個性を否定してくる頭の悪い人に過ぎないので。
おそらく、そうやって何十年も生きてきた人たちにとって、今更その当たり前を変えることができる人はほぼいないでしょう。
そういう人たちに自分の当たり前を押し付けられたら、「頑張ってください〜」と心の中でエールを送ってあげてください。
HSPを甘えだと言われることは問題ではない【問題はそれに反応してしまうこと】
もし、あなた自身が自分の言動に「甘え」や「逃げ」という自覚を持っているのなら、他人にそう見えるのは当然のことです。
しかし甘えているわけではなく、それが自分にとって自然な状態だと思うのであれば、何も悩むことはありません。
他人がどう思おうがそれは他人の課題であって、あなたの課題ではないですからね。
あなたが気にするから問題になっているだけ
あなたがその気質を誰かに甘えだと思われるのと同じように、あなたも他人のことを100%理解することはできません。
なので、自覚のないことを誰かに指摘されること自体は自然なことです。
それをその人の当たり前と思えず気にしている自分自身に問題があると思いましょう。
気にしないで済むような考え方としては、こんな感じです。
もし誰かに甘えだと言われたら、「ほほう。あなたはそう感じるタイプなんですね。なるほど〜」と心で相手の解釈を相手の個性として理解し、受け流す。
他人の思想はコントロールできないですからね。
逆にあなたも同じように、「あの人は強情でわがままだ!」と他人に対して何を思おうが自由なんですよ。
きっとあなたにそう思われた人は、自分がそう思われていることなんてまったく気にしていないでしょう。
どう思おうがあなたの自由であり、相手の自由です。
勝手に思い、思わせておきましょう!
周りの「普通」に合わせようとするから辛くなる
HSPを甘えだと思う人は、単にそういう思想の人であるというだけで、あなたがその人の価値判断に沿った生き方をする必要はありません。
個性を他人と比較したところで、何の意味もないですからね。
背の低い人が背の高い人を見て落ち込んでいるようなものです。
周りの「普通」という価値判断は気にせずに、あなたはあなたの価値判断で生きましょう。
個性というものは本当に人の数だけあって、見えているものもあれば見えないものも当然あります。
ただ、そうやって他人の個性を認めることができるだけで、あなた自身も自分の個性を認められるようになるはずです。
「甘えだと思われても構わない。これは私の個性だ!」というように。
HSPを甘えだと思われたくない人が取るべき行動【正しく自分を守るコツ】
HSPを甘えだと思っている人は、基本的に気質を理解していません。
もし気質を理解してもらうことができれば、その勘違いを解くことができるかもしれません。
ただ、HSPについて話すことで、より気質について言い訳だ何だと言ってくる人もいるでしょう。
伝える価値のある人とそうでない人をしっかりと見極めることが大事です。
そのうえで、HSPについて伝える方法を2パターンご紹介します。
①HSPであることを素直に伝える
自分の気質について本当に知ってもらいたい人には、しっかりとHSPについて説明するのがベストだと思います。
ただ、知ってほしいからといって誰にでも話せばいいというわけではありません。
場合によっては逆にダメージを負うことになりかねないので、伝えるべき人とそうでない人はきちんと区別しましょう。
私が考える分け方はこんな感じです。
伝えるべき人
- HSPの人
- 理解してもらえそうな家族、友人、恋人
伝えない方がいい人
- 頑固な人、我が強い人
- 他人の話に聞く耳を持たない人
- 他人の気持ちを理解しようとしない人
無理に知ってもらおうとせず、歩み寄ってくれる人を頼りにすることが大事です。
②HSPのことは話さずに、具体的にどんなことで悩んでいるのかを伝える
HSPについて話す自信がないという場合は、「HSP」とは言わずに、具体的な感覚を共有するのがおすすめです。
例えば、「人混みが苦手なんだよね〜」とか「大きい音にすごくびっくりしちゃうの〜」とか。
HSPという言葉を初めて聞く人は、おそらく「?」となってしまうので、フワッと伝えることで受け入れやすくしてあげましょう。
こちらの方法は実践しやすいと思うので、ぜひやってみてください。
HSPのことを伝えなくても居心地がいい人は相性最強
多様性を理解できる人や思いやりのある人は、HSPの人に関わらず、おそらく多くの人にとって居心地がいいでしょう。
私の彼氏がそれに近い人です。
素直で純粋で天真爛漫。
いわゆる犬系彼氏みたいな性格です。
彼は、HSPのことを伝えなくてもHSPが求めている言動を自然にしてくれます。
それとなく伝えてみたこともありましたが、「だから(私)は耳が弱いのか!」と返ってくる始末(笑)
ただの変態です(笑)
まあ、彼にはHSPを理解してもらわなくてもすでに居心地バツグンなので、全く問題なしです。
彼のように、HSPだと伝えなくても居心地がいい人というのは本当に貴重な存在なので、ぜひ大事にしてほしいなと思います。
まとめ|HSPを甘えだと思われる事実に反応する価値はない
HSPは甘えだと思われることもありますが、それを気にすることに意味はないというお話をしました。
この気質に限らず、誰もが理解してくれるものなんて、この世界には存在しません。
甘えだと言われても、サラッと受け流すのが正解です。
それでも甘えだと思われたくない人は、理解してもらえそうな人に限り、HSPのことを少しだけ話してみましょう。
この記事を読んだあなたの価値観が、良い方向にアップデートされることを願います。