断捨離はどこから始めるのが正解?スムーズに片付く順番とは

2022-05-30

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この記事では、以下のようなお悩みに応えます。

□どこから断捨離を始めたらいいのか分からない
□まずは何から手をつければスムーズに片付くのか知りたい
□断捨離を成功させるコツが知りたい


断捨離は、思い立ったが吉日。

やってみたいという好奇心や気持ちの変化があったらすぐに取り掛かりましょう。

この記事では、どこから・何から手をつけたら良いのか具体的に解説しています。

断捨離の始め方に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

断捨離はどこから始めるべきか【エリアの分割】


断捨離はエリアごとに分けて進めることを推奨します。

いきなりあちこちに手を出すと、選別するものが多く体力を消耗します。

□玄関
□リビング
□キッチン
□部屋
□洗面所
□浴室
□トイレ


これらのエリアを見て、以下に該当する場所から断捨離を始めるのがおすすめです。

  1. 片付けが簡単そうだと感じる場所
  2. 見るからに片付けが必要そうな場所
  3. 収納の中


最初は手をつけやすそうな場所からはじめましょう。

断捨離への入りがスムーズだと、その後の作業も捗ります。

次に片付けが必要な場所に取り掛かります。

頭を使うので少し大変かもしれませんが、成果が見えやすい場所でもあります。

最後に目につきにくい収納の中を片付けます。

収納は意外とものを詰め込みがちなので、1箇所ずつ丁寧に選別しましょう。

ポイント

同じエリアの中でも、さらに家具周辺ごとに分割することで断捨離を進めやすくなります。

例えば、リビングなら「テレビ台周辺」「ソファ周辺」「テーブル周辺」など。

少しずつ断捨離の範囲を広げていくのが挫折しないコツです。


いまいち片付けるエリアの順番をイメージできない方は、「狭い空間」から片付けるのがおすすめ。

ものが溜まるスペースが限られていて断捨離のハードルも低いため、効果が見えやすいです。

断捨離は何から手放すべきか【モノの選別】


どこから断捨離を始めるか決められない場合には、手放すものから決めてみましょう。

おすすめの選別の順番は次の通りです。

  1. いつか捨てる予定のゴミ
  2. 捨てる予定だけど手間が大きいもの
  3. 使う予定のない(使いきれていない)もの
  4. たくさん持っているもの
  5. 思い出のもの
  6. 収納そのもの


捨てるハードルが比較的低いものから順に、解説します。

1.いつか捨てる予定のゴミ

以下のような明らかなゴミがある場合は、まずはそれらをゴミ袋へまとめましょう。

□使い終わったレシート
□空き缶や空きペットボトル
□トイレットペーパーの芯
□ダンボール
□食べ終わったお菓子の袋


ゴミ箱やゴミ袋に捨てる習慣がない方だと、テーブルや床に置きっぱなしになっていることも多いです。

生活動線をチェックして、放置されているゴミを片付けましょう。

2.捨てる予定だけど手間が大きいもの

ゴミとして処分したいのに、面倒で放置してあるものはありませんか。

特に、粗大ゴミやパソコンなどを物置などに仕舞い込んだままにしている方は多いです。

腰が重い気持ちはよく分かりますが、手放すと心も部屋もスッキリします。

粗大ゴミのおすすめ処分方法

粗大ゴミを市区町村のごみの日に捨てるためには、粗大ごみ用証紙(金券シール)を購入する手間とお金がかかります。

そこでおすすめしたいのが、以下の処分方法です。

□状態が悪くないものは「リサイクルショップ」に持っていく
□布団やマットなどはカットして可燃ごみ袋に入れて出す
□市区町村で運営しているゴミ処理センター(10キロで数十円〜数百円)へ持っていく
□都心部在住であればジモティーを活用する


粗大ゴミを処分する際には、ごみの日に捨てるよりも「ゴミ処理センター」に持っていく方が圧倒的に安く済みます。

10キロで100円未満の地域もあるので、お住まいの市区町村にもないか一度調べてみることをおすすめします。

パソコンのおすすめ処分方法

パソコンは、データ処理や処分方法が分からず放置している方が多いです。

一部の家電量販店では、有料でデータを破壊し処分してくれるサービスを実施している店舗もあります。

その場合、デスクトップパソコン本体は無料で引き取ってくれる場合が多いです。

ただし、モニターは有料で画面サイズによって処分料金が変わります。

ちなみに、私は過去にケーズデンキでデスクトップパソコン本体を無料で引き取ってもらいました。

参考

ヤマダ電機では、ネットからの申し込みでパソコンを無料回収してくれるサービスを実施しています。ぜひチェックしてみてください。


モニターに関しては、状態の良いものはリサイクルショップで売れるので、一度持ち込んでみることをおすすめします。

画面割れなどで状態が悪くても、査定に出すだけでジャンク品として無料で引き取ってくれる店舗も多いです。

私も画面割れしたモニターをハードオフに持ち込んで、ジャンク品として引き取ってもらったことがあります。

どうしてもデータ処理が心配な方は、自力でハードディスクを破壊しておきましょう。ハードディスク自体は不燃ゴミとして出せるので、パソコン本体と分けて処分することも可能です。
Uka

①や②のように、初めから捨てる予定だったものは捨てるかどうか悩む必要がないので、体を動かすだけで断捨離できます。

まずは頭を使わないものから手放すことがコツです。

ここからは、少し難易度が上がります。

3.使う時期・目的が明確でない消耗品

試供品や頂き物のタオルなどの消耗品の部類に入るもので、

次のように「使う時期・目的が明確でないもの」は手放しましょう。

□いつか使うかもしれないもの
□何かに役立つかもしれないもの
□使っていないけどまだ使えるもの
□溜まる一方で消費が追いついていないもの


消耗品を手放すのが難しい理由は、「もったいない」のハードルが高いためです。

「なくても困らないけどあったら使うもの」は、断捨離の際に特によく見定める必要があります。

判断の基準としては、いますぐ消費できるか、もしくは消費の目処が立つかどうかです。

いつ出番が来るか分からない消耗品は、この機会に減らすことにチャレンジしてみましょう。

「いつか」「もしかしたら」「まだ」と理由をつけて残すことは簡単です。

今度は積極的に減らす理由を探してみましょう。

4.たくさん持っているもの

消耗品が断捨離できたら、次はいよいよ生活雑貨の断捨離です。

生活雑貨の中でも、数が増えやすい以下のジャンルを集中的に見直しましょう。

□洋服
□書類
□コスメ
□食器
□本


これらは所有する数を決めることで、増えすぎを防止できます。

定期的に見直して、適正量を維持しましょう。

具体的な断捨離方法については、以下の記事も参考にしてみてください。

5.思い出のもの

生活雑貨を整理できたら、「思い出のもの」とも向き合ってみましょう。

思い出のものは手放すと2度と手に入らないので、慎重に判断してください。

有形の思い出のものに関しては、写真に残して手放すという手もアリです。

6.収納そのもの

最後に、収納そのものを減らせないか考えてみましょう。

小物入れや衣装ケースなど、中のものが減ったことで持て余している収納家具があれば、積極的に断捨離することをおすすめします。

収納を減らすことで、物量がリバウンドするのを防ぐことにもつながります。

断捨離を成功させるコツ


断捨離を成功させるためには、ものを減らすことはもちろん、その状態をキープすることも大切です。

ミニマリストである私が普段から実践している断捨離のコツをご紹介します。

□「毎日少しずつ派」か「定期的にまとめて派」か見定める
□1つの箇所に専念する
□とにかく全部出す
□保留するものは期限を決める
□重ねて収納しない
□無闇に収納を増やさない
□買い物は慎重に行う
□1つ増えたら1つ手放す
□使ったものは元に戻す
□床にものを置かない
□定期的に断捨離パトロールをする
□断捨離動画を見てモチベーションを維持する


それぞれ簡単に解説します。

「毎日少しずつ派」か「定期的にまとめて派」か見定める

「断捨離は毎日少しずつが基本」とよく聞きますが、それが向いていない方もいます。

私も一度に集中してまとめて作業する方が好きです。

自分に合った方法で進めて、途中で挫折してしまうのを防ぎましょう。

1つの箇所に専念する

断捨離を始めるとあちこちに手を出したくなりますが、まずは1箇所を集中して片付けましょう。

一度に家中を片付けようとすると、意思決定に時間がかかり脳が疲れてしまいます。

その1箇所を完璧に断捨離しきる必要はなく、まずは7割くらいの完成度を目指せば十分です。

繰り返し断捨離を行うことで、徐々に判断・決断が早くなります。

とにかく全部出す

断捨離の際には、そのままの状態で選別するのではなく、一度床に広げてみましょう。

ものの量を把握することは、断捨離を進める上で非常に重要です。

どんなに面倒でも、そのストレスから逃げていては断捨離は成功しません。

必ず全部出してから断捨離を始める癖をつけましょう。

保留するものは期限を決める

断捨離するか即決できないものや迷っているものは、保留するのもアリです。

ただし、3ヶ月以内に判断するなど期限を決めることが重要。

保留してそのまま決断を放置しないように気をつけましょう。

重ねて収納しない

収納は中のものが全て見えるような「縦収納」が基本です。

ものを積み重ねて置く癖がある方は、縦収納にするだけでものが増えにくくなります。

パッと見て、全てのものが把握できるように収納されているか確認しましょう。

無闇に収納を増やさない

基本的に収納グッズは追加しないことをおすすめします。

収納を使うと一見整っているように見せることはできますが、ものが増える原因にもつながります。

特に断捨離中には、収納で解決しようとしないように気をつけましょう。

買い物は慎重に行う

断捨離中の買い物には要注意です。

ものを減らし始めてスッキリしてくると、つい買い物したい気分になってしまいます。

欲しいものがある場合には、それが「必要かどうか」よく考えた上で判断しましょう。

1つ増えたら1つ手放す

ものが増えない人は、ものを増やしたら同じ数かそれ以上の数を手放しています。

断捨離の効果を維持するためには、ものの数がプラスにならないように意識することが大切です。

使ったものは元に戻す

断捨離でものが減っても、散らかっていては断捨離の効果を実感しにくくなります。

ものの住所を決めて、使ったものを元に戻す癖をつけることで、断捨離の効果を見える化しましょう。

床にものを置かない

ものが散らかりやすい人は、床にものを置きがちです。

床は面積が広いので、いくらでもものを置けてしまいます。

断捨離の効果を分かりやすくするためにも、床にものを置く癖は少しずつ直していきましょう。

定期的に断捨離パトロールをする

一通り断捨離が完了したら、その後も定期的に断捨離するものがないか見直しましょう。

家中を注意深くパトロールすることで、「見落としていたもの」「決断できなかったもの」に気づき判断できるようになります。

断捨離動画を見てモチベーションを維持する

断捨離中のモチベーションを維持するのにおすすめなのが、断捨離動画です。

散らかった部屋が綺麗に片付いていく動画を見ることで、自分の部屋の未来も想像しやすくなります。

ミニマリストやシンプリストの方の配信もおすすめです。

断捨離のコツや心構えなどを発信してくれているので、モチベーションの意地にもつながります。

断捨離のスタートの仕方はその後にも影響する


断捨離は、始めたばかりの段階で成果が見えると、その後の作業も捗ります。

これから断捨離を始める方は、ぜひ今回解説した順番を参考に進めてみてください。

もし途中で嫌になってしまった場合は、一度断捨離をお休みするのがおすすめです。

無理のないペースで継続することが、断捨離成功のカギです。

一緒に頑張りましょう!

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