この記事は以下のような方におすすめです。
□断捨離が思うように進まない
□手放せるものがなくなってきた
□ものは減っているのにスッキリしない
意気込んで片付けを始めたけれど、断捨離がなかなか進まないとお悩みの方へ。
ものを手放せない原因とこれからやるべきことについてご紹介します。
私がミニマリストとして最小限のもので生活できるようになったコツをぜひ参考にしてください。
もくじ
断捨離が進まない原因
断捨離が思うように進まない原因は、人によってさまざまです。
ものを減らせない原因を把握して、スムーズにものを手放すための足掛かりを見つけましょう。
原因1|売ることにこだわっているから
捨てるものがお金に変わったら、嬉しいですよね。
断捨離をしていると、売れそうなものを見つけてはメルカリで出品するために寄せておくという方が多いです。
しかしお金にすることばかり考えていると、なかなかものは減りません。
宝飾品や最近のブランドもの以外は、リサイクルショップに持ち込むのが賢明です。
ずいぶん前から出品しているのに売れないもの。
そのうち売ろうと思って押し入れにしまったままになっているもの。
これらが片付けのたびに増えていく限り、家の中のものは減りません。
それでもどうしても出品したいものがある場合は、必ず期限を決めましょう。
期限を超えても売れなかったものは、潔くリサイクルショップへ持ち込むことをおすすめします。
原因2|一度に全部を見直そうとしているから
普段から片付けの習慣がない方は、一度にまとめて断捨離をしようとする方が多いです。
しかしものの判別には頭を使うため、一気にやろうとすると疲れて思うように進みません。
部屋ごと、もしくは家具ごとに場所を限定して、そこだけに集中して取り組みましょう。
週末に少しずつ断捨離するだけでも、1ヶ月後には大きな変化を実感できるはずです。
なお断捨離の際は、そのスペースのものを必要・不要関係なく全部出してから仕分けするのをお忘れなく。
原因3|手当たり次第に進めようとしているから
断捨離には、片付けやすい場所・効果を実感しやすい場所があります。
気になる箇所から始めるのも良いですが、そこが判別の難しい場所だとつまずきやすいです。
家の中で特に目につきやすいところや普段の使用頻度が高くないものから断捨離すると、作業がはかどります。
片付けの手が止まってしまった方は、捨てる判断が比較的簡単そうな場所からスタートしましょう。
原因4|判断軸が間違っているから
□もったいないから
□思い出のものだから
□いつか使うかもしれないから
□もらいものだから
こういった理由で、使っていないものを捨てられない方はたくさんいます。
人は利益よりも損失を重視する傾向を持つため、捨てるメリットよりも手放すことによるデメリットを懸念し、保有を維持する選択をしがちです。
これは「もの軸」で判断しているためですが、「自分軸」で判断することで捨てる決断ができるようになります。
たとえまだ使えるものでも、「自分にとって」必要なものでなければ手放すことができるのです。
使っていないものに対して捨てる判断ができないときは、本当に自分になくてはならないものか考えてみましょう。
原因5|捨て方がわからないから・捨てるのが面倒だから
ピアノやソファといった大きな家具家電、パソコンなどのゴミとして処分できないもの。
こうしたものは捨て方が複雑なこともあり、長年放置されがちです。
大型の家具家電は、状態がよければリサイクルショップの出張買取サービスを利用して手放すことができます。
データの削除が必要なパソコンも、不安であれば家電量販店に有料で処分してもらうことも可能です。
ひとつひとつ捨て方を調べるのは手間がかかりますが、大きなものほど手放したときの達成感も大きいもの。
ぜひ重い腰を上げて、今まで見て見ぬふりをしてきたものを手放すことにも挑戦してみましょう。
断捨離が進まないときに試してほしい5つのこと
断捨離が思うように進まないときに試してほしいことを5つご紹介します。
どれもスムーズに手放す手助けになるはずですので、ぜひ参考にしてください。
正しい断捨離の手順を知る
断捨離をスムーズに進めるには、正しい手順・コツを知る必要があります。
できるだけ時間と労力を使わずにものを手放したい方は、まず断捨離の進め方について学びましょう。
特に、手当たり次第に片付けようとして手が止まっている方は必見です。
使っていないけど捨てられないものを意識的に使ってみる
断捨離が進まない大半の理由は、使っていないけど捨てられないものが多いことです。
使っていないということは、そもそもあなたの生活には必要ないものだということ。
「もったいない」「いつか使うかも」と思うのであれば、今日から日常生活にそのものを取り入れてみましょう。
すると「もったいないけど使いにくい」ことに気づいたり、「いつかの機会」を待つことなくそのものの必要性を判断できるはずです。
迷ったものは保留ボックスに入れて使わない生活をしてみる
手放すか迷ったものは、保留ボックス(仮捨て場)に入れてそのものがない生活をしてみましょう。
なくても生活に困らないことに気づけば、心置きなく手放すきっかけになります。
保留ボックスに入れる期限は、季節ものであればシーズン中、そのほかは長くても3ヶ月を目安にしてください。
期限を設けることで、保留中のものが増えて断捨離が進まないという事態を避けられます。
ものが本来の役割を果たせているか考える
ものにはひとつひとつ役割があります。
服は着るためのものですし、化粧品はメイクをするためのものです。
つまり着ていない服は服としての役割を果たせていませんし、使っていないコスメは化粧としての役割を果たせていません。
こうしてもの本来の役割を考えることで、そのものが自分の生活を充実させてくれているものなのか判断できます。
数量・収納スペースを減らす
数が増えがちな服や本などは、収納スペースのダウンサイジングをすれば必要以上に増えることを防げます。
収納スペースが広いと、ものをたくさん置ける分ものの見直しを先延ばしにする要因にもなるのです。
ものは減っているのに部屋の圧迫感が気になるという方にも、収納スペースの削減はおすすめです。
あなたが断捨離でものを減らすメリットは何か。
あなたが今より少ないもので生活をするメリットは何でしょうか?
□掃除がしやすくなること
□災害時の危険が減ること
□引っ越しが楽になること
□家賃や引っ越し費用が節約できること
□虫・ハウスダストの予防になること
ものを減らした理想の生活スタイルをイメージしながら断捨離を進めると、モチベーションの維持につながります。
今回ご紹介した方法を実践して、あなたが1日でも早く理想の生活に近づけるように応援しています。