こんなお悩みに答えます。
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人生で喧嘩別れは1度だけ。そのときの深い後悔から学んだことや喧嘩別れをしないための秘訣をご紹介します。今現在、恋人と喧嘩をして別れ話になっている方の力になりますように。
喧嘩中にどうしても別れ話になってしまうというカップルのみなさん。
別れるのはちょっとお待ちください。
それはお互いにとって後悔する選択かもしれません。
今回ご紹介する喧嘩別れで後悔する理由と喧嘩別れを回避するテクニックを今すぐ実践してみてください。
今日から後悔のないカップルライフを送りましょう。
喧嘩中に別れ話をするべきでない理由
喧嘩をしていると、どうしても相手の悪い部分ばかりが目につくようになるものです。
これまで溜め込んでいた過去の不満を爆発させてしまう人も多いでしょう。
怒りで感情がたかぶっている状態では、当然ですが冷静な判断はできません。
これは喧嘩中にする別れ話も同様で、一時の怒りに任せて別れを切り出す場合は要注意です。
喧嘩中の「別れたい」は瞬間的なストレスです
恋愛が上手くいっていないときに「別れたい」と思うこと、ありますよね。
実はそれ、あなたの本心ではなくストレスによる心の反応である可能性が高いんです。
思うようにいかないことが続くと、つい「別れ」の2文字が頭をよぎりますが、終わりにするべきサインかもしれないと早まる必要はないです。
一時的な心の沈みで別れを切り出すと、後悔する場合がほとんどです。
喧嘩したときに「別れたい」と思うのは、必ずしも彼を嫌いになったわけではなく、一刻も早くそのストレスから離れたいと思うからだということを覚えておきましょう。
喧嘩別れをしても後悔しないパターンとは
反対に、喧嘩別れをしても後悔しない人ももちろんいます。
彼らの共通点としては、以下のようなことが挙げられます。
- すでに相手の良いところより嫌なところばかり目につくようになっていた
- お互いの考えを譲れず、大事な場面で分かり合えないことが多かった
- 喧嘩の内容がどうしても許せない出来事だった
- これまで一緒に過ごした時間から将来を見据えることができないと感じた
- もともとパートナーと一緒にいる自分が好きじゃなかった
いずれも、喧嘩以前から感じていたストレスや不安が大きく、別れるべきだとしっかりとケジメをつけている場合がほとんどです。
このように、一時の気の迷いで怒りに任せて別れを決めるのでない場合は、喧嘩別れをしても後悔しないことが多いようです。
自分がどちらのパターンなのか、よく考えてから別れを検討しましょう。
喧嘩中に別れ話になったらするべきことは4つだけ
喧嘩中に別れ話になりそう、あるいはもうすでになってしまったという場合に実践するべきことを4つご紹介します。
今回の喧嘩だけでなく、ぜひ次回の対策として覚えておいてもらえたら、喧嘩別れを上手に避けることができるかもしれません。
①怒りのピーク6秒間を耐える【冷静になる】
喧嘩別れをしないためにまず覚えておいてほしいことがあります。
それは、怒りのピークは6秒間しか続かないということ。
喧嘩中に頭にきて、ついカーッとなってしまっても6秒間は我慢してください。
すると徐々に冷静さと取り戻してきます。
後々喧嘩別れにつながるような発言をせずに済むかもしれません。
②喧嘩の原因を振り返る【必ずどちらにも原因がある】
怒りのピークを耐え抜いたら、今度は冷静な状態で喧嘩の原因を振り返りましょう。
このとき、相手と話し合うことよりもまずは自分の中で客観的に喧嘩の内容を分析してみてください。
ここでいきなり話し合いに持ち込むと、お互いの言い分を譲れず喧嘩がヒートアップしてしまう可能性があるからです。
そして妥協点を見つけたら、相手を責めるのではなくまずは必ず自分の反省点を相手に伝えてください。
こちらから相手に歩み寄るんです。
こうすることで、向こうも自分の反省点について話してくれるようになります。
③今回の喧嘩で感じたことや考えたことをお互いに話し合う【当日か翌日中に】
お互いに反省点を洗い出したら、ここでようやく話し合いです。
できれば、電話ではなく直接会って話しましょう。
お互いの反省点から今後同じ喧嘩が起きないようにするための対策を二人で決めます。
ここで1つ注意点があります。
男性は一般的に女性より冷静になるまで時間がかかる人が多いので、当日話し合いができそうにない場合は数日〜1週間ほど期間を空けてみましょう。
その間は、あなたも喧嘩についての原因と解決策を客観的に探す時間に費やしてください。
話し合いの際により深い話ができるかもしれません。
④期間が空いてからの復縁の絶対条件はただ一つ【お互いが変わっていること】
残念ながらすでに喧嘩別れをしてしまい、後悔とともに復縁を望んでいる方もいるでしょう。
大前提として、復縁が成功する確率は60%とかなりの高確率ですが、復縁後の関係性が続く可能性は7%と言われています。
この7%に入るための絶対条件はただ1つ。
それは、お互いが変わっていることです。
そのためには、当然ですがある程度の期間が必要です。
いわゆる冷却期間というものです。
最低でも半年間は期間を空けなければ、自分が変わることも、相手が変わる可能性も見出せません。
冷却期間中は、自分が直すべきところを徹底的に意識して生活するようにしてください。
そして、相手との過去のメッセージを見直すこともお忘れなく。
相手のどんなところが好きで、自分がどう変われば相手はまた自分に振り向いてくれるのかをしっかり分析してください。
あなたの努力次第で、あなたはもっと好きな自分に変わることができますよ。
後悔する喧嘩別れを防ぐための習慣【5選】
喧嘩別れをする前に、そもそも喧嘩をせずに済むような方法があれば知りたくないですか。
これからご紹介する5つの習慣と心構えを知っていれば、喧嘩を防げる可能性が格段に高まります。
すぐには身に付かないものもあるかもしれませんが、何度失敗しても意識し続けることがとにかく重要です。
私も何度同じミスを繰り返したか分かりませんが、おかげで今ではパートナーとぶつかったとしても別れには絶対に発展しません。
恋愛以外でも役に立つマインドばかりなので、ぜひご自身の人生に大いに活用してもらえたら嬉しいです。
まずは、喧嘩を未然に防ぐのに効果的な習慣を5つご紹介します。
①不満は溜めずにその都度優しく伝える
不機嫌になるとつい黙ってしまうという方。
特にパートナーが男性である場合は、生物学的に察する能力が女性より低いので、相手に察してもらおうとするのはやめましょう。
男性としても、言ってくれないと分からないというのが正直なところです。
それが原因で口論になることだってあり得ます。
何か言いたいことがある場合は、気持ちを察して欲しがろうとせずリアルタイムで伝える習慣をつけましょう。
②ムカムカした感情に任せて発言しない
怒りに任せて言葉を発すると、相手を傷つけてしまうような発言をしてしまうかもしれません。
本当はどうしたいのか、どうするべきだと思うのかよく考えてから発言する習慣をつけましょう。
特に過去の出来事まで蒸し返して相手を責めることは絶対にNGです。
今は今の喧嘩の原因だけに向き合いましょう。
これまでの不満を伝えたい場合は、喧嘩後に仲直りしてから話すと受け入れてもらいやすいです。
③日頃からアサーティブ・コミュニケーションを行う
日常的にお互いの気持ちや考えを言い合いっこしましょう。
アサーティブ・コミュニケーションといって、相手の気持ちや意見を尊重しながら自分の意見を伝える習慣をつけると、些細なことで衝突することも少なくなります。
「私はこんな風に感じたからこうなったら嬉しいなって思うんだけど、あなたはどう思う?」
というような柔らかいコミュニケーションのイメージです。
伝え方ひとつで相手の受け取り方も変わってしまうので、くれぐれも相手を責めるような言い方はしないでくださいね。
④伝えにくいことやどちらかが傷つくかもしれないことを伝えるときは手を繋ぎながら話す
どちらかが傷つくかもしれないことや、重大な問題について話し合う場合には、手を繋いて話す習慣をつけましょう。
伝え方も優しくできますし、相手も穏やかな気持ちで話に集中することができます。
間違っても、大事な話し合いを電話で済ませるようなことはしないでくださいね。
何かあったときにすぐにコミュニケーションが取れなくなってしまうと致命的ですので。
⑤許せないようなことがあっても、しっかりと希望を持って相手に理由を聞くこと
どうしても許せないような出来事があったとき、愛想を尽かして話し合うことすら諦めてはいませんか。
そこであなたが怒りに任せて相手を責めてしまうと、相手だって言い分があっても言えなくなってしまうかもしれません。
まずはカッとなっても相手を信じてしっかりと話し合いをする習慣をつけましょう。
同じことが起きないように二人で試行錯誤を重ねることが大事です。
後悔する喧嘩別れを防ぐための心構え【5選】
続いて、喧嘩を未然に防ぐのに効果的な心構えを5つご紹介します。
①恋愛はあくまでも+a
例えば恋人にデートをドタキャンされたとき、「もしかして…」と不安に思うことはありませんか。
疑いや干渉のし過ぎは相手を信頼していない証拠です。
相手を信頼していないということは、自分を信頼していないのと同じです。
恋人に依存せず自分の時間を謳歌できる人は、恋愛はあくまでも+aという位置づけだからこそ安定しているんですよ。
まずは自分を信頼するためにも、恋愛意外にも夢中になれることを探してみましょう。
②自分の愛情表現基準で相手の愛を測らない
あなたは、自分の愛情表現を基準にパートナーの愛情を測ってはいませんか。
受け取る能力が備わっていなければ、どんなに愛を向けられていても愛情不足に感じるのが人間です。
言葉で分かりやすく愛情表現する人もいれば、自分なりに行動で愛を示す人もいるでしょう。
パートナーにもパートナーなりの愛情表現があるということをしっかりと理解しておきましょう。
そして、できればパートナーの愛情表現に気づけるようになりましょう。
③どんなに小さなことにも感謝の気持ちを忘れない
これが一番大事かもしれませんね。
人間って、自分がしてあげたことは覚えているのに、してもらったことはどんどん忘れていくらしいです。
びっくりですよね。
だからこそ、日々の小さなことに対してありがとうの気持ちを忘れないように心がけたいものです。
その感謝は、いつかしっかりと自分にも返ってきますから。
④他人は変えられない。自分から動いて見せる。
基本的に、他人を変えることはできません。
自分の意見を伝えることはとても大切ですが、相手のことも考えず無理に要求するのはもってのほかです。
しかし自分が変わってみせることで、相手の言動をある程度コントロールすることは可能です。
そのためには、自分の変えられない部分を変えていく勇気と、パートナーの変えられない部分を受け入れる心強さを身につけることです。
まずは自分から変えていきましょう。
⑤素直になる
素直になれる人は相手を信頼できている人です。
そして相手を信頼できる人は自分を信頼できる人です。
わがままになれとは言いませんが、自分の希望を相手に伝えることは恋愛関係においてとても重要なことです。
甘えることに慣れていない場合は難しく感じるかもしれませんが、そのときはパートナーに頼りましょう。
どういう甘え方が嬉しいかを聞いてしまえば良いのです。
そうやって少しずつ相手の嬉しいことに気づけるようになれば、自然と素直さはついてきます。
いかがでしたでしょうか。
今回は、喧嘩別れが後悔につながる理由と、喧嘩別れしそう、あるいはしてしまったときの対処法についてお話ししました。
少しでもカップルたちの喧嘩別れによる後悔を減らすことができたら嬉しいです。
これからも素敵なカップルライフをお送りください!