こんなお悩みをお持ちの方へ。
HSS型HSPの特徴を強みに変える方法をお伝えします。
好奇心旺盛なのに刺激に弱いHSS型HSPは、人一倍自分のギャップに苦しんでいる方も多いと思います。
私もその一人です。
それでもようやく、その素質を強みに変える方法を見つけたのでご紹介します。
ぜひこの記事を読んで、一人でも多くの方が気質と上手く向き合えることを願っています。
もくじ
【気づいてほしい!】HSS型HSPの特徴は圧倒的な強みです
天才型とも呼ばれる「HSS型HSP」。
ところが実際には、その気質に押し潰されそうになっている当事者の方が多いのではないでしょうか。
そこでまずは、自分の強みを自覚してもらうためにHSS型HSPの特徴を改めて確認していきましょう。
以下の特徴に当てはまっていたら、あなたはHSS型HSPである可能性が高いです。
- 好奇心旺盛でやる気満々なのに、いざやるとドッと疲れてしまう
- 一つのことに集中する力は長けているが、色々なことに興味が移りやすい
- 社交的で人当たりはよく見られるが、実際はかなり気を使っている
- いつも冷静を装いがちだが、気持ちは感情的になっている場合も多い
- 初めましてでもすぐに仲良くなれるが、ある程度の距離は保つ
- 大胆な割にちょっとしたことで悩む
- 好奇心と同じくらい警戒心も強い
- できないことにコンプレックスを抱えがちだが、謎の自信は持っている
このようにHSS型HSPは、「〇〇なのに××」という行動と気持ちが対照的である場合が多いのが特徴です。
この厄介な特徴のどこが強みなのかと思いますよね。
実はよく見ていただくと気づくかと思いますが、「行動が前向きである」ことがHSS型の共通点なんです。
HSS型でないHSPには、残念ながらこのような行動力はありません。
この行動の特性を活かすことができれば、HSS型の才能を開花させることができるんです。
ただし、その後に受ける刺激への対処は欠かせません。
ではどうすれば、行動力を活かしつつも刺激に負けずに能力を発揮することができるのでしょうか。
HSS型HSPの特徴を強みに変える方法
HSS型の特徴を強みに変える方法は3つです。
ただし、これはあくまでも私がたどり着いた方法ですので、もっと他にも有効な方法があるかもしれません。
それを踏まえたうえで、以下をご覧ください。
- 自分の行動を信じ、感情(警戒心や不安)ではなくその先に見える結果(あるいは経験)に目を向けること
- 自分の行動に不安を感じたときには、起こりうる最悪の事態を想像しそれを客観的に分析してみること
- 誰かのために行動や気持ちを抑えそうになったときには、自分はどうしたいのかを第一に考えること
「なんだか難しそう・・」
と思った方、大丈夫です。
順番に解説していきますね。
自分の行動を信じ、感情(警戒心や不安)ではなくその先に見える結果(あるいは経験)に目を向けること
HSS型は警戒心よりも好奇心の方が強い方も多く、その好奇心のおかげで行動力のある方がほとんどです。
一方で、好奇心と同じくらい警戒心が強い人もいます。
その場合は、警戒心や不安感が行動を抑制してしまうことが多いです。
そんな方は、警戒心と向き合う前にその行動で得られる成果について想像してみましょう。
不安な気持ちはわかりますが、好奇心を感じたということはその行動によって得られる経験や成果にワクワクしたからではないでしょうか。
それがあなたの本音です。
そのワクワクを増幅させてあげることで、警戒心に抑えらていた行動力が発揮できるようになります。
これに慣れてくると、HSS型HSPの天才型と呼ばれる力を徐々に発揮できるようになってきます。
もちろん、いつでもポジティブな力を発揮できるわけではありませんよ。
HSPならではの警戒心や不安感は常につきまといます。
自分の行動に不安を感じたときには、起こりうる最悪の事態を想像しそれを客観的に分析してみること
どうしても警戒心の方が勝ってしまうという方は、その警戒心のもとになっている不安の根源を払拭する必要があります。
そのためには、起こりうる最悪の事態を想像し、自分ではなく他人がその立場だったらどう感じるかを考えてみましょう。
どうですか?
「ん〜。そんなに大したことじゃなかったかも・・」
と気づいた方、その感覚を大事にしてください。
そう。HSPはとても敏感に不安センサーが反応するんですが、実はどんなに最悪の事態だとしても人生が終わるような重大事件であるということはほぼないのです。
それに気づけたらもう大丈夫。
あとは持ち前の好奇心があなたの背中を押してくれます。
誰かのために行動や気持ちを抑えそうになったときには、まず自分はどうしたいのかを第一に考えること
自分でこうしたいという気持ちはあるのに、相手のことを考えるとそれができないHSPは多いです。
特にHSS型の場合は、好奇心の力も相まって「こうしたい!」という思いが一段と強く、自分を抑えることはかなりのストレスにつながります。
ところが、実はHSPの多くがある重大なミスを犯していることに気づいていません。
それは、自分を抑える必要があると感じたときのほとんどは、自分が勝手に作り上げた思い込みによりそう感じているだけの場合がほとんどだということです。
それにも関わらず、HSPは自分の想像を事実と勘違いしてしまうんです。
そして負の感情がぐるぐるし始めます。
ただ、自分や相手を責めたり、一人で悩んだり、勝手に諦めたり、認めてもらいたいと思っているうちは誰も幸せになんてできないんです。
自分がハマりやすい負のサイクルに気づいて、素直にその本音を外に出さなければ、ずっと苦しいままです。
素直になりましょう。
それは相手にもきちんと伝わります。
「ああ〜。きたきたこの感覚。また自分を抑えてぐるぐるしてる・・」
と客観的に自分を捉えることができたら、そこからがスタートです。
最初はその感覚を自覚したところで、どうにもできずモヤモヤし続けるでしょう。
あとは、ぶっちゃけ根性です!
自分を抑え込んでいる感覚を自覚する ▶︎ 素直になる努力をする ▶︎ 上手くできない
この繰り返しの中で、どれだけ自分と闘えるかです。
一緒に闘いましょう。
HSS型HSPの特徴を強みに変えた私の実話
ここで、HSS型HSPの私が自身の特徴を強みに変えたお話をしようと思います。
持ち前の好奇心をフルに活かして得た経験は、今の私の資産になっています。
以下をご覧ください。
- 大学入試で前例のない新たな入試制度に挑戦 ▶︎ 合格
- 就職活動らしいものはせず、地元企業をひたすら訪問 ▶︎ 働き方の視野が広がる
- 募集していない企業へインターンシップの申し込みをして採用 ▶︎ 現在の仕事につながる人脈を獲得
- 募集していない企業へ新卒採用の申し込みをして採用 ▶︎ 柔軟な中小企業の中で人生の選択肢を広げる
私の強みを活かした経験はざっくりとこんな感じです。
行動力が見事に前向きな結果につながっているのが分かるかと思います。
もちろん、上手くいくことばかりではありませんよ。
行動力ではどうにもならないことだってたくさんありました。
ですが、行動はきっかけにしか過ぎません。
あとは自分の努力とタイミングと運次第で結果が決まります。
ただ誤解してほしくないのは、私はHSPだということです。
行動することにより消耗することだって当然あります。
そんな時は、ある裏技を使っています。
考え方を変える方法なんですが、ぜひ皆さんにも実践してもらいたいです。
それは、「行動にともなう警戒心は、自分が勇気を出して一歩踏み出そうとしている証拠である」と考える方法です。
よく、「緊張というのは心が本気でやろうとしている証拠だ」と言いますが、それと同じです。
行動後の刺激に対する反応も、自分が勇気を出して一歩踏み出した証拠になるんです。
この考えが定着すれば、あとは次第に自分の背中を自分で押せるようになります。
HSS型HSPの特徴を強みだと思えない人へ
そりゃいきなりは思えないですよ。
私だってそうでしたから。
それでも、私は諦めなかった。
だからこうして強みを活かして走り続けることができているんです。
誰にだってできるとは思いません。
これからもできるとも思ってはいません。
でも、やろうとしない人は一生できません。
できるかもしれないという可能性は自分でつくるものです。
きっと、今の自分を変えたいという思いがあるから、あなたはこの記事を読んでいるんですよね。
それなら、その思いを可能性に変えてみませんか。
あなたならできます。
私もまだまだ足掻きます。
人生は長いです。
一緒にがんばりましょう。