ミニマリストになれた私が全力でおすすめしたい本6選【必要な1冊が分かる】

2021-09-17

ⓘ広告を含みます

悩んでいる人
悩んでいる人
ミニマリストに憧れてミニマリズムの考えを学べる本を探しているんだけど、たくさんありすぎて迷っちゃう…。自分にはどれが合うんだろう?


こんなお悩みに答えます。


まずはじめに、これからミニマリストを目指す方に伝えたいことがあります。

それは、「ものは少ないほど良い」「捨てるものは多いほど良い」という考えは持たないでほしいということです。

ミニマリストの生活スタイルや考えが波及し救われる人がいる一方で、捨てることが目的化し捨てること自体に快感を覚える「断捨離依存症」に陥る人が増えています。

数あるミニマリストや断捨離について書かれた本の中にも、このような断捨離依存症の傾向がある筆者が書いた本がたくさんあります。

これから紹介する書籍では、そうした捨てることに執着した偏った考えによるミニマリズムは扱っていません。

手放す目的を明らかにし、自分の人生をより生きやすくする手段としてミニマリズムを活用しています。

その人にとって必要なモノの量というのは本当に千差万別です。

同じミニマリストでも、みんなが床で寝ているわけでも同じ服を着て生活しているわけでもありません。

このことを十分に理解したうえでミニマルライフについて学んでもらえたら、あなたの生活もきっと快適になります。


ミニマリストの本質を知る本【入門書であり指南書となるおすすめ3冊】


ミニマリストについて理解するためには、断捨離ノウハウよりも先にミニマリズムの本質を知る必要があります。

順番を間違えていきなり断捨離に手を出すと断捨離の沼にハマってしまうので注意しましょう。

これから紹介する3冊は、どれもミニマリズムの本質を突いています。

どの1冊が自分に合っているか、よく比較して選んでみてください。

今すぐミニマリストについて知りたいという方は「【ミニマリスト】身軽な生活スタイルの始め方と日用雑貨のこだわりをご紹介」をご覧ください。

各書籍でも言及されているミニマリストの本質における重要点について分かりやすく解説しています。

手ぶらで生きる

【ざっくり要約】

物を減らすことで選択の迷いをなくし大切なものに集中することがミニマリズムの目的である。自分が満足できる量の指標を持っていなければ、どんなに欲しいものを手に入れたところで欲望が尽きることはない。まずは毎月最低限必要なお金を把握することから始めよう。

「なんとなく欲しい」とか「ないよりあったほうがいい」というような中途半端な感覚でものを選んでいたら、決して満足することはないし物欲も収まらない。

ものが溢れる時代だからこそ、良いものと悪いものを見極めて、なにを選択し、なにを捨て、なにを強調するのかを意識下に置くことで人生をより豊かなものにしていこう!


『手ぶらで生きる』は月間100万PVの人気ブロガー「ミニマリストしぶ」さんの著書。

「何にお金を使い、何にお金を使わないか」を決めることで、「自分にとっての幸せとは何か」を教えてくれる一冊です。

お金、時間、人間関係…全ての不安の根幹にある「見栄」。

他人の目線のためにあるもの(見栄)を手放すことで自由に生きる方法を解説しています。

これ一冊でミニマリストの基礎がまるっと学べます。

ページごとに実践しやすくなっているので初心者にも非常におすすめの書籍です。

【第1章 暮らしを自由にする】
・四畳半ワンルームに家賃2万円で住む
・床で寝る
・月7万円で暮らす

【第2章 物を自由にする】
・財布は持たない
・「限定物」ではなく「定番物」を買う
・出口戦略を考えて買う

【第3章 体を自由にする】
・「1日1食」で生活する
・食欲を「腸」でコントロールする
・中毒性のある食べ物を避ける

【第4章 時間を自由にする】
・自分の時間を幸せにしてくれるものを選ぶ
・荷物はコンビニでしか受け取らない
・「物の消費=時間の消費」であると知る

【第5章 思考を自由にする】
・大切な1%のために、100%集中する
・「お金・時間・空間・管理・執着」の概念をなくす
・「顔がわかる人」からの情報を手に入れる

【第6章 人間関係を自由にする】
・60万円以上は貯金しない
・「恩の奴隷」にならない
・利益をもたらす人間としか付き合わない

 
 

ぼくたちに、もうモノは必要ない。

【ざっくり要約】

ミニマリストとは自分が本当に大切で必要としているモノが分かっていて、それ以外を減らす人である。必要のないモノにエネルギーやお金を費やすことなく、大事なモノだけに集中するためにモノを減らすのである。

モノが増えるのは今あるモノに慣れて刺激がなくなるためである。だから人は刺激を求めてモノを買い換えたり高いものに手を出したりする。またときには自分の価値を他人にアピールするためにモノを買っている。他人の目線のためにモノを買うのである。

モノが捨てられないのは性格のせいではなくテクニックを知らないだけである。(以下に重要テクニック抜粋します。参考にしてみてください。)

⚫︎他人に自分を魅せるためのものではなく、自分にとって本当に必要なものだけを持つ。
⚫︎いつかを信じて持っているもののいつかは永遠に来ない。今必要でないものはこの先もずっと必要ない。
⚫︎モノを捨てるとき人は驚くほどアイデアマンになる。捨てない理由を無理やり考えるために。
⚫︎捨てようか悩めている時点で、実際はあってもなくても大した違いはない。
⚫︎捨てようか何度か迷ったものはその時点で捨ててもいいもの。


『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』は汚部屋出身の元編集者佐々木典士さんの著書。

持ちものを自分に必要な最小限にする「ミニマリスト」という生き方を論理的に学べる至高の一冊です。

ミニマリストの定義から手放すものリストまで知りたい情報が幅広く掲載されているため、ミニマリズムを徹底的に理解することができます。

定義と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、エッセイのように非常に読みやすい内容になっているので安心してください。

ミニマリストを目指す人なら一度は読んでおくべきミニマリズムの決定版です。

ミニマリストを目指している途中の方や一度挫折している方にも新たな発見がある素晴らしい内容が詰まっています。

【第1章】
なぜ今、ミニマリストが生まれたのか?

【第2章】
なぜ、モノをこんなに増やしてしまったのか?

【第3章】
モノを捨てる方法最終リスト55!!
さらに捨てたい人へ追加リスト15!!
&「捨てたい病」への処方箋

【第4章】
モノを捨て、ぼくが変わった12のこと
・時間ができる
・生活が楽しめる
・自由と解放感を感じられる
・人と比べなくなる
・人の目線を恐れなくなる
・行動的になれる
・集中力が高まる。自己に徹する
・節約だってできる。エコにもなる
・健康になれる。安全である
・人との関係が変わる
・今、ここを味わえる
・感謝できる

【第5章】
幸せに「なる」のではなく「感じる」

 
 

フランス人は10着しか服を持たない

【ざっくり要約】

シック(上品)な生活は暮らしの質を高める秘訣である。日常に小さな喜びを感じ、幸福度を上げるためには、生活のあらゆる場面にこだわりを持ち、できるだけ無駄をなくすこと。そして自分をよく知り、シンプルに生きることが大切である。

(下に載せている目次で具体的な内容が分かるので、参考にしてみてください。)


『フランス人は10着しか服を持たない』はイギリス人の夫と3人の子どもを持つ女性ジェニファー・L・スコットの著書。

15カ国で刊行され、日本でも累計80万部のベストセラーになった超有名な書籍です。

タイトルを見るとフランス人のワードローブについての話かと思うかもしれませんが、それだけではありません。

好きなものを食べて、好きなものを買って、好きなところへ行って。

幸せな生活を送っているはずなのにどこか満足できない人に読んでもらいない内容が詰まった素敵な一冊です。

間食はせずに食事を存分に楽しんだり、上質なものを少しだけ持って長く大切に使ったり。

毎日を特別な日のように生きることで、情熱的に、お金をかけずに、生活を心から楽しむ方法が満載です。

ものを減らすことだけにフォーカスせず、自分にとって心地よい暮らしとは何かを考えさせられる人生のバイブルになるでしょう。

Part 1 食事とエクササイズ
Capter1 間食はシックじゃない
Capter2 食べる喜びを我慢しない
Capter3 面倒がらずに体を動かす

Part 2 ワードローブと身だしなみ
Capter4 10着のワードローブで身軽になる
Capter5 自分のスタイルを見つける
Capter6 ノーメイクみたいにメイクする
Capter7 いつもきちんとした装いで
Capter8 女らしさを忘れずに

Part 3 シックに暮らす
Capter9 いちばん良い持ち物をふだん使いにする
Capter10 散らかっているのはシックじゃない
Capter11 ミステリアスな雰囲気を漂わせる
Capter12 物質主義に踊らされない
Capter13 教養を身につける
Capter14 ささやかな喜びを見つける
Capter15 質の良さにこだわる
Capter16 情熱をもって生きる

 
 
 

ミニマリストの片付けノウハウ本【すぐに実践できて即効性のあるおすすめ3冊】


ミニマリストの本質について理解したら、いよいよ片付けの実践です。

片付けにはある程度の正解はありますが、ルールはありません。

ここで紹介する3冊では、精神面を活用した片付け術やデータに基づく論理的な片付け術をご紹介します。

自分に合った片付け方法を知るだけで、これまで片付けられなかった人が片付け上手になるのはよくあることです。

今まで片付けに挫折してきたという方も、この機会に色々な片付け方法に触れてみてください。

もしすでにある程度は片付けたという方は「【断捨離】これ以上捨てるものがない!そんなときに確認したい5つのポイントと次のステップ」をご覧ください。

さらにモノを手放すコツをご紹介しています。

人生がときめく片づけの魔法

【ざっくり要約】

少しずつではなく一気に片付けることで、意識変化を起こしリバウンドを防ぐことが大切である。モノを捨てる際には、捨てるものを選ぶのではなく残すものを基準にそれ以外のものを捨てること。「持っていて幸せかどうか」「持っていて心がときめくかどうか」を基準に残すものを選ぼう。ときめかないのに捨てられないものがあれば、そのモノが与えてくれたもしくは教えてくれたことに感謝して手放すこと。(「似合わない服を教えてくれてありがとう」など。)モノが減ったらものの収納場所を固定することで片付いた状態をキープできる。


『人生がときめく片づけの魔法』は2010年に出版され、シリーズ累計1100万部突破の大ベストセラーとなった「こんまり」こと近藤麻理恵さんの著書。

「ときめき」に注目した断捨離方法で片付けの常識を一転させた革新的な一冊です。

使っているかどうかだけでなく、使いたいというときめきが感じられるかどうかを判断基準に、後悔しない手放し術を学べます。

ロジカルな片付け術というよりは、片付けの精神性に着目した内容が豊富です。

まずはマインド的な部分から片付けに向き合いたいという方に、最初に手に取ってもらいたい書籍です。

第1章 片づけても、片づけても、片づかないのはなぜ?
第2章 まずは「捨てる」を終わらせる
第3章 「モノ別」に片づけるとこんなにうまくいく
第4章 人生が輝く「ときめき収納レッスン」
第5章 人生がドラマチックに変わる片づけの魔法

 
 

人生を思い通りに操る 片づけの心理法則

【ざっくり要約】

片付けの目的は、モノを減らして部屋を整えることによって、自分の人生を望む方向へ操ることである。そのためにモノを迷わず捨てて減らす方法とリバウンドしない習慣を身につける必要がある。ものを減らす際には、生活に必要なものではなく理想の生活に必要なものだけを残すことがポイント。その判断基準の一つとして「誰かが買ってくれるなら売るかどうか」を考えよう。片付け後の綺麗な状態を保つためには、「1イン2アウト」「6割収納」のルールを徹底すること。このルールを守るだけで無駄なものが増えにくくなる。


『人生を思い通りに操る片づけの心理法則』はテレビで次々に紹介され累計10万部を超える大ヒットとなったメンタリストDaiGoさんの著書。

確かなエビデンスをもとに効率的に片付けて、一度片付けたら二度ともとに戻らない片付けの技法が超具体的に解説されています。

「ときめかないものを手放す」といった精神論での片付けの限界を超える、全く新しい片付け本のバイブルです。

本書で紹介されている片付けの習慣を身につけることで、自分の大切なことに使える時間、お金、体力が最大化されます。

精神論では片付けが続かなかった。確実に二度と散らからない正しい片付けの方法が具体的に知りたい。

そんな方におすすめの超実践的な一冊です。

第1章 自由な時間が増える! 片づけの基本・3原則
第2章 心理的片づけで得られる5つのメリット
第3章 迷わずに捨てる! モノが勝手に減っていく7つの質問
第4章 これで二度と散らからない! 毎日の片づけ習慣7
第5章 理想の部屋をつくる! エリア別・片づけの鉄則5
第6章 スケジュールの片づけ 時間を最大化する7つのテクニック
第7章 迷わない人生を生き、人生を最大化する8週間プログラム

 
 

デジタル・ミニマリスト

【ざっくり要約】

便利なスマホツールを否定するつもりはない。ただ自分がどんなツールをどんな理由でどんな条件で使うべきかは判断できるようになるべきだ。そうすればデジタル・ツールを過度に使用することによる疲労感、主体性の低下、幸福度の低下、負の感情の増幅、やるべきことへの集中力の低下を抑えることができる。

スマホ依存の原因は自分の意思の弱さによるものではない。企業戦略によってデジタル・ツールを使わずにはいられない設計がされているのだ。それらに抗うためには「スマホの通知を切る」とか「寝室にスマホを持ち込まない」といった小さな対策ではどうにもできない。だからまるっと手放してみよう!


『デジタル・ミニマリスト』は世界25ヵ国で刊行されニョーヨーク・タイムズ・ベストセラー&Amazonベストブックに選ばれたコンピューター科学者カル・ニューポートさんの著書。

スマホやSNSを手放して、時間、生産性、集中力、幸福感を一気に手に入れる最強メソッドを解説している一冊です。

SNSのユーザー依存戦略にハマりネットサーフィンから抜け出せない私たちを救う哲学が満載です。

スマートフォンやSNSに支配されず、本当に大切なことを大切にできる集中力を取り戻すための思考法(実践法)を学べます。

SNSに疲れを感じている人。目的のないネットサーフィンが習慣になっている人。一日中スマホを触っている人。スマホの通知が気になり集中できない人。

これらに当てはまる人はデジタルを断捨離し最小デジタルインフラを築くことで、リアルの生活をより充実させることができると説かれています。

ものの断捨離はもう済んだという方にも、ぜひおすすめしたい一冊です。

Part1 基礎
1 スマホ依存の正体
2 デジタル・ミニマリズム
3 デジタル片づけ

Part2 演習
4 一人で過ごす時間を持とう
5 “いいね”をしない
6 趣味を取り戻そう
7 SNSアプリを全部消そう

 
 

ミニマリストの本はどれか1冊で十分【迷ったら買う】


今回は6冊ご紹介しましたが、ぶっちゃけ指南書となる本を1冊読めば十分です。

本質を理解すれば、あとは実践あるのみです。

実践してみて手放す手が止まったら、また改めて具体的な手放し方を学びましょう。

どの本にしようか迷ったら、直感で選んでも問題ありません。

ミニマリズムの本質は変わらないため、どの本も似たような考え方が書かれてあります。

迷って買わずにいる時間がもったいないです。

どんなに本で知識をつけていても、断捨離を始めてから気づく問題は必ずあります。

進めながら壁にぶつかる度にまた新たな本を探すのが、もっとも効率的にものを手放すコツです。

まずは一冊読んで、とにかくやってみましょう。

断捨離は進んでいるけどなんだかスッキリしないという方は、「断捨離してもスッキリしない原因と試してほしい5つのワザ!」をご覧ください。

スッキリしない原因と対処法をご紹介しています。

図書館を利用する

近所に図書館がある人は、気になる本が貸し出しされていないかチェックしてみるのも良いですね。

お金をかけずに読めるため、合わないなと思っても損をすることがありません。

そうと決まれば、いますぐ図書館へGOです。

読んだ本は手放すのがおすすめ

本を読んで実践したら、要点をスマホにメモするなどして、本そのものも手放してしまうことをおすすめします。

紙の書籍の場合は、メルカリに出品すれば買ったときとほとんど変わらない値段で買い取り手が見つかることも多いです。

どんどん知識をアップデートして、次の人に知識のバトンを譲りましょう。

さて、今回はミニマリストを目指す人に本当におすすめしたい書籍を6冊ご紹介しました。

ぜひあなただけの指南書を見つけて、快適なミニマルライフへ向け今日から動き出しましょう。

-ミニマム思考のタネ