布団クリーナーを探している方なら、一度は聞いたことがある有名メーカー「RAYCOP(レイコップ)」。
よくダイソンやアイリスオーヤマの製品と比較されている、布団掃除機メーカーです。
本記事では、布団クリーナーをお探しの方へ向けて、レイコップ製品と他社製品を実際に使ってみた感想をご紹介します。
・レイコップと他社製品の効果を比較してみたい
・レイコップの低評価コメントを見て購入を迷っている
・実際に使ってみたユーザーの率直な感想を聞きたい
上記のようなお悩みがある方のお役に立てる内容かと思います。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
もくじ
レイコップをおすすめしない人に多い口コミ
布団クリーナーにはメーカーや製品ごとにさまざまな特色がありますが、その中から自分の生活スタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
当然、どの製品にも多かれ少なかれメリットデメリットは存在します。
その中でもレイコップをおすすめしないと言っている人の多くは、下記を理由に挙げている場合が多いです。
・ダニを死滅できない
・吸引力が弱い
・価格が高い
それぞれの内容について、詳しく見ていきましょう。
ダニを死滅できない
レイコップへの低評価コメントとして多いのが、「生きたダニを死滅させる、あるいは吸引することができない」という口コミです。
生きたダニを死滅させるには、60度以上の熱を与える必要がありますが、レイコップ製品の中では「RAYCOP PRO(レイコッププロ )」のみが温風機能に対応しています。
他の製品には「UV除菌・ウイルス除去」の機能しか備わっていないため、「生きたダニを死滅させられない」と思われているようです。
しかしながらレイコップの公式サイトでは、温風機能を備えていないコードレスタイプの布団クリーナー「NewStyle RAYCOP(ニュースタイルレイコップ)」の商品詳細ページにおいて、「生きたダニ(1,000匹)を織布(100cm²)に散布して約0.54秒(約37cm/s)の速度で製品を往復させて、ダニ残数を測定」した結果、99.9%のダニ除去率であったことが報告されています。
信じるかどうかはあなた次第ですが、データとして立証されているのは事実です。
レイコップ製品に限らず、どの布団クリーナーでもダニを「完全に」死滅させることは難しいでしょう。
しかしながら、レイコップ製品のダニを減らす効果は十分に期待できると考えるのが妥当だと私は思います。
吸引力が弱い
「レイコップは吸引力が弱い」という口コミもよく目にしますが、数ヶ月にわたりレイコップ製品を愛用してきて、吸引力を弱いと感じたことは一度もありません。
ちなみに私が現在使っているのは、コードレスタイプの「NewStyle RAYCOP(ニュースタイルレイコップ)」。
たった1往復でも、髪の毛などの目に見えるゴミとチリのようなハウスダストをしっかり吸引してくれていることが、ダストボックスを見て確認できます。
おそらく、吸引力を売りにしているダイソンなどの布団クリーナーと比較して、「レイコップは吸引力が弱い」と言っているのでしょうが、そもそも布団クリーナーは「吸引力が高いほど優秀」なわけではありません。
レイコップの布団クリーナーは、確かにダイソン製品と比較すると吸引力では劣ります。
ですがそれは、布団への吸い付きを防ぎ、スムーズな操作性を実現するためだと考えられます。
また言い換えると、布団を痛めない絶妙な吸引力に調整されているとも言えるでしょう。
総合的に考えると、布団クリーナーの吸引力は「ほどほどにある」くらいがベストと言えるのではないでしょうか。
価格が高い
レイコップの布団クリーナーは、他社製品と比較して価格が高めです。
そのため初めて布団クリーナーを購入するユーザーにとっては、特に手を出しにくいと感じるかもしれません。
私もその一人でした。
それでも勇気を出して購入し実際に使ってみて、価格に見合った素晴らしい性能があることを実感しています。
もし機能面ではなく価格帯で迷っているとしたら、1ユーザーとしてレイコップ製品を強くおすすめしたいです。
もちろんレイコップ製品の中でも、グレードなどによって価格に1万円前後の差があります。
決して安い買い物ではないので、どうしても踏み切れない方はレイコップのエントリーモデルを検討してみるのがおすすめです。
コスパ重視で妥協して布団クリーナーを購入しても、後悔するのは目に見えています。
実際に私もそれで後悔しました。
ですので、ぜひ価格よりもその機能性に注目して長く使える布団クリーナーを選んでみてくださいね。
おすすめはレイコップのコードレス布団クリーナー「NewStyle RAYCOP」。
2021年時点で全世界での累計出荷台数が700万台を突破した、布団クリーナーのパイオニアメーカー「RAYCOP(レイコップ)」。
アレル物質対策のために医師が開発した布団クリーナーとして、世界20カ国以上のユーザーに愛用されています。
現在は4種類の布団クリーナーが展開されていますが、中でもおすすめしたい製品が、私も愛用しているコードレスタイプの超軽量布団クリーナー「NewStyle RAYCOP(ニュースタイルレイコップ)」です。
この布団クリーナーは、約10年間もの開発ノウハウと利用者の声から誕生したモデルで、従来の平置き型から縦型に進化しているのが特徴です。
数ある布団クリーナの中からこの「NewStyle RAYCOP」をおすすめする理由について、使ってみた感想とともにご紹介します。
製品情報
型番 | RS4-100JPWH |
カラー | ホワイト |
重さ | 1.42kg |
本体サイズ | 幅25cm×奥行61.26cm×高さ14.17cm |
運転時間 | ・UVオンリーモード|約120分 ・標準モード|約28分 ・パワーモード|約16分 |
充電時間 | 約3時間30分 |
性能 | ・UV除菌99.9% ・ウイルス除去99.9% ・ダニ除去99.9% ・パワフルたたき(毎分3,600回) |
私が「NewStyle RAYCOP」を使用して感じたおすすめポイントは、下記の8つです。
・自立収納が可能
・軽量で楽に動かせる
・コードレスで使う場所を選ばない
・ゴミ捨てや手入れが楽
・パワフルたたき機能でハウスダストをかき出せる
・UV除菌機能でダニ除去・ウイルス除去が可能
・排気される空気がきれい
・ヘッドのネック部分が上下に稼働&固定できる
それぞれについて、詳しくご紹介していきます。
自立収納が可能
「NewStyle RAYCOP」はレイコップの布団クリーナーの中で唯一の縦型タイプ。
自立型デザインのため部屋のどこにでもすっきりと収納でき、置くスペースも最小限で済みます。
また白を基調としたシンプルなデザインなので、生活空間に馴染みやすいのもポイント。
手の届く場所に設置しても違和感がないので、いつでもかけたいときにすぐに手に取れる使い勝手の良さが気に入っています。
軽量で楽に動かせる
「NewStyle RAYCOP」はわずか1.42kgしかないレイコップ史上最軽量モデル。
他社製品や一般的な平置き型の布団クリーナーは重くて扱いにくかったという方にもおすすめです。
お子様でもご年配の方でも簡単に動かすことができるので、家族みんなで愛用できます。
そもそも布団クリーナーは頻繁に使うものなので、あまりに重さがあると億劫で使う気にならないのが実情ではないでしょうか。
私も実際そうでした。
軽いというだけでこんなに作業がはかどるものかと、今でもしみじみ体感しています。
コードレスで使う場所を選ばない
布団クリーナの多くはコンセントに挿して使用する製品が主流です。
しかしコードがあるタイプは使う場所がコンセントのある空間に限定されるというデメリットがあります。
また布団とコンセントの位置によっては、コードが布団に乗り邪魔になることもしばしば。
コードがあることで、布団クリーナーの使い勝手が悪くなっているような気がします。
コードレスタイプの「NewStyle RAYCOP」なら、そんなプチストレスもゼロ。
コードがないだけで掃除機がけのハードルが下がり、布団クリーナーを手に取る頻度が自然と増えました。
ゴミ捨てや手入れが楽
布団クリーナーの購入を検討する際に私が重視していることの一つに、「手入れのしやすさ」があります。
どんなにハウスダストを吸い取ってくれる掃除機でも、ゴミ捨ての際にハウスダストが舞い散るようでは本末転倒。
「NewStyle RAYCOP」はダストボックスを半回転して開けるタイプなので、吸い取ったほこりを舞い上げずにそっとゴミ箱の中に捨てることが可能です。
透明なダストボックスから吸い取ったゴミを確認できるので、捨てどきがわかるのも地味に助かっています。
さらにダストボックス本体とフィルター類を丸洗いできるので、常に衛生的に使えるのも嬉しいポイント。
ヘッド部分のブラシの着脱も簡単になり、従来モデルより楽にお手入れができるようになりました。
また「NewStyleRAYCOP」はサイクロン構造を採用しているため、強力な吸引力はそのままにハウスダストによるフィルターの目詰まりを軽減してくれる効果もバッチリです。
パワフルたたき機能でハウスダストをかき出せる
「NewStyle RAYCOP」はフィンパンチブラシとUVランプが一体となったブラシを新しく採用しています。
このフィンパンチブラシが髪の毛やペットの毛とともに微細なハウスダストをたたき出してくれます。
布団クリーナによっては、「粉のようなハウスダストは吸引できるのに、髪の毛のような大きなゴミは吸ってくれない」という口コミもよく目にします。
「NewStyle RAYCOP」はそんなゴミの取り残しもなく、すっきりとストレスフリーな掃除が可能です。
UV除菌機能でダニ除去・ウイルス除去が可能
レイコップ製品の最大の特徴とも言えるのが、UVランプによる「UV除菌機能」。
ブラシとUVランプが一体化することで、従来モデルより隅々まで除菌・ウイルス除去が可能になりました。
UVランプは、医療現場でも除菌灯として使用されていますが、レイコップ製品でも99.9%の除菌とウイルス除去が可能とされています。
公式サイトには下記のように記載ありましたので、一部引用させていただきます。
「菌液を含むガラス板を100cm²の範囲の中央に置き、約0.54秒(約37cm/s)の速度で製品を1往復させて、大腸菌と黄色ブドウ球菌の生菌数を測定」した結果、99.9%の除菌効果があったと報告されています。※すべての菌に有用ではないとの記載もあり
「ウイルス液(A型インフルエンザウイルス)を入れたガラス板を100cm²の範囲の中央に置き、約0.54秒(約37cm/s)の速度で製品を1往復させて、感染価を測定」した結果、99.9%のウイルス除去効果があったと報告されています。※すべてのウイルスに有用ではないとの記載もあり
さらに新搭載「UVオンリーモード」を使えば、吸引したくないデリケートな生地やカーテンの除菌なども可能です。
無音で除菌とウイルス除去ができるため、夜遅い時間帯でも音を気にせす使用することができます。
またUV照射効果では、ダニの動きが極端に鈍くなることも確認されているようです。(動画参照)
ダニを完全に死滅させることはできなくても、UV照射によりダニが繁殖しにくい環境をつくることは可能だと言えそうですね。
排気される空気がきれい
掃除機から排気される空気は、製品の性能によって部屋の空気より汚れている場合が多々あります。
せっかく布団クリーナーをかけて布団をきれいにしても、排気される空気で部屋が汚染されたら良い気分はしないですよね。
「NewStyle RAYCOP」は、0.3㎛の超微細粉塵を99.99%以上キャッチしてくれるHEPAフィルターを搭載。
清潔な空気を排出してくれるので、掃除後の部屋はすっきり快適な空間を維持できます。
また布団クリーナーの構造によっては、排気される空気によってほこりが舞い上がってしまう場合もあるでしょう。
「NewStyle RAYCOP」は比較的布団との距離がある手元近くから排気されるため、その点も安心して使うことができます。
ヘッドのネック部分が上下に稼働&固定できる
レイコップ製品で唯一の縦型布団クリーナー「NewStyle RAYCOP」は、本体ヘッドの部分が上下に稼働します。
そのため方向転換もスムーズで、平置き型の従来モデルよりも自然な姿勢で掃除機をかけられます。
またヘッド部分は後ろにあるボタンをロックすることで固定することもでき、ソファなどのカーブがついた家具やカーテン掃除で布団クリーナーを持ち上げて使うときにも便利です。
アレルギー性鼻炎への効果を実感!
我が家にはアレルギー性鼻炎の人がいますが、「NewStyle RAYCOP」を使用し始めてたった数日で、家にいる間ずっと出ていた鼻水とくしゃみが激減しました。
ところが1週間ほどレイコップをさぼっていると、再びくしゃみと鼻水が…。
レイコップの実力の高さを思い知らされた瞬間でした。
その後は3日に1度くらいの頻度で布団クリーナーを使用していますが、おかげで鼻水とくしゃみに悩まされずに済んでいるようです。
レイコップは我が家の救世主!と言っても過言ではありません。
それくらい大感謝しています!
他社の布団クリーナーを選ばない理由【使ってみて気になったこと】
レイコップ製品とよく比較されるメーカーに、「ダイソン」と「アイリスオーヤマ」の布団クリーナーがあります。
私はどちらも使用したうえで、やはりレイコップが一番使い勝手が良いと感じました。
そこで、布団クリーナー選びで迷っている方の参考までに、他社製品を使用して感じたメリットデメリットについても簡単にご紹介しておきます。
ダイソン
ダイソンの布団クリーナーを使用する最大のメリットは、圧倒的な吸引力の高さです。
掃除機にとって吸引力があるかどうかは、消費者にとっても重要なチェックポイントだと思います。
ところが実際に使用してみると、吸引力が強すぎるゆえに布団に吸い付いて動かしにくいというデメリットが発覚しました。
それもそのはず、ダイソンのフトンツールにはブラシが付いていないのです。
ハウスダストをたたき出すことができないので、吸引力のみを頼りに布団掃除をすることになります。
また他にも気になる点が2つありました。
1つは充電後の持続時間が短いことです。
布団掃除のたびに充電しなければ、すぐに充電切れになってしまい、これが地味に面倒でした。
もう1つの気になる点は、ゴミ捨ての際にハウスダストが舞い散ってしまうこと。
ダイソンはダストボックスの下をパカッと開けてゴミを取り出すタイプなのですが、その際に手も汚れるしゴミが勢いよく出てくるのでゴミ捨てのたびにチリが舞うのです。
これが私には大きなデメリットに感じました。
とにかく吸引力にこだわっているという方でない限りは、ダイソンよりもレイコップ製品に軍配が上がるのではと思います。
アイリスオーヤマ
アイリスオーヤマの布団クリーナーは、私がおすすめする「NewStyle RAYCOP」と同じ縦型タイプです。
価格は布団クリーナーの中ではそれほど高くなく、初めて布団クリーナーを購入する方に人気のメーカーではないでしょうか。
ところが、口コミを良く見てみるといくつか共通のデメリットを指摘されていることに気づきます。
・ダストボックスが透明でないのでゴミの捨てどきがわからない
・ダニセンサーが反応しない初期不良品だった
・温風でゴミが飛ばされて吸えない
これらに加えて私が不便に感じたのが、コード充電式であること。
コードが掃除の邪魔になったり、長さがあり管理が手間に感じたりしていました。
「NewStyle RAYCOP」を使い始めてから、コードレスの素晴らしさを実感しています。
コスパ重視でとりあえず布団クリーナーを試してみたいという方は使ってみるのもアリですが、長く使うことを考えると、やはり「NewStyle RAYCOP」に軍配が上がるのではと思います。
レイコップだけでは心配?ダニ対策を万全にするには。
実際問題どの布団クリーナーでも、生きたダニを完全に100%死滅させることはほぼ不可能と言えるでしょう。
例えば、どんなに吸引力の強い布団クリーナーでも、ダニは布団の繊維にしがみついているため完全に吸引することは難しいです。
またダニは60度以上の熱で死滅すると言われていますが、仮に温風式の布団クリーナーでもその効果は布団の表面に限られるか、乾燥させることでダニが繁殖しにくい環境をつくる程度にとどまるでしょう。
つまり、生きたダニを「完全に」取り除くことは、布団クリーナーだけでは困難です。
そこで、布団クリーナーと併用することで、より多くのダニを退治できる方法を最後にご紹介します。
布団クリーナーだけで効果を実感できなかった方は、試してみる価値アリです。
布団乾燥機、コインランドリーにある乾燥機の活用
布団クリーナーの他にダニ対策として有効なのが、布団乾燥機やコインランドリーにある「乾燥機」との併用です。
いずれもダニが死滅すると言われている温度まで上がるため、生きたダニを減らすことに効果が期待できるでしょう。
ただし、ダニの死骸をそのままにしているとアレルギー症状が発生する原因になりますので、必ず布団クリーナーでダニの死骸を吸い取っておきましょう。
また注意点として、素材によっては高温にすることで繊維が溶けてしまう場合もあります。
乾燥機を利用する際には、寝具の素材に注意しましょう。
ダニとりシートの活用
乾燥機がかけられない素材の寝具には、「ダニとりシート」を活用する方法もあります。
ダニとりシートは、生きているダニをシートに誘導してシートごと捨てるという画期的な商品です。
繊維へのダメージはありませんので、布団乾燥機と違ってどの寝具素材でも使うことができます。
生きているダニはダニとりシートで、死骸は布団クリーナーで吸い取ることでダニ対策を強化するのがおすすめです。
布団クリーナーはレイコップのコードレスタイプで間違いなし。
さて今回は、布団クリーナーレイコップを使用して感じた効果についてご紹介しました。
他社製品を使っていてその効果に満足できていない方は、レイコップを試してみる価値は大いにあると思います。
買い替えの際は、ぜひまた本記事を参考にしていただけると嬉しいです。
それでは、今日はこの辺で。