こんなお悩みに答えます。
毎日切り詰めて生活しているのに、なかなか貯金が増えないとお悩みの方へ。
日々の小さな節約で消耗するのはもうやめましょう。
これからお伝えする節約方法を実践すれば、収入が少ない人でも今より確実にお金が貯まります。
奨学金や車のローンを返済しながら生活している私でも、この方法で月に4倍貯蓄にお金を回せるようになりました。
ぜひ真似をしてみてください。
もくじ
【準備】支出の把握・目標の設定
節約を成功させるためには、支出の把握と目標の設定は必須の準備です。
節約の土台となる部分を整えておくことで、効率的かつ確実に節約効果へつながります。
家計簿アプリで支出を把握する
節約を成功させるためには、まず家計の支出を把握する必要があります。
これまで収入と支出の両方を管理して家計簿で挫折した人もいるかもしれませんが、節約に大事なのは「支出」の管理です。
そこでおすすめしたいのが家計簿アプリの活用です。
家計簿アプリなら銀行やクレジットカード、電子マネーと連携できるため、キャッシュレス決済などの利用履歴が自動入力されます。
現金で購入したものはレシートを写真で撮影するだけで購入場所や品目まで詳細に自動入力されるので、入力の手間もかかりません。
紙ベースの家計簿が続かなかったという人にも、家計簿アプリはおすすめです。
まずは1ヶ月の支出を把握してみて、削れる項目の目安をつけることから始めましょう。
ちなみに、数々の家計簿アプリを使ってきた私が圧倒的におすすめしたい家計簿アプリは「マネーフォワードME」です。
先述した全ての機能を兼ね備えており、どれも無料で利用できる優れものです。
この機会にぜひ使ってみてください。
貯金額の目標を決める(貯金する目的を明確にする)
支出を抑えて貯金額を増やすためには、まず具体的に貯金額の目標を決めましょう。
節約する目的を明確にすることで、目標貯金額も見えてきます。
目標を決められないという人は、「生活防衛費」といって月々に必要な生活費の半年分を目標に貯蓄するのがおすすめです。
あるいは収入の10%を貯金に回しましょう。
日本には収入の10%を貯蓄できている人は50%しかいないと言われています。
ぜひ収入の10%を貯金額の一つの目安にして、上位50%に仲間入りしましょう。
一人暮らしの「固定費」節約術
ちまちました節約はしたくない!全然貯まらない!
そんな方にまずおすすめしたいのが、「固定費」の見直しです。
「もう見直せることはないよ!」と思っている方でも、まだ節約できる固定費があるかもしれません。
要チェックです。
家賃の節約術
家賃は「共益費」や「管理費」を含めて、手取り収入の25%に抑えるのが理想的だと言われています。
自分の手取り収入の25%以上の家賃を支払っている場合には、家賃を見直しをおすすめします。
ただし、家賃を下げたことで生活に支障が出てはいけません。
「バス・トイレ別」「駅近」などの物件探しで譲れない条件と家賃を天秤にかけながら、安い物件への引越しを検討しましょう。
水道代の節約術
湯船のお湯を減らす
浴槽のお湯をいつもより少し減らすだけでも、節水効果が期待できます。
節水シャワーに切り替える
節水シャワーを活用すると、シャワーの勢いはそのままに水道代を60%も節約できると言われています。
実際、シャワーだけでも3分間で30リットルの水が使われているそうです。
節水シャワーヘッドは2,000円〜15,000円のものまで、価格帯はさまざまです。
使いやすさやコストパフォーマンスを比較して検討してみてください。
1人の入浴で200リットルの水を使っていると言われているので、入浴時の節約を意識するだけで数千円程度の節約になります。
水の出しっぱなしにしない
意外と見落としがちですが、食器洗い中の水の使い方にも気をつけましょう。
洗い物は水を張った桶に入れて汚れを浮かせておいたり、洗っている間は水を止めておくことで節水につながります。
ガス代の節約術
お風呂の温度を下げる
お風呂の温度設定を1度下げるだけでもガス代の節約につながります。
また追い焚きやシャワーの頻度を減らすことも非常に効果的です。
電子レンジを活用する
料理で食材に火を通したい場合には、できるだけ電子レンジを使用するのがおすすめです。
シリコンスチーマーなどの便利な調理グッズを活用しましょう。
ガス会社の見直し
2017年に都市ガスの自由化がスタートし、私たち消費者は契約するガス会社を自由に選べるようになりました。
契約先を変えるだけで料金の見直しができるようになったのです。
ガスには「都市ガス」と「プロパンガス」の2種類があります。
プロパンガスは小売業者が自由に価格を設定できるため、都市ガスよりもガス代が高くなる傾向にあります。
しかし、ガス代が安い都市ガスの導管が引かれていない地域も多いため、ガス代の見直しを諦める人もいるようです。
実は、賃貸物件でもプロパンガスの契約会社を自分で選べる場合があるんです。
大家さんに相談するだけで、安いプロパンガス会社へ見直しができるかもしれません。
気になる方は、一度大家さんに相談してみるのがおすすめです。
これから物件を探すという人は、使用しているガスの種類もチェックしてみましょう。
中には電気とガスのセット契約による割引が受けられる会社もあるので、セット割を活用して利用料金を見直すのもアリです。
電気代の節約術
ガス会社の見直し
電気代の節約に最も有効なのは、ガス会社の見直しです。
2016年から電力の自由化がスタートし、持ち家だけでなく賃貸でも電力会社を選べるようになりました。
物件によっては電力会社が決められている場合もあるので、契約時に確認するのがおすすめです。
ガスとのセット割を受けられる電力会社もあるので、電力会社を選べる物件の場合には、料金を比較してみましょう。
エアコンの温度設定を調整する
照明器具などの電源を頻繁にオンオフ切り替えるのは節約として間違ってはいませんが、エアコンの場合は要注意です。
エアコンは運転を開始するときに最も電力を消費するため、頻繁に電源を切り替えているとより多くの電力を消費してしまいます。
おすすめのエアコン代節約方法は、温度設定を調整することです。
エアコンは温度を1度上下するだけで消費電力を10〜13%も削減することができます。
いつも頻繁に電源を切り替えている人は、温度調整をしてみましょう。
またフィルターが汚れている場合も冷暖房効果が弱まり電力を必要以上に消費します。
月に一度を目安に掃除をすることで効率的に節約につなげましょう。
10年以上前の家電は省エネ家電に買い替える
買ってから10年以上経っている家電は、本来必要な電力以上に無駄に電気を消耗している場合が多いです。
買い替えの際には一時的にお金がかかりますが、長い目で見ると新しい家電に買い換えた方が電気代が節約できるのでぜひ検討してみてください。
通信費の節約術
「au」「docomo」「SoftBank」などの大手キャリアと契約している人は、格安スマホへの乗り換えや格安プランへの変更を検討しましょう。
その際は、携帯料金の見直しとあわせて、固定回線(Wi-Fi)料金の見直しをするのがおすすめです。
自分に合う契約パターンが分からない方は、以下を参考にしてみてください。
「格安SIM+固定回線」がおすすめな人
通話時間が短い人やWi-Fiを使うことが多い人には、格安SIMと固定回線の組み合わせがおすすめです。
大手キャリアから格安SIMに乗り換えた場合、1ヵ月の携帯料金が半額から1/3以下まで抑えられることもあります。
ただし、お昼時など通信回線の混雑時に通信速度が遅くなったり、通話料が高くなったりすることもあるので注意です。
乗り換え前にきちんと格安スマホのデメリットを確認し、自分の使い方と照らし合わせて乗り換えを検討しましょう。
「格安SIM+モバイルWi-Fi」がおすすめな人
自宅でも外出先でもネットで調べものをしたりYouTubeを見たりするけど、そこまで通信速度を求めないという方。
そんな方は、スマホを格安SIMに切り替えて、自宅でも外出先でも使えるモバイルWi-Fiを併用するのがおすすめです。
モバイルWi-Fiは固定回線を使う自宅のWi-Fiよりも利用料金が安く、1ヶ月で100GB以上のデータ通信が使えるものもあります。
大手キャリアの契約プランと比較して、格安スマホとモバイルWi-Fiの併用の方が通信費が安い場合は切り替えを検討しましょう。
大手キャリアの利用者は「格安プラン」への乗り換えがおトク
通信速度が落ちるのは不安だという大手キャリア派の方でも、今よりデータ通信費を抑える方法があります。
まずは月々のデータ使用料を確認してください。
次に契約会社の料金プランを確認します。
現在の契約プランが月々60GBの容量だとして、実際に使っているのが30GB以下だとしたら、今より安い契約プランに変更しましょう。
私の場合はdocomoを使っているので、「ギガホ」から「ahamo」に切り替えたことで、月々の利用料金が半額以上も節約できました。
「大手キャリア+固定回線」の節約テクニック
自宅でも外出先でもインターネットを使用する頻度が高い人は、スマホと固定回線を同じ通信会社のものにすると割引対象になる場合があります。
私の家族の携帯は全員docomoなので、ドコモ光を契約することで毎月1人1,000円通信費が割引されています。
厳密にいうと、私が契約している「ahamo」はドコモ光セット割りの対象外ですので、私の通信費だけは割り引かれていません。
自宅でパソコンやタブレットなどをあまり使わないという人は、固定回線を使わずにスマホのデータ通信容量を増やしてテザリングでパソコンやタブレットをネットにつなげるという方法もおすすめです。
自動車保険料の節約術
自家用車を持っている人は、自動車保険の見直しをしましょう。
特に毎月1万円近くの保険料を支払っている人は、半額以上も節約できるかもしれません。
代理店型からダイレクト型(ネット型)へ乗り換え
自動車保険には大きく分けて「代理店型」と「ダイレクト型(ネット型)」の2種類があります。
代理店型は、保険会社と私たち契約者の間に代理店を挟むことで、契約者の手間を減らせる分保険料が高くなる傾向があります。
一方ダイレクト型は、保険会社と契約者が代理店を挟まずに直接やりとりを行うため、保険料が安くなります。
どうしても事故対応に関して不安な人は代理店型に加入することもおすすめですが、節約を優先したい人は圧倒的にダイレクト型がおすすめです。
ダイレクト型だから事故対応が悪いという事実はありません。
どちらかというと、担当者次第で対応の満足度が変わるということはあるようです。
私も代理店型からダイレクト型に切り替えましたが、今のところ全く不満はありません。
保険料は月々8,000円から3,000円まで抑えられているため、かなりの節約になっています。
車両保険は不要
中古車に乗っている方で車両保険に入っている場合は、車両保険を外すことをおすすめします。
なぜなら、保険で修理代を受け取ると等級が下がってしまうため、それに準じて保険料が値上がりしてしまうからです。
そのため自己負担できる数十万円程度の修理代を保険で支払いたい場合でも、保険は使わない方がいいと修理屋さんに引き止められるケースも多いと言われています。
つまり、車両保険をかけていても実際に保険でお金を下ろす機会はかなり限られているということです。
私も何かあったときのためにと中古車に車両保険をつけていましたが、かける必要がないと判断したので外しました。
車両保険を外しただけで年間の保険料が数万円も違うため、かなりの節約になっています。
ただし所有している車が新車の場合は、数年間だけ車両保険に加入するというのはおすすめです。
ご自身の車の価値をよく考えた上で、車両保険への加入の有無を検討してみてください。
保険料の節約術
保険に加入にしている方は、そもそもその保険が本当に必要かどうか確認することをおすすめします。
その上で複数の保険に加入している場合は、内容が重複していないか、不要なオプションをつけていないか見直しましょう。
特に節約を考える場合には、日本の公的保障制度や保険の仕組みを理解しておくことをおすすめします。
公的保障を活用しよう
会社員であれば「健康保険」に加入しています。
入院費や治療費が必要になった場合には「高額療養費制度」や「傷病手当金」、「労災保険」などの補償もあります。
新たに自分で保険に加入しなくても、日本は公的保障制度がとても充実しているんです。
そのためケガや病気をしにくい20代の人は、掛け捨ての医療保険に入るだけでも十分だという意見も多いです。
私も毎月2,000円の掛け捨てで加入できる県民共済の入院保障型へ加入しています。
積立型保険は不要
年齢に関わらず、「終身保険」「養老保険」「学資保険」「個人年金保険」などの積立型保険をかける人も多いです。
積立型保険は最終的にかけた分より少ない額が返ってくる場合が多いので、毎月しっかり貯蓄できる人にはおすすめしません。
「保険」と「貯蓄」は分けて考えるのが節約の基本です。
保険は結婚や出産などのライフステージの変化によって、その都度見直しが必要になるものです。
今の自分に必要な保険だけを契約するようにしましょう。
年払い割引の活用
「NHKの放送受信料」や「国民年金保険料」などは、月払いよりも年払い(前払い)にするほうが割安になります。
他にも、自動車保険・バイク保険・生命保険などの民間保険会社の保険料にも、年払い(前払い)で割引が受けられるものがあるため、契約内容を確認してみましょう。
継続的に支払う必要があるものについては、年払いの利用がおすすめです。
一人暮らしの「変動費」節約術
固定費の見直しはもう完璧!
そんな方は「変動費」の節約にも挑戦しましょう。
食費の節約術
一人暮らしの食費の平均は、男性が約45,000円、女性が約35,000円と言われています。
節約すれば、10,000円〜20,000円まで食費を抑えることができます。
ペットボトル飲料を買わない
つい買いがちなペットボトル飲料ですが、毎日買っていると3,000円以上の支出になります。
コーヒーや水など飲み物は、水筒で持参するように心がけましょう。
コンビニや自動販売機を使わない
コンビニや自動販売機で買うものは、スーパーと比べて割高です。
どちらも富裕層が利用するものと考えて、買い物の際は安いスーパーを利用する癖をつけましょう。
自炊する
外食が多い人は「自炊」に切り替えましょう。
自炊する時間がない場合は、夜ご飯と次の日の昼食をまとめて2食分作るのがおすすめです。
さらに節約効果を上げたい方は、1年を通して単価が変わりにくい食材や旬の食材を買うようにすると食費を抑えられます。
調味料の種類も必要最小限にしましょう。
料理が趣味の方は別ですが、自炊にこだわると調味料が増え調味料代がかさんでしまうので要注意です。
ついで買いをやめる
買い物へ行く回数が増えるほど、ついで買いのリスクも高まります。
食材は週末にまとめ買いすることで、ついで買いを減らしましょう。
ただし、きちんと冷蔵庫の在庫を確認してから買い物へ行くことが重要です。
たくさん買いすぎて消費しきれずに食品ロスを出してしまっては本末転倒ですので。
必要な分だけを買って使い切る習慣をつけましょう。
ふるさと納税を利用する
ふるさと納税を活用すれば、会社勤めのサラリーマンでも税金を節約できます。
ふるさと納税とは、応援したい自治体に控除上限額の範囲内で寄付をすることで返礼品を受け取れるほか、2,000円を超える部分について一定の限度額までを原則として所得税・住民税から全額が控除されるお得な制度です。
つまり、最終的な実質自己負担額は2,000円のみということです。
ただし、寄附金額の控除を受けるためには、「確定申告」か「ふるさと納税ワンストップ特例制度」を利用して申請する必要があります。
参考
※控除上限額は、ふるさと納税をする人の家族構成や年収(所得)その年に受ける各種控除の金額などによって異なります。
下記URLから自分の控除上限額の目安を調べてみてください。
※寄付金額の控除を申請する方法についても、下記URLからご確認ください。
サラリーマンの方なら申請の手間もそれほどかかりませんので、申請のハードルも低いです。
日用品費の節約術
代用品を探す
毎日使っている日用品の中に、代用できるものがないか探してみましょう。
例えば洗剤など。
洗剤は、キッチン専用・トイレ専用など用途ごとに販売されています。
ところが、ものによっては成分が同じものもたくさんあるんです。
例えば、キッチンハイターやカビキラーなども主成分は同じため、同じ用途に使用できます。
他にも、使いまわしのきく重曹やクエン酸、石鹸、中性クリーナーなどを活用すれば、日用品費を抑えられます。
中性洗剤なら「ウタマロリキッド」がおすすめです。
メイクツールや服についた食べこぼしの汚れ落としまで多用途に活躍してくれます。
こうした代用可能なアイテムがないか、家の中をパトロールしてみましょう。
日用品のコストを下げる
日用品のような消耗品は、今使っているメーカーより安いメーカーに切り替えましょう。
花王などの大手メーカーを使っている方は、薬局の独自ブランドや100均などを上手に活用すると日用品費を抑えられます。
大容量のパッケージを買う
消耗品はおトクな大容量タイプを買うと割安になります。
ハンドソープ・洗濯用洗剤・トイレットペーパーなどの消耗品は、業務用を購入するのもおすすめです。
ストックを減らす
ストックは原則1つまでにしましょう。
ストックを大量に買い溜めしていると、安心感からかえって消費量が増えてしまう原因になります。
当たりやすい懸賞に応募する
懸賞を活用して日用品費を節約するのもおすすめです。
ただし、当たりにくい懸賞に応募しても時間と労力の無駄になります。
できるだけ当選数の多い懸賞に応募してみましょう。
被服費の節約術
目的のないウィンドウショッピングはしない
特に買うものがなくてもお店を見て回る習慣がある方は、目的のないウィンドウショッピングを控えましょう。
「いいものがあれば買う」という考え方をしていると、使わないものまで買ってしまう可能性があります。
買うものは事前にリストアップして、それ以外のものはできるだけ見ないようにしましょう。
「欲しいかどうか」ではなく、「必要かどうか」で判断することが大切です。
セールや割引に惑わされない
安さに釣られて買い物をすると、失敗する可能性が高いです。
セール品で失敗した経験がある方は、できるだけセールには近づかないようにしましょう。
美容費の節約術
化粧品代の節約
化粧品は新作が出るとつい欲しくなってしまうものですが、今持っているものを使い切ってから新しいものを買う癖をつけましょう。
また、普段愛用しているコスメのブランドをプチプラに変更するのも非常に節約効果が高いです。
私自身、もともとはデパコスを愛用していましたが、今はプチプラで揃えています。
安いからといって決してデパコスに劣らないコスメもたくさんありますので、プチプラを検討してみるのもおすすめです。
スキンケア代の節約
スキンケアは上を見るとキリがありません。
最近では、肌本来の再生力を蘇らせる引き算のスキンケアが注目されています。
クレンジング・洗顔・化粧水・乳液・美容液などを使わないスキンケアです。
私は乳液や美容液をやめましたが、今の方が肌が安定しています。
スキンケア用品の費用が浮くうえに肌の状態も良くなるので、今後も続ける予定です。
美容院代の節約
ヘアカラーやパーマをしている方は、黒髪やストレートに戻すと美容院代が節約できます。
私もかつてはヘアカラーとパーマをしていましたが、今は黒髪ストレートです。
1万円かかっていた美容院代が、3,000円に抑えれれています。
サブスクリプションの見直し
「Netflix」や「Hulu」、「U-NEXT」などの動画配信コンテンツを有料で楽しんでいる人は、サブスクを見直してみましょう。
動画のジャンルが被っていることも多いので、利用するサービスを絞るのがおすすめです。
他にも、アプリや音楽視聴サービスで自動課金を設定しているものがあれば、確認して使っていないものは解約しましょう。
ジム代・習い事代の見直し
ジム代や習い事にかかる費用は、店舗を変えることで節約できる場合があります。
特にジムに関しては、自宅での自重トレーニングに切り替えることでジムの会員費を節約している人も多くいます。
手数料・送料に気をつける
ATMや銀行窓口でお金を引き出す際にかかる手数料や、Amazonなどのネット通販でかかる送料には注意しましょう。
手数料無料の時間帯にお金を引き出したり、通販にかかる送料も極力かからないように注文しましょう。
特にUber Eatsや出前館などのフードデリバリーなどは、送料がかかることが多いので要注意です。
一人暮らしの「お金を増やす」節約術
固定費と変動費の節約の他に、お金が貯まる節約術をご紹介します。
先取り貯金
毎月消費して残った分だけを貯金する方法は、よほど浪費癖のない人でなければなかなか貯まりません。
そこでおすすめしたいのが、貯金分を固定費として予算に組んでしまう方法です。
毎月の貯金額の目安は手取り額の10%と言われています。
先取り貯金を習慣にすることで、自然と支出を抑えることが可能になります。
「先取り貯金が苦手!」「どうしてもおろして使ってしまう!」
という方には、銀行の「定額自動入金サービス」がおすすめです。
毎月指定の口座から定額を引き落とし、自動的に口座へ入金してくれる便利なサービスです。
また勤務先の福利厚生に「財形貯蓄」や「企業型確定拠出年金制度」がある人は、毎月給与から一定金額が天引きされて自動的に積み立てることもできます。
ただし財形貯蓄や企業型確定拠出年金制度はメリットばかりではないので、よく調べてから検討しましょう。
キャッシュレス決済を活用する
クレジットカード決済やスマホ決済などのキャッシュレス決済を利用することで、現金払いではもらえないポイントを貯めることができます。
日々の消耗品や食費の支払いだけでなく、水道光熱費や携帯料金などもクレジットカード払いにすれば、より効率的にポイントが貯まります。
さらにキャッシュレス決済で引き落とし先の口座を統一すれば、全ての支払い料金が一目瞭然のため家系管理も簡単です。
クレジットカード決済に不安がある方には、スマホ決済の「PayPay」がおすすめです。
今は「auPAY」や「楽天ペイ」、「LINEPay」など様々なスマホ決済がありますが、PayPayは提携店舗数が340万箇所とNo.1を誇ります。
お出かけの際にこまめにポイントを貯めやすいことが理由で、利用者は4,100万人にまでのぼっています。
好きな口座から必要な分だけチャージしたり、セブン銀行で現金を直接振り込んでチャージすることもでき非常に使い勝手が良いです。
いくら支払ったか分からなくなる不安もないので、安心してキャッシュレス決済デビューできますよ。
まずは数百円からチャージして始めてみるのがおすすめです。
フリマアプリで不用品を売る
メルカリやラクマなどのフリマアプリを活用して、自宅にある不用品を売ってみましょう。
一見売れなそうな物でも、出品してみると買い手が見つかったということはよくあります。
私も自宅にある不用品をあれこれ販売していたら、2ヶ月で10万円の売り上げにつながったことがあります。
見栄を捨てる
他人の目線のために買っているものはありませんか?
「よく見られたいから」「持っている自分がかっこいいから」
そういった見栄で買い物をするのはやめましょう。
自分にとって必要なものかどうかをよく考えてから購入する習慣をつけることで、後から後悔するような無駄な出費を減らせます。
ノーマネーデーを設ける
お金を1円も使わない日「ノーマネーデー」を意識的に作っていくことで、節約意識を維持できます。
達成できた日はカレンダーにシールを貼るなど、見える化することで達成感もあり習慣になりやすいです。
私もコツコツ続けて、今では月に20日以上がノーマネーデーです。
最初は週一から始めてみて、徐々に無理のないペースでノーマネーデーを増やしていきましょう。
積み立て投資をする【貯蓄がある人向け】
投資の運用を考えている方は、「iDeCo(個人型確定拠出年金)」や「NISA(少額投資非課税制度)」、「つみたてNISA」などを活用しましょう。
税制優遇を受けながら投資運用ができるため、税金を抑えることができます。
参考
※「iDeCo」は毎月決まった金額を60歳まで積立てて節税しながら老後に備える公的制度です。
積み立てた掛金は全額が所得控除の対象となり、所得税と住民税が軽減されます。
また運用期間中に発生する利益や一定額までの受け取りについても非課税です。
※「NISA」は毎年一定金額の範囲内で購入した金融商品から得られる利益が非課税になる制度です。
株式や投資信託などの金融商品に投資した際に発生する利益や配当に対する約20%の税金が掛からなくなります。
▶︎「つみたてNISA」との違いはこちらからチェック!
非効率!やりがちだけどオススメしない一人暮らしの節約術
節約家の中には、昔からの迷信を信じている人もいれば企業戦略にまんまとハマっている方もいます。
節約のつもりで行っていることが、実は消費につながっている場合もあるのです。
意外とやりがちな行動も多いので、この機会に自分の行動を振り返ってみましょう。
ポイント集め
ポイントを有効活用すると節約につながることは確かです。
同時に、ポイント還元のために無駄なものまで買ってしまうリスクもあります。
「この商品はポイント6倍だから買っておこう!」とストックを大量買いするのもNGです。
むやみにストックを増やすことは消費量が増える原因にもなります。
ポイントアップする曜日を狙って買い物へ行くのは構いませんが、ポイントアップという企業戦略に踊らされないように気をつけましょう。
クーポン割引やセールの活用
「初回限定!」「今だけ◯%OFF!」「2,000円以上のお買い上げで◯%引き!」
これらのクーポンやセール期間を積極的に活用すると、節約効果が得られます。
ただし、お得だからといって不要なセール品を購入したり、クーポンを当てにして無駄にお金を使う危険も伴います。
こうした浪費につながらないように、クーポンやセールはよく考えて活用しましょう。
スーパーのはしごをする
食材によって安く購入できるスーパーが異なる場合も多く、何店舗もスーパーをはしごしている方も多いです。
確かに食費は抑えられるかもしれませんが、ガソリン代などの交通費のほか、時間や手間を消費してまではしごする価値があるでしょうか。
総合的に判断して、スーパーを複数利用する意味があるかどうか、再検討してみることをおすすめします。
電気代は夜の方が安い
昔からよく電気代は夜の方が安いと言われていますが、これは半分正しくて半分間違っています。
夜の電気料金は確かに安くなることもありますが、それは使用している電力や加入しているプランによります。
いくつかある電力プランの中でも一般的なものが従量型の料金プランですが、このプランはどの時間帯でも電気料金の単価は変わりません。
つまり昼間でも夜間でも電気料金は変わらないため、夜だからといって電気代が節約できるということはありません。
電力会社によっては、夜に電気を使う人にとってお得な「夜間割引プラン」というプランも用意されています。
夜に電力を使う時間の方が長い方は、この夜間割引プランに切り替えると電気代の節約につながる場合があります。
トイレの水を「小」で流す
トイレを流すのに使う水の量は、「小」が約6リットル「大」が約8リットルと言われています。
この事実から、節約家の中には「小」しか使わないという人も多いようです。
ところがあまりにも「大」を使わないと、流しきれなかった分が蓄積してトイレ詰まりを起こす原因になります。
詰まりの解消には修理費用もかかりますので、節約どころではありません。
実際に、「小」だけで水を流してトイレを詰まらせた話はよく聞きます。
トイレの水道代は、節約せずにきちんと用途に合わせた使い方をしましょう。
お金が貯まる人は「稼ぎ上手」より「節約上手」な人!
お金が貯まる人と収入が多い人は必ずしもイコールではありません。
なぜなら、収入が上がると支出もそれに伴って自然と上げてしまう人がほとんどだからです。
お金を貯めるための近道は、収入を増やすことよりも支出を抑えることです。
自分のライフスタイルに合わせて節約方法をカスタマイズして、効率的に貯金を増やしましょう。