【ミニマリストのキッチン】暮らしは変化する。「ほどほど収納」のススメ。

2023-09-18

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調理道具や食材など、毎日手に取るものが多いキッチン。

だからこそ散らかりやすく、生活感が出やすいエリアでもあります。

そこで今回は、次のような方に向けてミニマリストのキッチン事情をご紹介。

□スッキリとした快適なキッチンに憧れる
□使いやすさを重視したキッチン収納にしたい
□キッチンにものが多すぎて掃除が行き届かない


キッチンをきれいに、使いやすくしたい方のヒントなれば幸いです。


ミニマリストのキッチン紹介


私がキッチンの空間づくりで意識していることは、暮らしの変化になじめる「ほどほど収納」です。

生活スタイルというのは、日々変わっていくもの。

だからこそ、生活感を完全に消そうとするのではなく、今あるものを活用しつつ、使いやすいものの量と収納を心がけています。


洗練されたシンプルな暮らしは、確かに素敵です。

それでも、統一感を出すためにわざわざ収納用品を買いそろえる必要はあるのでしょうか?

今あるものを有効的に最大限活用する。

そんなエコな暮らしの中にミニマリズムを愉しむのも、また一興だと私は考えています。

キッチン家電


それでは、まず我が家のキッチンに置いてある家電製品からご紹介します。

製品選びのこだわりは特にありませんが、壊れるまで使い続けることは意識しています。

下記のように、ごくごく普通の家電しか置いてありませんが・・

□冷蔵庫
□電子レンジ
□炊飯器
□IHクッキングヒーター


簡単にご紹介しますね。

冷蔵庫


冷蔵庫は以前使っていたものが壊れたため、2年前に買い換えました。

SHARP(シャープ)の152L入る冷蔵庫です。

一人暮らし用のコンパクトな冷蔵庫なので、二人暮らしだと1週間分の食材がちょうど収まるくらいの容量。

我が家には必要十分な容量です。

保冷効果も抜群なので、長く愛用できるよう大切に使っています。


電子レンジ


電子レンジは2017年製のものを現役で使っています。

たまにボタンが反応しないこともありますが・・

今のところ温める機能に問題はないので、まだまだ使う予定です。

炊飯器


炊飯器も2017年製のものです。

最近は炊き上がるころに「ガチャガチャ!」「ボンッ!」とうるさい音が鳴るようになってきました・・

早朝に炊飯器の音で起こされる日々が続いていますが、それでもお米は炊けます。

お米が炊けなくなるその日まで、活躍してもらう予定です。

IHクッキングヒーター


以前住んでいた賃貸には、二口のIHクッキングヒーターがもともと取り付けられていましたが、現在の物件にはガスコンロもありません。

そこで引越しを機に、一口のIHクッキングヒーターを買いました。

ガスよりはお湯が沸くまで時間がかかりますが、とにかく掃除がラクです。

おかげで、料理後にコンロ周りを毎日掃除するようになりました。

IHは火災の心配も少ないので、安心して台所に立てるのも嬉しいですね。


シンク周り


続いては、シンク周りをご紹介します。

洗い場は、位置的にIHクッキングヒーターのある場所が近いです。

そのため、油跳ねの防止にできるだけものを置かないようにしています。

我が家のシンク周りに置いてあるのは、下記のアイテムだけです。

□まな板
□食器用スポンジ
□食器用洗剤
□布巾


ささっとご紹介します。

まな板


まな板は、無印良品のものを愛用しています。

もともとは漂白剤で除菌できるプラスチック製のまな板を使っていましたが、汚れも取れなくなり衛生面も心配に。

引越しを機に、木製のまな板に買い替えました。

食材をカットするときに負担に感じていた手への衝撃がなくなり、以前より快適に調理できるようになりました。

水はけも意外と良く、心配していたカビもまったく生えていません。

買い替えて大正解でした。

食器用スポンジ


食器用スポンジは、ダスキンのスポンジを愛用しています。

100円ショップのものはすぐにヘタってボロボロになるので、使い切ったタイミングで長持ちすると噂のダスキンに切り替えました。

使い始めて半年くらい経ちますが、まったくヘタる様子がありません。

替えどきがわからないので、逆に何年も使ってよいものなのか心配になります・・笑

食器用洗剤


食器用洗剤は、コスパの良い「キュキュット」を長年使用しています。

大容量の詰め替えボトルを購入すると数か月は持つので、節約にもおすすめです。

価格以外では、油落ち性能にもこだわっています。

以前安い食器用洗剤を使った際、油汚れが落としきれずフライパンのヌルヌルが取れないことがありました。

キュキュットはコスパと性能を両方とも兼ね備えているので、これからもずっと愛用したい商品です。

布巾


シンク上のラックには、食器を拭くための布巾と水切りカゴ代わりの布巾をかけています。

布巾の素材はマイクロファイバーです。

使ったら干しておくだけで、次使うときまでに乾いているので後片付けも楽ちん。

かさばらないので、週に何度か洗濯をして清潔な状態を保っています。

キッチン下(シンク下、コンロ下)


続いて、キッチン下に置いてあるものをご紹介します。

キッチン下収納には、毎日使うキッチンツールや食材などを収納してあります。

□食品
□食器
□調理道具
□カトラリー


少しだけご紹介しますね。

食品

□調味料
□ふりかけ
□缶詰


要冷蔵の食品以外は、キッチン下にまとめて収納しています。

小麦粉や片栗粉はもちろん、だしの素や砂糖のストックまで。

キッチン下収納は調理中に取り出しやすいので、手間も省けます。

収納に使っているのは、無印良品|やわらかポリエチレンケース・ハーフ・中

引き出しに細かく仕分けるよりも、ざっくりと収納した方が上からものを取りやすいので、使い勝手が良いです。

毎日使うキッチンは、見た目より機能性重視で考えています。


コンロ下には、醤油、みりん、酒、サラダ油などの調味料を収納しています。

毎日自炊をするので、安売りの日にストックを買うこともあります。


食器


食器類もキッチン下にまとめて収納しています。

我が家は二人暮らしですが、同居人が一人暮らし時代から使っている、実家から持ってきた食器を現役で使わせてもらっています。

平皿が3枚ずつありますが、なんだかんだ2枚ずつでは足りなくなることもあるので重宝しています。

Uka
Uka

食器の減らし方については、以下の記事でご紹介しています。
見直したい方はぜひ参考にどうぞ!


調理道具(大)

□フライパン
□片手鍋
□両手鍋
□ボウル
□ザル
□包丁


鍋やフライパン、包丁はキッチン下に収納しています。

片手鍋とフライパンが重なっていますが、いつも同時に取り出すので利便性への影響はありません。

両手鍋はカレーや鍋のときしか使わないので、一番取り出しにくい場所に置いています。

調理道具(小)、カトラリー、その他

□おろし器
□お玉
□木べら
□ピーラー
□しゃもじ
□菜箸

□スプーン
□フォーク
□箸
□輪ゴム
□お茶パック


小さめのキッチンツールやカトラリー類は、引き出し収納に入れています。

無印良品のポリプロピレン整理ボックスで仕切ることで、引き出し内にものが散乱しないよう工夫しています。

輪ゴムは箱のままだと場所を取るので、家にあった小さなコップへ。

その横にあるお茶パックは、木炭で水を浄水する際に使っているものです。


吊り戸棚


最後に、シンク上にある吊り戸棚の中身をご紹介します。

こちらにはほとんど毎日使っている、下記のアイテムを収納しています。

□保存容器
□キッチンペーパー
□塩
□砂糖
□ラップ
□アルミホイル
□ポリ袋
□コップ
□マグカップ


吊り戸棚は2段目に手が届かないので、1段目にものを置くようにしています。

特にこだわりがあるものもないので、アイテムの詳しい紹介は割愛しますね。


ちなみに、メイン戸棚の右側にあるサブ収納スペースには、何も置いていません。


少ない日用品で暮らすコツについては、下記の記事でご紹介しています。

消耗品の節約に興味のある方は、ぜひ目を通してみてください。


ミニマリストのキッチンにないもの


ここからは、我が家のキッチンに置いていないものをご紹介します。

おそらく、ほとんどのご家庭には普通に置いてあるアイテムばかりだと思います。

持っていない理由について一言で解説していきますので、よければ参考にしてみてください。

キッチン家電編

トースター

パンを焼くときは、フライパンやオーブントースターで代用しています。

お菓子作りなどもしないので、我が家ではトースターの出番がありません。

ミキサー

スムージーなどのミキサーが必要な料理は、献立に組み込まないようにしています。

また洗うのが面倒なイメージもあり、今後も持つ予定はありません。

ホットプレート

自宅では、ホットケーキを手作りしたり焼き肉をする機会がありません。

ホットプレートを使う予定は今後もないので、我が家には必要なさそうです。

電気ケトル

お湯を沸かすだけなら鍋でも代用できるので、今のところ電気ケトルは不要です。

ただ今後、お湯を沸かすのが手間に感じるようになったら、購入を検討するかもしれません。

シンク周り編

三角コーナー

生ごみはラップやキッチンポリ袋に包んで、直接ゴミ箱に捨てています。

三角コーナーは不衛生になりがちなので、今後も今のスタイルを続ける予定です。

水切りカゴ

水切りカゴは場所も取るし、錆びるし、手入れも面倒です。

その点、布巾なら洗濯するだけで衛生的に保てるので、水切りカゴより扱いがラクになりました。

キッチン下編(調理道具、その他)

大量の収納用品

必要以上の収納用品は、キッチンの使い勝手を悪くするので持っていません。

台所に立つのは毎日のことなので、見た目よりも使い勝手を大切しています。

キッチンマット

キッチンマットは油でベタベタになり不衛生です。

床には何も敷かず、コンロ下だけまめにウェットシートで拭き掃除をしています。

鍋の蓋

鍋の蓋は毎回洗うのが面倒です。

アルミホイルで代用して、片付けの手間を省いています。

はじめはコスパ面を心配していましたが、アルミホイル1ロールで数か月はもったので問題なしでした。

鍋つかみ

鍋つかみはその用途にしか使えないので、もともと持っていませんでした。

今は布巾で代用しています。

やかん

お湯を沸かすときは鍋を使っています。

特に問題なく代用できているので、やかんは我が家には不要です。

圧力鍋

圧力鍋を使うような料理はしないので、持っていません。

事故の可能性があることも考えると、なおさら怖くて使えないです。

蒸し器

蒸し器を使うような料理はしないので、持っていません。

我が家では、電子レンジを使って食材に火を通すことが多いですね。

天ぷら鍋

自宅では揚げ物をしないので、天ぷら鍋は持っていません。

するとしても、フライパンでの揚げ焼きで十分です。

卵焼き用フライパン

卵焼きは普通のフライパンで焼いています。

専用のフライパンは小さくて汎用性が低いので、持っていません。

サラダスピナー

水切りは食材を洗った際にパッパッと水を切ればそれで十分です。

サラダスピナーは洗うのが大変そうですね。

計量スプーン

料理をする際は、いつも調味料の配分だけを意識して、基本的には目分量です。

計量スプーンを洗う手間もわりと面倒ですしね・・

トング

食材を掴むのは菜箸でもできます。

自宅でパスタを作ることもないので、トングは持っていません。

キッチンバサミ

食材のカットには包丁しか使いません。

あまり使い道がわからないので、キッチンバサミは今後も必要ないです。

泡だて器

泡だて器を使うような料理はしないので、持っていません。

調味料を混ぜるときは、菜箸かスプーンを使っています。

マッシャー

ジャガイモなどの食材をつぶすときは、木べらを使っています。

マッシャーは形状が複雑なので、洗う手間を考えると今後も必要ないですね。

湯切りお玉

湯切りをするときはザルを使っています。

あとは湯豆腐?くらいしか出番が思いつかないので、湯切りお玉は我が家には不要です。

卵スライサー

ゆで卵は包丁を使ってカットしています。

洗うのが面倒な卵スライサーはわざわざ使いません。

油引き

油は直接フライパンに垂らしています。

油引きを持つメリットがわからないので、今後も持つ予定はありません。



さて、いかがでしたでしょうか。

このようにミニマリストのキッチンには、現役で使っているアイテムしか置いてありません。

皆さんのご自宅には、最近あまり出番のないアイテムなどありませんか?

代用できるものがないか考えると、増えがちな調理道具を整理しやすいのでおすすめです。

ぜひこの機会に、キッチン収納を見直してみてくださいね。


整えすぎない。「ほどほど収納」は家事の味方。


さて今回は、ミニマリストのキッチン事情についてご紹介しました。

きれいに見せることにこだわるよりも、使いやすく暮らしに合った「ほどほどな収納」の方が心地よく感じる人も多いのではないかと思います。

本記事が、キッチンの利便性を上げたい方や、収納の見直しを検討している方の参考になれば嬉しいです。

それでは、今日はこの辺で。

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