お店で素敵なデザインが目に留まると、つい集めたくなってしまう食器類。
プレゼントでいただく機会も多いですよね。
そのため必要以上に所持してしまい、収納スペースを圧迫したり長年使わずに放置したりする方も多いです。
ただ最近では、「防災」や「終活」のことを考えて、きちんと管理できる量に見直す方も増えてきました。
今回はそんな方に向けて、必要最小限のもので生活するミニマリストの食器事情についてご紹介します。
□どれも必要な気がして、食器を減らせない
□食器が少ないと、生活が不便になりそう
□どの食器を残せばよいのかわからない
上記のような方は、ぜひ本記事をお悩み解決のヒントにしていただければ幸いです。
もくじ
ミニマリストが持つ二人暮らしの食器類
私は現在、賃貸で二人暮らしをしています。
その関係もあり、今回ご紹介するのは2人分の食器類ですが、一人暮らしの方は単純に半分の量で考えていただけば参考になるかと思います。
ではさっそく、我が家に置いてある食器類をご紹介します。
□茶碗×2
□汁椀×2
□平皿(中)×3
□平皿(小)×3
□カレー皿×1
□コップ×2
□マグカップ×2
使っているものに特別こだわりがあるわけではないので、ささっとご紹介しますね。
茶碗×2
茶碗は各々が使っていたものを持ち合わせているので、デザインもバラバラ。
ご飯がよそえればOKなので、どちらも100円ショップ商品です。
汁椀×2
汁椀も各々が使っていたものを現役で愛用中。
こちらも100円ショップ商品ですが、電子レンジで温められるタイプなので重宝しています。
平皿(中)×3
平皿(中)は、同居人が実家から持ってきたものです。
「ザ・実家」なデザインにほっこり。
こちらは魚や肉などの主菜に使うことが多いです。
平皿(小)×3
平皿(小)も、同居人が実家から持ってきたものです。
こちらは野菜料理などの副菜に使っています。
カレー皿×1
カレー皿も100円ショップ商品です。
カレーの日は同居人がこのカレー皿を使います。
私は茶碗にご飯とカレーをよそっているので、カレー皿は1枚だけです。
カレー以外では、メイン料理の盛り付けにも使用しています。
コップ×2
二人暮らしなので、コップは2つしかありません。
来客があるわけでもないので、十分です。
マグカップ×2
マグカップは冬に白湯を飲むときに使っています。
電子レンジを使えば、お湯を沸かさずに白湯が作れるので便利です。
ここまで見ていただければわかると思いますが、我が家にある食器はまったくおしゃれではありません。
ミニマリストが持つ食器は「白」のイメージが強いと思いますが、割れたり欠けたりするまでは今の食器たちを使い続けるつもりです。
おしゃれなものに買い替えるのも素敵ですが、今あるものを大切に使う暮らしも、それはそれで楽しかったりしますよ。
ミニマリストの食器収納
続いて、食器類の収納スペースをご紹介します。
我が家は食器類をシンク下にまとめて収納するスタイルです。
もともと持っていたアイテムを活用して整理しているので、正直見栄えは良くないです。
でも、決して使い勝手は悪くありません。
毎日使う食器しか持っていないので、重なっていても不便に感じないのです。
どうせ最終的には全部出すので、ガバッとまとめて取り出せて逆に便利だったりもします。
コップとマグカップは、シンク上の吊り戸棚へ収納しています。
ちなみに我が家のキッチン収納については、以下の記事で詳しくご紹介しています。
興味のある方は、一度のぞいてみてください。
最小限の食器で暮らすコツ【ミニマリスト流】
ここからは、必要最小限の食器の量でも快適に生活するコツについてご紹介します。
ミニマリストの私が意識しているのは、次の3点です。
□どんな食器にも対応できるメニューを献立の定番にする
□いろいろな用途で使える食器を選ぶ
□収納スペースに余白ができる程度の食器を所持する
それぞれ、簡単に解説しますね。
どんな食器にも対応できるメニューを献立の定番にする
食器の数を減らすなら、まずは献立を見直すのが手っ取り早いです。
なぜなら、作る料理の種類が多いと、おのずと皿も増えがちだから。
私はもともと、時間とお金の節約のために献立を固定化していました。
そのおかげで必要な皿の種類が減り、少ない食器でも不自由なく生活できています。
例えば、我が家では揚げ物や麺類は外食限定で、自炊では作りません。
こんな感じで作るメニューを固定化すると、使う皿も自然と減らせるので参考までに。
いろいろな用途で使える食器を選ぶ
料理が好きな方などメニューを限定することが難しい場合は、多用途で使える食器を選ぶと、必要な食器の数が減らせます。
極端な例で言えば、小皿にカレーをよそうのは無理がありますが、少し深さのある大きなプレートにはカレーはもちろん、より少ない料理を複数盛り付けることもできますよね。
まずは自分がよく作るメニューを想像してみて、どういった食器なら多くの料理に対応できそうか考えてみましょう。
収納スペースに余白ができる程度の食器を所持する
食器の数が多いご自宅では、食器の収納スペースに圧迫感を感じる場合がほとんどです。
食器を取り出しやすく、管理しやすくするためには、収納スペースに十分な余白をつくることが大切になります。
そこで、食器の数を減らす方法としてぜひ実践していただきたいのが、同じ大きさ・深さの食器を1~2種類まで厳選すること。
同じ用途の食器が複数あっても、結局いつも使う食器が決まっているというパターンは多いです。
ぜひご自宅の食器棚を眺めて、いつも使っている残したい食器を探してみてくださいね。
ちなみに収納テクニックの基本については、以下の記事でもご紹介しています。
お時間のある方は、ぜひ目を通してみてください。
ミニマリストの食器は、見栄えよりエコ。
さて今回は、ミニマリストの食器事情についてご紹介しました。
自分に必要な食器の枚数がわからない方や、食器を手放すことに不安を感じている方の参考になる部分があれば嬉しいです。
それでは、今日はこの辺で。