昨今、燃料価格や物価の上昇により、節約目的で生活を見直す人が増えています。
支出を減らすことは、コツさえ掴めば決して難しいことではありません。
そこで今回は、ミニマリストである私が普段から実践している「お金を使わない生活習慣」をご紹介します。
以下のような方は、ぜひ本記事を有効活用いただけると嬉しいです。
□大きな買い物をしていないのに、なぜかお金がなくなる
□物欲に負けて浪費することが多く、なかなか貯金が増えない
□ストレスフリーな節約習慣を身につけたい
今日から始められる習慣ばかりですので、まずはできそうなことから取り組んでみましょう。
それでは、どうぞ!
もくじ
お金を使わない生活習慣16選
私が実践しているお金を使わない生活習慣は、「食」「娯楽」「美容」「家計管理」の4つのジャンルに分けられます。
それぞれに分けてご紹介しますので、ぜひご自身の生活に取り入れやすいジャンルから始めてみてください。
食
自炊する
「自炊」は節約の基本です。
普段から外食やコンビニを利用する機会が多い方は、自炊の頻度を増やすだけで大幅に支出を抑えられます。
自炊のハードルが高く感じる方は、レンジを上手く活用しましょう。
レンジを使うと、簡単&時短で料理できるのでおすすめです!
お酒・ジュースを飲まない
お酒やジュースを購入する習慣がある方は、それらを意識的にやめるだけで大きな節約効果があります。
はじめは本数を減らすだけでもよいでしょう。
飲み物はあくまで水分補給のためと考えると、「水で良いかな」と思えるようになってくるはずです。
飲料水は備長炭で浄水した水道水のみ
普段から水分補給で水を飲んでいる方の中には、ペットボトル水を購入している方も多いと思います。
しかし毎日ペットボトル水を飲むとなると、費用もそれなりにかかるでしょう。
そんな方におすすめしたいのが、備長炭を活用した水道水の浄水です。
数時間、水に備長炭を入れておくだけで浄水できるので、水にかかる費用を簡単に抑えられます。
備長炭は微細孔が水道水に含まれる塩素やカルキ臭などを吸着することから、天然の浄水フィルターとして知られています。
さらに!炭に含まれるミネラルには、水を美味しくしてくれる効果もあるんですよ!
職場に水筒を持参する
毎日、職場や学校にペットボトル飲料を持参している方は、水筒に切り替えるだけで支出を減らせます。
水筒に入れる飲み物は麦茶などでもよいですが、私のように浄水した水道水を持参するのがコスパ的にはベストです。
保温・保冷機能がついた水筒を使えば、ペットボトル飲料よりもさらに美味しく飲めますよ。
昼食はおにぎり2個のみ
職場での昼食は、手作りおにぎり2個を持参して食べています。
お腹が満たせるので満足感もありますし、ふりかけで味付けを変えられるので飽きることもありません。
早起きして弁当を詰めたり、帰宅後に弁当箱を洗ったりする手間も省けます!
食費の節約方法については、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
興味のある方は、ぜひ目を通してみてください。
娯楽
たばこを吸わない
たばこは身体に大きな害があるだけでなく、経済面でも負担がかかります。
特に昨今は値上げが続き、1箱500~600円くらいになっているとか。
喫煙者の方は、できるだけ早い段階で禁煙を試みるのが吉でしょう。
ギャンブルをやらない
パチンコや競馬などのギャンブルは、一回の出費が大きいうえ勝てる確率が低いです。
ゲームセンターなども同様で、支出が膨らみがちな遊びはできるだけ控えるのがベストでしょう。
テレビを持たない
テレビを持つと、必然的にNHK受信料を支払う必要があるため、持っているだけでお金がかかります。
さらに、テレビにはネットショッピングやトレンド情報なども流れるため、物欲を刺激する情報もあふれています。
見たい番組があるわけではなく、なんとなくテレビをつける習慣がある方は、一度テレビをつけない生活を送ってみるのもおすすめです。
美容
髪を染めない・パーマをかけない
私が美容室でお願いするのは、いつもヘアカットのみです。
ヘアカラーやパーマはメンテナンスが必要なうえ、1回で1万円程度の費用がかかります。
2か月に1回施術すると仮定すると、年間で6~12万円も出費していることになります。
年間で考えるとかなりの金額ですよね。
ヘアカラーやパーマは髪へのダメージも大きいため、自髪を大切にしたい方も控えた方が賢明でしょう。
参考になるかはわかりませんが、ミニマリストである私の髪型事情について以下の記事でご紹介しています。
気になる方は、チェックしてみてください。
保湿は化粧水のみ
お風呂上がりのスキンケア、皆さんはどうしていますか?
私は化粧水をパシャパシャして終了です。
乳液や美容液などを念入りに叩き込んでいた時期もありましたが、化粧水のみのスキンケアに変えてから肌トラブルも減り、支出も減りました。
肌に優しいシンプルスキンケアについては、以下の記事でも詳しくご紹介しています。
スキンケアの見直しで肌の再生力をアップさせたい方は、一読の価値アリです。
トレンドや流行を追わない
毎シーズン代わる流行のコスメやファッションを追っていると、それだけで膨大な費用がかかります。
私は毎日同じ化粧品でメイクをして、毎日同じようなデザインの服を着ていますが、これだけで月に数万円は節約できました。
トレンドに左右されないミニマリストのワードローブについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
また、私が愛用している厳選コスメについては、以下の記事でご紹介しています。
興味のある方は、ぜひ覗いてみてください。
家計管理
家計簿で月の出費を把握する
お金を使わないようにするためには、まず現状を把握することが大切です。
数円単位でなくても構わないので、ざっくりと現在の支出状況を家計簿などで確認してみましょう。
どの支出を削るべきなのかが見えてくるはずです。
固定費・変動費を見直す
だいたいの支出が把握できたら、次に固定費と変動費を見直します。
大きな出費から見直すと、節約効果がわかりやすいでしょう。
固定費や変動費の節約テクニックについては、以下の記事で詳しくご紹介しています。
効果の高い節約術を知りたい方は、一読の価値アリです。
先取り貯金をする
お金を使わない習慣を身に付けるためには、先取り貯金が効果的です。
特に支出が多い方は、「余ったら貯金しよう」という思考を持ちがちです。
先取り貯金をして生活費に使えるお金が減ると、自然と浪費も減っていくでしょう。
ノーマネーデーを設ける
自動販売機やコンビニなどで毎日のようにお金を使う習慣がある方は、「ノーマネーデ―」を設けてお金を使わない日を意識してみましょう。
例えば、いつものルーティンでコンビニでおやつを買おうと思ったときに「あ、今日はノーマネーデ―だからやめておこう」と踏みとどまってみるなど。
「お金を使わない日」を意識できるようになると、少しずつ支出を減らす習慣が身についてきますよ。
欲しいものではなく「必要なもの」を購入する
お金の使い道として考えられるのは、「欲しいもの」と「必要なもの」の二択です。
支出を効率的に減らすためには、「欲しいもの」を我慢することを覚えましょう。
どうしても物欲に負けてしまうという方は、ぜひ下記の記事に目を通してみてください。
「欲しい!」という気持ちを根本的に解消できるヒントになるはずです。
お金が貯まらない人のNG習慣
ここからは、お金が貯まらない人がやりがちなNG習慣について解説します。
心当たりのある方は、要チェックです。
支出を把握していない
お金が貯まらない人は、何にいくらお金を使っているのか把握できていない傾向があります。
ここで重要なのは、「買い物単位の金額」ではなく月の合計金額を把握することです。
家計簿などを活用して毎月の支出項目と金額を確認し、削れる項目を洗い出しましょう。
当たり前になっている出費がある
たばこ、お酒、ギャンブル、サブスク、お菓子など。
すでに当たり前になってしまっている出費はありませんか?
意識的にお金の使いどころを再確認して、なくても困らない支出を見つけましょう。
中でも意外と盲点なのが、生活用品の出費です。
必要以上にストックしていたり、なくても困らないものを購入している可能性が高いため、見直す価値は大いにあるでしょう。
日用品の節約テクニックは以下の記事で詳しくご紹介しています。
アイテムの兼用などで効率的に支出を減らしたい方は、ぜひ目を通してみてください。
衝動買い・ついで買いによる浪費癖がある
一目ぼれで衝動買いしたり、安さに惹かれてついで買いをしてしまうことはありませんか?
お金を使わない習慣を身に付けるためには、こうした浪費癖を減らしていくことが重要です。
「買いたい!」と思ったら、一度踏みとどまってあえて買わない選択をしてみましょう。
「どうしても物欲に勝てない…」という方は、ぜひ以下の記事をご一読ください。
そもそも欲しいと思わずに済むテクニックをご紹介しています。
あればあるだけお金を使う
お金が貯まらない人は、あればあるだけお金を使ってしまう方が多いです。
ボーナスをもらうたびに大きな買い物をしたり、「生活費で余った分を貯金に回せば良いよね」と考えてはいませんか?
手もとにあるとどうしても使ってしまうという方は、定期預金などで自動的に一定額が貯金に回されるような仕組みを作ってみるのも一つの手段としておすすめです。
貯金が苦手な方は、以下の記事を参考にするとコツを掴めるかもしれません。
見栄にお金を使っている
多くの浪費家は、他人に良く思われたい・見られたいからこそ身の回りのものにお金をかける傾向があります。
しかしそれは、他人の評価のためにお金を使っているのと同じことです。
大切なお金を見栄のために消費してしまうのは、非常にもったいないと思いませんか?
自分の身の丈に合った気を張らない暮らしをすることで、自分自身にとって本当に必要なお金の使い道が見えてくるでしょう。
お金を使わない生活、思ったより楽しいかも!
さて今回は、私が実践している「お金を使わない生活習慣15選」についてご紹介しました。
「節約」というと我慢のイメージが強いかもしれませんが、今あるもので暮らす工夫をしてみると意外と楽しいものです。
買いたい衝動にかられたときは、「家にあるもので解決できないか」「今あるもので十分ではないか」を一度考えてみましょう。
それでは、今日はこの辺で。